「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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母の日

2017-05-09 | ●介護回想(2015~)
母の日ギフトのカタログが送られてきて、辛い……と、友人が言っていた。
母を亡くして丸二年過ぎた私だって、通販のカタログに母の日ギフトの文字をみたら、そのまま捨てる。
カンケイないわって。
正直、送ってこないでほしいけど、企業側にそこまで求めるわけにもいかない。
そんなことを言い出したらキリがないし。

いい年の大人になって親を亡くしてもこんな気持ちになるんだから、幼いころに……というような立場だったら、小さな心を、チクチク痛めているんだろうなって、今更ながらに気づいた。
世の中がキラキラしているのを見るのってけっこう凹む。

ああ、いやだいやだ、母の日ギフトカタログ!
と、思っていたら
先週のコープの宅配カタログには
亡くなったお母さんを偲ぶ母の日……みたいなページが組まれていた!
うーん、その手があったか!
と思わずうなった。
お線香などの商品や、お母さんが好きだったものを……という感じ。

うちはこういうイベント系はスルーな家だったので、特に仏壇に何かをする予定はない。
セブンイレブンでスイーツでも買ったら仏壇にも一つ。
そんなもん。

米ドラマ見てると
大抵、故人の誕生日にお墓に花を捧げている。
仏教だと、亡くなると誕生日より、命日。
でも、私は、なんとなく、誕生日のほうが気になる。
命日は、お坊さんがいらっしゃるからその用意をしなくては……と思うけれど、「あっ!」と思うのは誕生日のほう。

この世に生まれた日と、この世を去った日。

この世を去った日って、残された者には、わりと残酷な記憶。
100才の大往生とかならそうでもないんだろうけど、
父はガンだし、母はアルツだし
どちらも亡くなった日の記憶は私には生々しくて、あまり振り返りたくないよ。

誕生日にお花のほうが
いいな。