2023冬アニメ感想 中盤

2023-02-25 11:04:51 | アニメ特撮



ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン(3クール目)
B 81

プッチってこれまでのボスより小物感がすごいな。
信念を持ってる吉良のほうがカッコよかった。
それはそれとしてバトルが面白いから良し。
大川透ってこんな声だったっけ、と思ったけど病気にかかってたんだな。



弱虫ペダル LIMIT BREAK(2クール目)
C+ 75

ガチのラストスパート。IH開始から足掛け何年だよw
御堂筋の執念は本当に面白い。
そして戦場映画かってくらいシビアに一人ずつ消えていく展開が熱い。



うる星やつら(2クール目)
C+ 73

定番キャラが増えていくのは嬉しいし増えてこその「うる星」なんだが
単発回のほうが面白いんだよなぁ。
お星さまの回は留美子節全開で笑ってしまった。
ラグビーボールの宇宙船の話やってくれないかな……。



吸血鬼すぐ死ぬ2
B 81

ギャグ漫画では常套の「1コマで迫る描写」の再現がすごすぎるw
どの声優もツッコミを心得てるしサンズのテンションめっちゃ可愛いし
ジョンのリアクションも豊かになって素敵だし
原作の脂がノリまくってたいい時期のアニメ化。最高。



あやかしトライアングル

来期に回します。



スパイ教室
C+ 72

隠してたキャラの声優がいちばんエグくて草。
萌えアニメなのに重厚さをきっちり出してるのが偉い。
そこで誤魔化そうとすると一気に安っぽくなるからな。
原作がどうなのかはわからないけれど、群像劇的な構成に痺れる。
1クールで終わらせては元も子もない気がするが。



イジらないで、長瀞さん 2nd Attack
C+ 68

やっぱ男の側に魅力がないとラブコメとしてきついわー。
……なんて思って視聴をやめようかと思ったところへ覚醒展開。
ダメでもなんでも最低限の努力をしてるところは見せてくれないとな。
恋愛モノなら尚更。



久保さんは僕を許さない

来期に回します。



もういっぽん!
B+ 85

「わざわざインターハイを蹴るなんてアホか!」と思って
原作の連載序盤を流し読みしていた自分を殴りたい。
最初から全開で熱い内容だったんだな……。
組手の動きだけで脳汁が溢れる迫力。マジですごい。



アルスの巨獣
C 64

出来は決して悪いわけじゃないんだが。
やはり1クールアニメで一から世界を作るってのは難しいね……。
色んな土地を回る旅情アニメとして見れば割と楽しいかもしれん。
夕方アニメとして4クールかけてやれば思い出深い作品になりそうな気もする。



犬になったら好きな人に拾われた
C 65

このひたすら馬鹿で下品な開き直りに敬意すら感じる。
つーかこれって人間に戻らないほうが幸せなんじゃねえの?
あとOPのヤケクソみたいなユニットに草。
のみこってまだランティスに所属してたんだ……。



お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件
C+ 70

何もしてない男が超絶美形の女子に何から何まで世話してもらう内容。
10代20代の童貞率が上がってるというニュースを見るにつけ
こんな作品に触れてたらそりゃそうなるよ、としか思わん。
でも実際に観てると結構楽しいのが悔しくて仕方ないw



REVENGER
B 82

「あと一味欲しい」と思わせるところで毎回終わる気がするんだが
シナリオを詰め込まないように心掛けてるのかな。
せめてあと2分の尺があればストーリーに奥行きが出せるのになー。
さらにあと2分の尺があれば必殺シーンをもっとカッコよく描けるのになー。


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感想:舛添要一 朝までファミコン

2023-02-19 08:00:01 | ゲーム(レトロ)



何をトチ狂ったのか、舛添要一をメインに据えたゲーム。



舛添要一といえば。

「国際政治学者」の肩書を持ち討論番組でブイブイ言わせ
ビートたけしにイジられ続けたタレント的胆力をもとに国会議員に就任。
さらには自身の介護の経験を活かし厚生労働大臣を3期務めた。

党内批判によって議員を辞するもその後は都知事として返り咲き
その手腕によって数々の大きな変革を東京へもたらし始めた。


ところが。

公費で1泊19万8000円のホテルに泊まったり
クレヨンしんちゃんの単行本を買ったりして
その絶妙なセコさが都民の怒りに触れて袋叩きにあい辞職。



個人的にはしっかり仕事をしているのであれば
多少は公費の使い込みも大目に見てやれよ、と思うんだけどな。
自分が都民じゃないから言えるんだけど。







さて。
そんな舛添の名を冠したこのゲーム。一体どんな内容なのか。







主人公の藤沢は商社の若き課長職。
倒れた部長の代理として進行中のプロジェクト達成を目指す。

取引先の接待。
土地の買収における地元民の反感の抑止。
企業スパイのあぶり出し。
果ては社内インサイダーの摘発。

企業間のバトルにとどまらず、社内の派閥闘争まで苦慮せねばならない
中間管理職の奮闘が描かれる。







しかしシナリオが全体的に薄っぺらい。
きちんと練りこめば半沢直樹になれる内容なのに
あっさり解決しすぎて障害が障害として機能しない。

そしてストーリーの何が問題かって、
困ったときに舛添に泣きついて大抵なんとかしてもらえるところ。
このハゲそこまで有能じゃないだろ。



クリアまでの時間は4時間とちょっと。
「朝までファミコン」というタイトルなのに朝まで遊べるボリュームがない。
かといって内容は「朝まで生テレビ」のパロディというわけでもないし、
何がやりたかったんだよこれ。






各章の終わりにはビジネスクイズが出題される。
今から30年以上前の作品にもかかわらず現代でも通用するような問題が多い。
社会人としては答えられないと恥ずかしい!!






