ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

ビヴァ、80歳代!

2018-01-05 03:17:56 | エッセー
 今朝の読売新聞は「人生100年冒険は続く」と、一面イッパイの記事が
あって、作家の佐藤愛子さん、アプリの開発者の若宮正子さんの取材記事が
大きく掲載されていた。若宮正子さんの「80の手習いなんて当たり前」
「健康寿命だけではなく、活動寿命も大切にして欲しい」という素敵な言葉で
私はスッカリ朝から嬉しくなった。未だに年を取ることはネガティブだと言う
観念が大変強い。それは人間が古くなるのだから、体も、頭も、見た目も老化
するのは当然だが、気持ちは年を取らないと思う。ただしこれは大変個人差がある
のは確かで、私の知っている範囲でも、エネルギッシュでアクティブだと思える
人は、ごくわずかしかいないのは事実だ。

 年齢を重ねたら良くないことばかりと捉えるのは、長年の定説だと私は思う。
何故なら年齢を重ねても、若い頃よりステキな事も沢山あるはず。
 でもそれは若い人にはきっと理解できないだろう。命が目減りしていく分、私は
燃えて生きたい困った性格で、「いつ死んでも惜しくない」も私の価値観だ。、
 若宮正子さんと同じ年82歳の私、昔風に言えば老婆だけれど、今でも楽しい事は
沢山あるが、それは自分で探さなければならないと思うし、待ってばかりいても
ただ月日が流れて行くだけ。

 これも嬉しいことの一つだが(一人で喜んでいるが)私と同じ年齢の人は輝いて
いる人がスゴーく沢山いる。ノーベル賞受賞の大江健三郎さん、大村智さん、世界的
に活躍している小澤征爾さん、私が今でも恋しているエルビスも、あの三輪さんも同じ
昭和10年の生まれなのだ。私達よりもっと高齢でも、ご活躍している人も多い現代だ。
今でも一応元気な私だから、これからの若い人達が「年齢を重ねるのもそう悪く
ないし、案外ステキな事かも知れない」と思って頂けるような、サンプルになれたら
それだけでも幸せだと思っている。さあ!今日も前を向いて生きなくては・・・
 



コメント
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