ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

何歳になっても人間できていない

2018-11-19 08:03:59 | エッセー
 一昨日は夫と都内の殿ヶ谷公園へ出かけ、昨日は友人達と3回目の誕生日会を
やった。渋谷のあるレストランだったが、隣の席に時々テレビで見る人気タレント
がいたが、実物はもっと素敵で可愛らしく、愛想の良い人だった。
この二日間はいろいろと気づくことが多く、長い人生の中で考え抜いたが、それは
自分の中の愚かさ、甘さ、自己顕示の強さ、傲慢さ,、鈍感さなどだった。
そのため、反省と自己嫌悪などに陥り眠れなくなった。

人間何歳になっても気づくことが多く、自分では謙虚で、素直、感謝の気持ちで
生きていると思っていたけど、実はそうではなかった。
自己中心で、我儘な本質が心の中にしっかり存在している。
嫉妬心、競争心、攻撃心は希薄なので、それが「生きるためにどんなにか楽だ」
と言うことは認識していたが、年齢と付き合いながら、もっと静かに、穏やかに
生きたいと思った。それには「心の火」を消すことが必要だが、人生の終焉に歩んで
いるのに、これが今の私にとってもっとも難しいことかも知れない。
コメント
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