ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

20年前より体調が良い日に感じたこと

2018-11-12 10:47:42 | エッセー
 今日から83歳、自分がこれほど長生きするなんて・・・ 心と体との関りに
気づいた20代後半、人一倍神経が細い自分を、長年さまざまな方法を学びながら
自分をコントロールしてきた。そのお陰で健康で元気な自分がいる。
 腰痛、ひざ痛、突発性難聴炎の後遺症の耳鳴り、座骨神経痛、突発性良性頭位
めまい症など、それらも色々学習した中から、自分なりに工夫し努力した結果
医学的な治療を受けずに、今現在は全快したのは、自分でも驚いている。
まして・・・これだけは胸を張って言えるのは、60歳代より80歳代の方が体調
が良い、自分でも凄いと思っている。このひと月の忙しさは格別だった.
ショクックだったペットの死、でも改めて考えると老衰によるもので、眠るように旅
立った。いつもお世話になっている動物病院や、トリミグしていたお店に、報告とお礼
の電話をした。すると思いがけなく、動物病院の院長先生からお電話を戴いたが、色々と
お話したら、やはり「老衰による自然死だから、そんな時点滴などすると、バランスが
崩れるから、とても良い対応だった」とおっしゃった。そのやさしい言葉はホット
すると同時に、「間違っていなかったのだ」と、とても癒された思いだった。

 一昨日は「世田谷合唱祭」、世田谷区民ホールで、私がヒントでできた「魔女のうた
を混声合唱した。昨夜は学会40年前の私を知っている人達から、カリスマ的でその
世界では超有名で亡くなったM博士が「私がとても好きだった」と聞かされた。
過去に何度も有名な先生に特別扱いされた私、それは天性の性格のためだと思って
いる。明日は誕生日だと知って、学会の顔見知りの四国から来た先生が、お誕生日の
お祝いにと、二次会の私のテーブルの5人分料金、全部を支払って下さった、恐縮
したが、そのご好意がとても嬉しかった。8時前に家を出て、理事会、学会参加、懇親会
二次会、帰宅したのは10時頃、の二日間はことに忙しかった。

今日は特別予定を入れず前日の新聞をゆっくり読んだ、朝からお祝いのメールが
何通も入り、お花も10時現在3つ届いた。もっともゴージャスなのは、元スタッフの
3人で送ってくれるお花、それには「能里子先生 お誕生日おめでとうございます。
 いつも華やかで、キラキラしている先生、これからもお元気で、私達の希望の
 星でいてください」と、メッセージがついていた。他の二つは息子夫婦からと、長い
お付き合いの元編集者のkさんからで、私は今年彼女に送っていないことに気づき、「申し
訳ない」と心の中で謝った。いずれにしても・・・小さな幸せがいつも、私の周りを漂って
いるのは本当に有難くて、とても嬉しいことだ。



 朝からとても幸福感に包まれた。今最も望んでいるのは、人生100歳代時代を
「若々しく、元気で、心弾ませて生きる」自分が毎日行っている実際のノウハウを
お伝えしたいこと。「今停滞していているけれど、近い未来にきっと実現できる」と、いつも
希望的な観測をしている脳天気な私。今の私に必要で、大切なことは、認知症の夫の介護だが
何時までも元気な「認知症優等生」でいられるために、これからも、努力と工夫を重ねたい。
 お日様も急にパーッと出て、気分も晴れ晴れした。今日はデイホームへ出かけた夫、ちらかった
お部屋を片付けてから、ランチは幸福感を味わいつつ、きれいなお花に囲まれて、一人ゆっくり
ワインで乾杯しようと思っている。

コメント
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