ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

「世界心理治療学会」で発表 小池能里子のアドバイス

2018-01-24 06:57:56 | エッセー
☆「リコーバカ」と「バカリコー」 
 世の中にはこの二つのタイプがあると言われています。
A 利口馬鹿とは・・・・・IQ(知能指数)が高く頭脳明晰だが、社会的な適応性が
なく 心の機微にうとく、自分ではそれに気がつかない。
B 馬鹿利口とは・・・・・・あまり頭は良くなくても、いわゆる気働きができるので
 人間関係も良く、仕事の面だけではなく、個人レベルでも引き立てられること
が多い。
知能指数は受験、入学、就職には大変有利です。でも、社会に出たら、余程天才
なら別ですが、「心の知能指数」も高くないと大成するのはなかなか大変です。

 実はカウンセリング・ルームに相談に訪れる多くの方は、失礼ながらAタイプ
多いようです。でも、色々な具体例を紹介しながら、性格、心理分析などをして
「自分自身の内面を明確に知ること」で、「心の知能指数」も高まって、もともと
頭の良いタイプなので、その変化は目覚ましく、これほどやりがいのあるご指導は
ありません。私の古い友人の息子さんは、IQはバツグンですが、現在は入院して
治療中です。どんな世界でも、「能力三割、人間関係七割」とも言われるそうですが
Aタイプの方は、人間関係があまり良くないため、たとえ能力があっても、周囲から
引き立てられることがないため、サクセス・ロードから外れてしまうのでしょう。

☆心の知能指数うとは(1月12日にも紹介しました)
 1 自分の感情をコントロールできる。(怒り、不平不満、落ち込みなど)
 2 自分自身の内面を理解する(性格、考え方、行動パターンなど)
 3 前向きに考えること。(プラス思考、肯定的)
 4 努力できること。(持続性 、集中力など)
 5 他人と協調したり、共感したりできること。
 6 感謝の気持ちを持てること。
 7 他人の好意を素直に受けること。
 言葉にすると簡単ですが、これらを自然にさりげなくできる人と、相当努力をし
なければ難しいタイプがあると思います。もしもあなたが自分はAタイプで損を
しているなと感じられたら、このようにご自分を変えるように、努力なさっては
いかがでしょうか?この7項目はカウンセラーとして、以前大手企業の研修講師
をしていた頃に、いつも感じていたことです。
どんなことでも全てが人間関係ですので、大変役立つと思います。

 私の指導経験では、家庭での関係が良くない人は、多分職場でもあまり良好
な人間関係が築けないのではないかと思います。また「外の顔と家庭での顔
(内面と外面)が極端に違うタイプは、職場では良い顔をして、家庭では
ホンネで家族に対応するために、あまり円満な家庭を営めないでしょう。
 一言で申し上げれば、「自分の気持ちにある程度正直でありながら、相手にも
協調できる心の持ちかた」ですが、いつでも、どこでも付きまとう人間関係が
スムーズにできるか、そうでないかによって、人生は大きく変わることでしょう。
 最後に重要なアドバイスはあ、「時間を守れない人、挨拶ができない人は、たとえ
どんなに能力があっても、決して一流にはなれない」と言われています。
 心あたりがある方はぜひご用心下さいね。ちなみに私は多分「バカ、リコータイプ」
だと思っています。

コメント
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