ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

天国へ旅立った愛しいペット

2018-11-03 07:24:15 | エッセー
10月4日からペットフードを全く食べなくなり、次は鳥肉と野菜スープを
やがて大好きいなおやつも食べなくなった。そのため今まで大好きだった、トマト
カボチャ、サツマイモ、牛肉などをいろいろ料理したが、全然食べなくなった。
 ペットは17歳1か月、小型犬の平均寿命は14歳だそうだが、17歳の誕生日の
小さく切ったステーキや、プリンはとても美味しそうに食べた。
 大分以前から足も弱くなったので、ペット用のベビーカーで散歩をしていた。
それ以前は何でも食べていたし、何か欲しいと必ず私の足元に来てねだるので、悪い
もの以外は、最近は私達が食べるものも与えていた。
 孫娘が高校生の時に私はペットを買い与えたが、結局家で買うことになり、犬を
飼った経験がないので、一緒にデパートのしつけ教室へ、しばらく通ったのもとても
懐かしい思い出だ。毎朝ウオーキングする夫と散歩に行って、「ワンセット」と言われ
友人達にも可愛がられていた。



まったく食べなくなってから、「このままでいいのだろうか?」と、随分逡巡したが、「どこも痛がっていないし、もう寿命だから、そっと見守ろうよ」夫の意見と同調していたが、実は気が気ではなかった。夜中に起きると必ず様子を見たが、いつもスヤスヤ眠っていた。 ほとんど歩けなくなったが、いつも夫の介護ベッドの下で寝ていた。
前の夜は一緒に寝ようと、私のベッドに入れたら、目を離したすきにバタンと落ちたが、どうも私と寝るのが嫌だったらしい。そのため、夫のベッドの下にそっと寝かせた。
そして今日もアイスクリームを鼻の前に持って行ったが、全く食べなかった。

昨日午後から買い物に行き、3時ごろ帰ってすぐに抱き上げたが、じっとしていた
もしもの事があったらと予感したので、トリミングもしてきれいだ。
 でも目やにが出ているので、拭いて上げようと思ったが、抱いていては拭けない。
夫にだっこしていてと頼み、お湯で湿した温かいタオルで、目やにをキレイにとって
手もそっと拭ったが、気持ち良さそうにじっとしていた。体が痛いと可哀そうだからと
羽根布団を二つ折りに敷いて、その上にそっと寝かせた。
 それから食事の準備をして食べていたが、何故か気になったのでよく見たら、すでに
息をしていなかった。最後に大好きな夫に抱かれて、眠るように旅立ったリム。
 賢くとても扱いやすく、祖父母まで記載された血統書付きのミニュチュア、ダックス
だった、私達と暮らした17年間、楽しかった思い出が駆け巡り、たまらなく淋しいが
天命を全うして眠るように旅立ったリム、長い間幸せをくれて有難う、天国で幸せに暮らしてね。




コメント
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