ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

WHOの健康の定義に「スピリチュアル」は未だに加えられない

2017-07-27 04:22:07 | エッセー
 ある先生に私は、精神世界についてご教示を受けているが、今日先生の
著書を何回目か読んでいた。するとWHOで討議されて長年、未だに加え
られていない「スピリチュアル(霊的)」を、先生は著書の中で「魂的」と
書かれていた。一般的には「霊的」と訳されているので、それはもしかしたら
オカルトとか、宗教、霊、見えない世界など、摩訶不思議なもので、抵抗感が
あるのではないかと感じた。私はこの「魂的」という言葉に出合ったのは初めて
だが、まったく抵抗感がなく心にスーッとフィツトした。
 どんな人でも心の奥にある「魂」の存在は信じていると思うし、私もヨーガや
精神世界を長年研鑽していたが、この言葉がWHOで提唱する「スピリチュアル」
にまさしくぴったりだと思った。

 「霊的」を「魂的」と訳せば、ほとんど抵抗感がないのではなかろうか。
魂とは心を超えたもっと深遠な存在で、どんな人にもあるものだが、霊能者でも
ある先生は、「スピリチュアル」を「魂的」と表現されたのは、ごく自然で素晴ら
しい言葉だと私は思った。先生は「現世は見える世界と、見えない世界とは
50%分づつ」とおっしゃる。私自身も身心両面の指導者として、それらは十分
感じてはいる。いずれにしても・・・見えるものだけしか信じられない人は、もし
かしたら「人間としての許容量が少ない」のではないかと思うが、これは言い過ぎ
だろうか。多分十数年前にオランダのライデンの田園風景の「チューリップホテル」
で開催された国際心理学会。当時WHO事務局長だった中島先生に、「WHOでスピリ
チュアルが否定された様子」をつぶさに聞いた。そのため人一倍「スピルチュアル」
に今でも関心がある。でも、一体いつになったら「健康の定義にスピリチュアル」
が取りいれるのだろう。今はもっとも必要な時代だと思うが・・・
コメント
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