しかし中にはこんなふざけた問題も。知るかよハゲ。








さて。
昔新品でこのソフトを買ったので、付属品がすべてついている。
そして説明書と別に入っているこの冊子。


書き下ろし 舛添BOOK








接待についての項目。


クラブにいる自分が、ビジネスがらみか、自分自身の楽し
みのためかの区別ができない男はダメである。その費用を
誰が出しているのかを考えるべきだ。自前のカネも出せない
男に自由はないのだ。



ごもっとも。
舛添が言うと実に説得力があるな!!!



まあこのあたりは色んなサイトでさんざん突っ込まれてるので
今更掘っても仕方がないのだけれど。









当ブログ的に見逃せないのがこの部分。


まだまだ、飲ませ、食わせ、抱かせが効力を発
揮する日本のビジネス界。外人有力バイヤーを接待中、突如
”※ダーキッシュバス”の要求を受けた某商社に勤めるK
君が、予算オーバーを承知で自腹を切って接待したところ、
大満足した先方が取引額を3倍にしてくれたという話もあ
る。事との善し悪しはともかく、接待が無類の威力を発揮する
ことは間違いない。
※風俗店を表す





「※風俗店を表す」という注釈があるとはいえ、
「ダーキッシュバス」ってなんだろう、としばらく考えてしまったが。




Turkish → トルコ
bath → 風呂








みなさーん!!
この人トルコ風呂で接待してますよーーー!!




ごめん、前言撤回するけどやっぱこいつに金持たせちゃダメだわ。

「そこに金があるから使う」というバブル時代の金銭感覚から
まったく脱却できていない人間に都政を任せられんわな。
奇しくも発売から30年を経て舛添要一なる人間の人となりを
あぶり出してしまっている皮肉っぷり。

のちの都知事がこんな黒歴史を残しているんだから
あなどれねえなファミコン。










のちの都知事の成れの果て。






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感想:絶対迎撃ウォーズ

2023-02-06 06:17:53 | ゲーム(VITA)






謎の生物たちから都市を守り抜く、いわゆるタワーディフェンスゲー。

本部から同心円に4列並んだラインをくるくる回して
外側から攻めてくる敵に狙いを定めていく。





せっかく「円を回す」という操作体系なのに、
ギュンギュンと高スピードで回すことはできずに
1マスずつガチャガチャゆっくりと回す羽目になるので
向かってくる相手に対処が間に合わないことが多い。

タッチ操作でもっと気持ちよく回転ができれば
プレイヤースキルがものを言う熱いゲームになったのに!

まあそういうゲーム性で企画を通しているのだから
それはそれで受け入れるしかないのだけれど。
爽快感という点では非常に低い。

あと、とにかく全体の視認性が悪い。細かすぎて兵器を見分けるのが困難。
一応色で判別できるようにはしてくれているのだけれど
それでも眼精疲労が加速してつらい。

いちばん外周はおもに防壁を置く場所になる。
敵の攻撃はほとんどがビームなので
防壁を破壊されて敵に侵入される絶望感をあまり感じる機会がないのが惜しい。





そしてこのゲームの山場が「絶対迎撃兵器」。

相手の攻撃を受けることでゲージが溜まっていき、いっぱいになると使える。
発動すると一人称視点になり強力な攻撃で敵を撃破できる。
やっぱりこういうのはテンション上がる!!

その間はほぼノーガードになってしまうので使いどころを考える戦略も熱い。






しかしまあ何がきついかって、「敗北時のペナルティが大きい」こと。

シェルター化していない住居が破壊されるとそのぶん人口が減るにもかかわらず
各都市をレベルアップさせるのは居住人口を増やさなければならない。

しかも1戦ごとに5つある各都市の住民の幸福度が下がっていって
住民の流出が起こりやすくなっていくのでそのサポートもしていかなければならない。

自分のように低レベルで試行錯誤しながらごり押しするプレイスタイルは
ひたすら人口を減らしてレベルアップがさらに遠のくだけ。
律儀にノーリセットで遊ぶほうがどうかという話なんだけどな。

きっちり勝てる戦いを繰り返して資金と資材を貯めて
しっかり兵器を強化していくことがクリアへの道。



各都市によって手に入る資材が違うので、
最新の都市を攻略したくても、いったん以前の都市に戻って稼ぐ必要がある。
1戦が長くないとはいえ、それが逆に作業感を増幅させて精神的疲労が大きい。

都市ごとの個性が薄すぎるのも問題。
数戦に一度ほぼランダムで出現するボスぐらいしか変化を楽しめない。
出現する敵が違うとか、置ける兵器に制限があるとか、
何かしらの工夫がないと移動する楽しみがないんだよな。

何度「課金するから時短させてくれ!!」と思ったことか……。
つーかゲーム性自体が「課金のないスマホゲー」だなこれ。






特定条件をクリアするごとにストーリーが進行。

仲間が増えるごとにアイキャッチのシルエットが
開放されていくのはなかなか楽しい!






キャラクターは結構魅力的だけれど
シナリオの尺に対してキャラ数が多すぎてフォローしきれてないw

まあこのゲームに関してははシナリオをダラダラ読まされるよりは
戦闘をテンポよくガンガン遊べるようにして物語は味付け程度で正解だな。





ラスボスが強くて手こずったものの、兵器を強化しまくってなんとかクリア。

クリア後はこれまでのボスがさらに強くなったミッションも用意されていて
がっつり都市を強化させるやり込みも用意されてはいるのだけれど、
とりあえずトロコンまでやって終了。

ところどころのアイデアはいいのに全体的な感触が残念なゲームだった。




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