ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

夕立の日の午後

2018-08-14 05:42:53 | エッセー
 3時頃からゴロゴロと雷が鳴っていた。臆病な私は幼い頃から雷が大嫌いで
よく怖がって泣いた記憶がある。今日はデイホームで夫がいない、稲光が恐ろしい
ので、カーテンを全部閉めた。先日イタリア料理店で食べたアボカドの料理が
美味しかったので、何とかそれに似た味を作ろうと、アボカドを細かく切りそれを
クリーム状にしようと。まな板でたたいていた。
 すると友人から「雷鳴がとどろいていますが、今は一人ですか?!すぐに収まり
ますから・・・」とメールが着た。やさしい友人は臆病なのを知っているので
慰めてくれたのだろう。

テレビを見ながらあアボカドをまな板で叩いて、その味を思い出しながら、色々
加えたがどうしても同じよう味にならない。味を確かめながらやっていたので
外の雷鳴はあまり気にならなかった。音は全く聞こえなかったが雨が降りだした。
後でテレビで見たら、夕立は物凄く強く、都内でも相当の雨量だったようだ。
「夕立は馬の背を分ける」と昔から言われたそうだが、地域によっては、大雨のため
の被害もあったようだが、梅が丘はそれほど降った様子はなかった。
※アボカドソース(鶏がら顆粒、コショー、リンゴ酢、砂糖、タバスコ、マヨネーズ入り)にして
 ほたて、エビ、ぶろっこり-、トマト、リンゴの上にかけた。 雷のお陰で集中できたが
 とても美味しかった。

 昔の夕立は空が真っ暗になり、雷がゴロゴロなって雨が降って恐ろしかった。
でも、雨がやんで空が明るくなり、空にきれいな虹がかかって、とてもキレイだった。
 雨に濡れた庭の木、涼しい風が吹いてとても気持ちよかったが、夕食のとき「時代が
変わり、環境がすっかり変わって、昔のような夕立の風景はもう見られないね」と、夫と
懐かしい夏の風物詩だった、思い出の夕立について話した。
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鯵のフレンチフライ・ラビゴットソース

2018-08-13 07:33:54 | エッセー
 今日スーパーへ行ったら、滅多に見たことがない小さな鯵が売っていて、値段も
安いので、久しぶりに懐かしい料理を作ろうと思った。。
★ 材料 小鯵(16匹入っていた)トマト、玉ねぎ、パセリ(私は大葉を使った)
  オリーブオイル、、またはサラダオイル、酢(リンゴ酢)
 

★ 作り方
 ラビゴットソース
トマトは湯向き、玉ねぎ、パセリ(私は大葉を使った)すべて細かく切る。
オリーブオイル、またはサラダオイル、リンゴ酢、塩、コショウ(適宜)で味付け
して置く。
 鯵は頭をとり、内臓を出してぜいご(これがちょっと大変で頭痛くなった)
をとる。メリケン粉をつけてから上げにする。骨まで食べられるよう弱火で
ゆっくり揚げ、それを一度出してから二度上げにする。
それをラビゴットソースに漬けて、しばらく置き冷蔵庫で冷やす。または揚げたて
OK、味付けはお好みで。

 この料理は若くして結婚した、まだ料理ができない私に親同士が相談して
「お料理教室へ一年通う」ことを条件にした。すぐに駒込の栄養大学へ通って習った。
お魚など触ったことがなかったけれど、初めて小鯵の下ろし方を教えてもらった。
 その時代(60年以上前)は、現在のような家庭料理ではなく、その頃でも高価
だった、エビ、ホタテ、牛肉などが材料で、豪華な料理ばかりで、全く役に立た
なかった。その中では珍しくもっとも庶民的だったのが、この魚料理だった。
 そのため、一年間はとても通えず、多分そう長くは通わなかった。
この料理は手間がかかるが、時おり作っていたが、彩りがきれいな懐かしいお料理だ。
 久しぶりに食べたら美味しかったので、手間がかかるがご紹介した。
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認知症の夫を介護して8年

2018-08-12 07:06:30 | エッセー
親の介護のために仕事を止めて介護をする人も最近は多いようだが、先日NHK
テレビで「介護の知恵大集合」と言う番組をやっていた。
 それぞれが上手に親の介護をする人が紹介されたが、いろいろと工夫している
が、本当にご苦労なことだが、これからますますそんな人が増えざるを得ないだろう。
 世田谷区でやっている「高齢者認知症家族の会」に、たまに出席するが、ご主人が
奥さんを介護している場合は、なかなか大変だと思う。多分夫の介護の方がずっと
楽ではないかと思う。私は夫が認知症と診断されてもショックが少なかったのは
まだこれほど認知症が知られていない頃から、知識があったからと、それ以前に日本
では最高に実力があり、高名で世界的に活躍していた先生の一年前と一年後の状態を
、国際学会に出席のためご一緒したので、つぶさに見たからだ。

