Vita版の感想はこちら。
最近ゲームの感想を書いてないけれど
特にプレイしていないというよりも、
ひたすら1本のゲームに時間を取られていたのです。
ダンジョントラベラーズ2 公式サイト
ゲームは3DダンジョンRPG。
前作はToHeart2のキャラを使っていたにもかかわらず
キャラに似合わない硬派なシステムで3DRPGマニアにも好評だった。
今作のキャラはオリジナルながら、魅力は前作にも劣っておらず
クラスやスキルを組み立てる楽しさと手強さはそのままに
敵の強さやマップの複雑さもパワーアップ。
ただ、ストーリーはあってないようなレベルで
キャラのごとの一枚絵入りエピソードが2、3個、
ダンジョン中で条件を満たすと発生するミニイベントが各キャラ十数個程度。
決して多いとは言えないけれど、通常時が淡白なだけに
ちょうどいいインパクトになる。
戦闘中や移動中のボイスのおかげで非常にキャラ立ちがすっきりしており
3DRPGファンが良くのたまう「無色透明な主人公こそ至高」という概念を
見事に打破しているだけでなく、育てていく過程できちんと感情移入できる。
このバランスはキャラゲーを作る全ての製作者に見習って欲しいレベル。
中ボスを倒すごとにどうでもいいエロイベントが発生するのだけれど
それでもモチベーションの維持につながるのがなかなか上手い。
各イベントも一度見たものはオプション画面から再生可能。
さすがギャルゲーメーカーだけあって、とかくイベント関連は痒い所に手が届いている。
ゲームクリアするだけなら割とスムーズに行けるのだけれど
その後に出現する裏ダンジョンの存在がやばい。
LVを最大まで上げてもちょっと事故っただけで即全滅。
MAPの構成もひたすら意地が悪いので攻略サイトを見ながらプレイする必要あり。
携帯機なのにこの仕様はどうなんだろうなー。
こういうのを見ると、自分でMAPを描ける『世界樹』のシステムは偉大だなーと思うわ。
ボスどころか雑魚にもフルボッコにされかねず、
いまどきのRPGは、この「どこかで諦めなければいけない難易度」がひどい。
かといって、諦めないと異常な時間を費やす羽目になる。
世の中そんなにニートばかりじゃねえんだよ!!
というわけで、諦めの悪い自分としては
発売から半年以上かけてようやく裏ボスも攻略しました!!!
費やした時間に見合ってないけれど、とても楽しかった!!!
さて、あとはイベントコンプとアイテムコンプとトロフィーコンプ目指して頑張るか…。