先日は夫の友人との付き合いで出かけるが、彼に何度言ってすぐ忘れる。
「11時にお迎えに来てくれるから、早くひげを剃って身支度してね」と言って
私は自分の部屋で仕事をしていた。しばらくしてから、夫は未だパジャマ姿のまま
だった。時間は10時半「急いで支度してね」と言ったら、彼は「すみませんネ
いつも能里子さんに迷惑をかけて」と言った。その時「どんなに、迷惑かけられて
もいいから、あなたに長生きして欲しいの」と言ったが、それは私のホンネだった。
すると夫は「そう。ありがとう」と、ちょっと嬉しそうにニコニコしたが
それから間もなく、友人が迎えに来てくれ夫は出かけた。
その後ゆっくり冷たいお茶を飲みながら、私はハット気づいた。
「さっき言ったことは、すごい殺し文句だったのかも知れない」と。
そう言えば、気づかずに私はさりげなく、相手を心地よくする言葉をダイレクトに
言うかも知れない。これはリップサービスでなく、自然派生的な本当の気持ちだ。
そう言えばと、突然思い出したのは、まだ高校時代の頃、ボーイフレンドと道を歩いて
いるとき、まだお酒など飲んだことなかった私に、彼はこう言ったのだ。
「あなたは素面で殺し文句が言えるんだね」と、それが東大生だったから、余計
忘れなかった。それは天真爛漫で感覚的な私なので、決して作為的ではないのは
相手も分かるはずだ。また心しているのは、たとえ感じても、相手が不快になる言葉
は絶対言わないようにしている。だから、昔から「天然の悪女」とか「魔女」とか言わ
れたのかも知れない。でも、たとえどんな作戦でも、認知症8年目の夫がときどき
「ああ!幸せ!」と言う生活は、「魔女もどき」の妻を持った夫は幸せかも・・・
そのため、高齢になってからも、夫ある身で恋愛相手でもないのに、「結婚したい」
ナーンテ3人の男性に言われたのかも知れない。凄いでショ!
また自慢しちゃった!
「11時にお迎えに来てくれるから、早くひげを剃って身支度してね」と言って
私は自分の部屋で仕事をしていた。しばらくしてから、夫は未だパジャマ姿のまま
だった。時間は10時半「急いで支度してね」と言ったら、彼は「すみませんネ
いつも能里子さんに迷惑をかけて」と言った。その時「どんなに、迷惑かけられて
もいいから、あなたに長生きして欲しいの」と言ったが、それは私のホンネだった。
すると夫は「そう。ありがとう」と、ちょっと嬉しそうにニコニコしたが
それから間もなく、友人が迎えに来てくれ夫は出かけた。
その後ゆっくり冷たいお茶を飲みながら、私はハット気づいた。
「さっき言ったことは、すごい殺し文句だったのかも知れない」と。
そう言えば、気づかずに私はさりげなく、相手を心地よくする言葉をダイレクトに
言うかも知れない。これはリップサービスでなく、自然派生的な本当の気持ちだ。
そう言えばと、突然思い出したのは、まだ高校時代の頃、ボーイフレンドと道を歩いて
いるとき、まだお酒など飲んだことなかった私に、彼はこう言ったのだ。
「あなたは素面で殺し文句が言えるんだね」と、それが東大生だったから、余計
忘れなかった。それは天真爛漫で感覚的な私なので、決して作為的ではないのは
相手も分かるはずだ。また心しているのは、たとえ感じても、相手が不快になる言葉
は絶対言わないようにしている。だから、昔から「天然の悪女」とか「魔女」とか言わ
れたのかも知れない。でも、たとえどんな作戦でも、認知症8年目の夫がときどき
「ああ!幸せ!」と言う生活は、「魔女もどき」の妻を持った夫は幸せかも・・・
そのため、高齢になってからも、夫ある身で恋愛相手でもないのに、「結婚したい」
ナーンテ3人の男性に言われたのかも知れない。凄いでショ!
また自慢しちゃった!