 12年前にロシア、エカテリンブルグ「中央アジア国際心理学会」へご一緒した時
「なんか先生以前と違って、ちょっと可笑しい」と感じ、友人の大学教授は怒って
先生と口を利かなくなったので、間に入って私は随分気を使った。
 その一年後北京で開催された「世界心理治療学会」で、基調講演の時間を間違えて
講演できず、大勢の受講者たちが大さわぎをした。
 日本へ帰ってから「先生は認知症だった」と知ったが、「奥様が同行する私達に
一言言って下さったら、あんなことは絶対になかったはずだった」と、残念がっても
後の祭りだった。あんな優れた方でも認知症になる事実は、あまりにもリアルで
ショックを受けたが、そのクッションがあったためか、夫が認知症と診断されても
それほど驚かなかった。夫には「少しも恥ずかしくないから、友人や知人でいつも
付き合う人達には、認知症であることをはっきり言うように」と、私はくり返し
言った。

 知識があったので、その対応はかなり上手にできたが、夫は素直で穏やかな人だが
怒らせるのは至極簡単だ。私達夫婦は価値観が大変似ているので、彼の意見は素直
に共感できるし、どんなことでもできるだけ反対しないことにしている。
 8年目にもなると、相当ひどい状態の人も多いようだが、その8年間に唯の一度も怒った
ことがないのも、随分効果的だったようだ。子供達には一切頼まず、デイホーム
に毎週3回通っている。そこで色々な人とのコミュニケーション、体操、またクロス
ワードハズルなど頭の刺激をしているようだ。ときどきそれを見ると、私より夫の方が
余程頭が良いと感心してしまうが、そんな時には大いにほめることにしている。
 幼児性の強い妻は、シャボン玉、花火などしたり、さらに言語障害なので、そんな私
を見て、夫は半分呆れて笑うことが多い。けがの功名だが、そんな意味では彼の気持ちを
癒しているのかも知れない。これからも長丁場だが、できるだけ穏やかに、気長に夫に
寄り添っていくつもりだ。
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「リコーバカ」ウインドウス10

2018-08-11 15:39:20 | エッセー
 大変使い勝手が良かった7から、4月に10に変えてから、私はいつもイライラ
している。なかなか立ち上がらなかったり、フリーズしたり、メール機能の同様で
いつも遠隔操作ができる「サポートセンター」に、相談しながら毎日使っていた。
 それでも昨夜文章を書いていたらフリーズしたので、一度シャットダウンして
再起動するつもりで電源を落とした。つもりだったが、お風呂から出たらまだついて
いる。そのまま30分ほどしても、まだそのままなので、仕方なく強制終了をしようと
スイッチを入れた、全く反応しない。午後の8時半が頃から、とうとう朝4時まで
終了状態のままでくるくる回っている。もう一度やつてもできない。
 仕方なくまた新宿のビッグカメラまで朝一で行ったが、4月に購入してからこれで
3度目のビッグカメラ行、本当に厭きれてしまう。
※世田谷区の花 可憐なさぎ草

 ホームページの管理センターの人も、ウインンドース10はトラブルが多く、大変
使いにくいと言っている人が多いらしい。私は今回で多分5台目の買い替えだったが
ビスタはバカで使いにくかったが、ウンンドース7はとても良かった。
 次つぎに新しい機種が出るが、だんだん良くなるのが普通だと思うが、性能が
良すぎて使いにくいなんて・・・・
 余計な機能が沢山ついている、さらに毎月それらが勝手に追加されるが、止めることは
できない。それらが勝手に動いて、邪魔して使えないなんて、本当に腹が立って仕方がない。
 メカオンチの私が使っているのは、ワード、メール、ピクチュア―、パワーポイントだけ
なのに、どんどん更新して新しい機能が嫌でも追加される。
 私は「ウインドース10は、人間で言えが「リコーバカだ」と思っている。
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腹いせに夫に拝ませちゃった!

2018-08-10 07:05:17 | エッセー
 昨日はは我がクラスの女性が幹事の会だった。会食は我が家の地下の「ゆず花」
に決めた。飲み放題付き3500円にしたので、いくら昼間でもこの価格ではと
私は思ったので、少々何か補充しようと思った。
 かと言ってお店の美味しいお料理に対抗できる訳はないし、そのためごく簡単に
できるもの二点に絞った。それは発酵食品のぬか漬けキュウリと、ちくわの揚げ物で
無論お店の許可は得ている。キュウリを半分に切りぬかみそに漬け、その漬け具合を
何度も見たりして、丁度よい頃合いをみて、これは美味しいと思った。
 そんな私の思いなどクラスメートは、誰一人気がつかず、「ありがとう」とも
美味しいの一言もなかった。別にお礼を言われたくてやっている訳ではない。
気前が良くお人良しの小池がやるのは当たり前、と思われているのだと、お酒が
入っているためか、妙に腹が立った。
※ ナスに衣をつけて揚げる。それを冷やして、ネギと生姜の薬味、めんつゆ
  かける、簡単で安く美味しいと好評。

 家に帰り夕食(と言っても我がや主食がビール)をしたら、定量を飲んだ夫が
言った。「能里子さんも一つビール」と。「それなら私を拝みなさい」「どうして?」
「だって私はおかみ様だから」そして私は、その腹いせに神様の正式な参拝方法
を教えて夫にやらした。すると夫は、ニヤニヤしながら「おかみさま、ビール
下さい」と私を拝んだので、ちょっと面白かったけど、これってバカみたい。
 少々酩酊した変な老夫婦である。
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