街を店を家を襲った津波!! 海水に浸かったすべてのもの~道路も床も散乱した家具にも~あらゆる水に浸かったものが黒い極小粒子のヘドロに覆われて、歩を運ぶ毎に足を取られて転倒しそう。 細心の注意で歩行しなければならない災害の翌日の街中の道路。
避難所のトイレの床が前夜までは綺麗であったが、一夜明けた12日朝、真っ黒なヌルヌルした泥で足の踏み場を探すのに苦労する程の汚れ様…避難所から外出して帰った人々の痕跡である。 当初はその汚れを外出していない内は理解出来なかったが、街の惨状、万遍なく覆ったヘドロで納得。通い慣れた道路、小道が色んなガレキ、物体、車が3台も積み重なっている場所もあって、遠回りしなければならない光景を目にして、驚愕!!
船が繁華街の路上や至る所に流れ置かれて交通の妨げになっている。
店は外見上、他の店のようにシャッターや外壁が流失物で壊されてはいなかったが、シャッターの一枚を開けた瞬間、引き潮で店内の商品やケース、その他が引き寄せられたと思う状態で中に入れないほど散乱。 思うように体が動かせない腰痛の継続中の時で、1人では大きな物体は動かせない為、検分だけで引き上げた震災翌日の行動。