ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

誕生日の前に届けられた嬉しいお祝い

2018-11-10 07:03:49 | エッセー
 さっき電話があり、早めにお誕生日のお祝いを届けてくれた子さんは、私の
ヨーガの一番初めの生徒さんで、そのお付き合いは一体何年になるだろう。
彼女は20代前半で、初めて会ったとき「美しく清楚で、まるで白い花のよう」と
思った。資産家のお嬢さんで、その頃はあるラジオ局のアナウンサーだったので
私が開いたパーティーは、すべてT子さに司会をお願いしていた。
※タージマハール

確か私と一緒にインドへ4回行ったが、デリーのアシュラムへは泊めていただき、帰りに
もう一度先生にご挨拶したが、その時は二人だけでインドを2週間観光した。
その時は日本語が話せるガイド兼ドライバーのタクシーで、インドを周ったが
随分リッチな旅だった。ベナレス近辺をガイドしてくれたのは、日本の多摩美大卒の
芸術家で、ガンジス河畔にある「久美子の家」のご主人だった。
 先日その方が亡くなったと、T子さんからメールを頂いたばかりだが、とても流暢な
日本語で、明るく楽しい方で、私達が気に入ったようで大変親切だった。
 二人だけで行ったインドは、大変エキサイティングな旅で、さまざまな体験をして
その時のことをまざまざと、懐かしく思い出した。それにしても・・・
 月日の流れは恐ろしいように早い。
※リシケシ

長い年月にはT子さんのご両親も亡くなり、何か所がある建物の管理に彼女
は毎日大変忙しいようだ。現在住んでいるビルのエレーベーターを変えるため
随分前から、5階の階段を毎日上り下りしているそうだ。
 お嬢さんだった彼女も、早や高齢者になったが、昨日久しぶりに会って、やはり
美人は年をとっても、キレイで得だなと思った。私達は長年お誕生日のプレゼント交換
しているが、私に物を選ぶのは難しいようで、いつの間にかきれいな封筒入りの金一封
になった。何だか娘にお小遣いを戴いたような気分で、「何を買おうかしら?」と
今ちょっとウキウキしている。
※ジャイプール

コメント
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