「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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介護の終わりと心と体

2015-06-24 | ●介護回想(2015~)
今月になって、わたくし、泣いております。

先月まで
ジワッ~~と来たら別のことに意識をむけ
泣くというより、込み上げてウルッ程度で終わらせてた。
けして意識してそうしていたわけではないんだけど。

病院では全く泣けず、気持ちは「葬儀だ。葬儀社に連絡だ」
頭のなかは次のことばかり考えていました。

葬儀会場につけば打ち合わせ。
それからは、自分の用意のため一度家に帰ったり、お金を降ろしたり、親戚に連絡したり……
火葬場でもほぼほぼ泣いてない。

泣いた……といえるのは納棺の時。

家に戻ってからもあれこれせわしなく
納骨が終わってからは手続き
やはりジワッ~~程度しか泣いてない。

一段落ついた4月、五月
今度は心も体もエネルギー切れ。

心も体もなまりのように重く
ベットから起きられない……このまま一日中寝ていられる
(と思いましたがお腹が減るので起きました……)

カーテンも開けずにかなりの時間ボォ~としていたことも。

ゴミだしに行くのも、回覧板を回すのも
気合いが必要。(この気合いを入れるというのがネガティブな場合にはよくないらしい)

やる気がない……どこにも行きたくない……ではなく、
やれない
行けない
という感覚を初めて味わいました。
ただ、一歩出てしまえば普通にやることやって帰ってこられたので重症ではなかったんでしょう。

心のバランスを失うと体も不調に……
なんだかアチコチおかしくなった……

固定電話の呼び出し音が恐怖に感じたのもこの頃。



そして今月

何かのきっかけでジワッ~~ときたら
そのまま思いに任せて泣く
悲しいとか寂しいとか辛いとか全部吐き出して泣く

意識したわけではないのに、これまで泣きたりてなかった分なの?自然と泣くことが増えた。

同じ頃
「アニメでわかる心療内科」をニコ生で見た。
「つらいことを積極的に考えよう」という内容の回。

エモーショナル・ディスクロージャーというのだそうです。

日本語的には感情の開示?

リストラされた人に一日20分(?だったかな)その思いを語らせる。
辛さとか腹立たしさとか……
すると、それをしなかった人たちよりも再就職率がかなり高かったという実験結果

このままではだめだ……とか
強くならなきゃ……とか思うのではなく

つらい、つらい、つらい
嫌だ、嫌だ、嫌だ
……と考えていいんだよって話。

今、色々グダクダな自分を少しだけ許してしまおう、泣いてもいいと思えたことがプラスになったのか
かなり重かった心と体が少しずつ軽くなってきました。

重いままだったらどうしよう生きていけない
第一、これじゃ心療内科に行くこと自体が出来ないよ
……と思ったこともあったのだけど。


良かったことだけ寝る前に三つ書こう……というようなアドバイスがあるけど、これはある程度ポジティブな時にその状態を維持するにはよいけれど凹み気味の時には「無理してる感」が強くてマイナスなのかも?……と思うこの頃。

まだまだ気分の上がり下がりがあるのだけど、まあ、それなりにノソノソとガンバります


そしてさらにいえば自分の体が色々節目

こんな時期に介護が終わるってのはどうなんだ?……とも思うのでした

つづく