感想:咲 全国編(VITA) その1

2015-09-24 08:54:10 | ゲーム(VITA)


公式サイト


超能力麻雀大好きな自分としては
このソフトは外せなかった!!


50人以上のキャラが存在するので
ゲームバランスには期待していなかったけれど
思った以上にひどかったw

能力発動時のチャンスを逃せばあとはひたすら耐えるだけ。
原作だと東場だけ強い優希が後半しぼんでいく描写が多いけれど
まさにそのまんま。

能力がチートじみてるキャラもいるし、
逆に能力が弱いキャラは配牌やツモの良さで
バランスを取っているようだけれど
内部的な確率がわからないと有利不利が掴めなくて
麻雀ゲームとして素直に楽しめない。


30問の条件をクリアしていくチャレンジモードは
キャラクターの能力でお膳立てされた状態なので
2時間もあればコンプリートできる。

それ以外は自由にキャラを選択するフリー対局モードと
アドホック通信を使った通信対戦・通信チャレンジのみ。
トレカやキャラ育成といった要素はあるものの
一人でやり込むにはあまりに退屈。

トロフィーの条件で通信プレイが必要なものがかなりの数あるし、
つまりこれは対戦ツールとして作られたものなのだろうけど
やはりいつでも遊べるようにオンライン対戦をつけるべきだったと思う。
本当についたらすげえ荒れそうではあるけどw


キャラゲーとして見た場合はそこそこの出来。
全キャラの音声はしっかり収録されてるし
衣装チェンジやカットインのグラフィックを
コンプする要素も熱くなれる。




安定のはいてなさ。




なんで和了ったほうが脱ぐの…?




自分はこの作品にあまり萌えを求めてないのだけれど
一枚グラのほとんどが水着と入浴シーン。
「お前らこういうのさえ入れとけば文句ないんだろ?」と
非常にわかりやすいまでの挑発。
咲ファンのみなさん、完全にナメられてますよ。



つーわけで、麻雀ゲーとしての出来はかなりガッカリ。
能力発動させたときだけガシガシ不要牌の整理をして
他家の発動時にはベタオリ。
リアル麻雀から考える要素を差し引いた作業感が
なんともいえない退屈さ。
せめてチャレンジモードにもっと難問を入れてほしかったな…。


あと、昨今の「なんでもかんでもカンすりゃいい」みたいな風潮は
4割近くはこの漫画のせいだと思ってる。
役牌4枚落としでのベタオリを得意技とする自分からすれば
カンする前に一度考える癖をつけてほしい。
「リンシャン狙いは攻めにならない」ことを理解するのが
麻雀打ちとしてのステップアップだぜ?


まぁなんというか、自分は超能力麻雀が好きだと思ってたけど
それ以上に通常の麻雀が大好きなのだと再認識できた。
咲キャラのポルノが見たい人には最高のゲームだけど
それ以外の人は手を出さないように忠告だけしておきます。


■■現在の進行状況■■

トロフィー38%

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感想:心が叫びたがってるんだ。

2015-09-21 07:58:43 | 劇場アニメ


公式サイト

観てきました!!
今年最大の目玉ともいえる劇場アニメ。


担任から強制的に地域交流のイベント委員を任された
拓実、順、菜月、大樹の4人が
いかにしてクラス全体を引っ張り、成功につなげるか。
それによって生まれる絆を描いた
『あの花』スタッフによる青春ストーリー。


順が幼い頃、憧れの丘の上のお城(ラブホ)から
父親が出てきたことを母親に伝えたのが原因で離婚になり
それ以来言葉を話せなくなってしまう、という場面から始まる。
いきなりの岡田麿里節!!


序盤の注目ポイントとしては
まったく話せない順とどのようにコンタクトを取るのか、
イベントに否定的なコワモテ野球部の大樹が
どのように協力体制に加わるのか、あたりだったけれど
マリーにとってはさすがにお手のもの。
批評視点で観ていても「上手い!」を超えて
「面白い!」と思わせる脚本作りが本当にプロ。



キャスティングも実に素晴らしい。

言葉を失った少女である順が
感情を抑えきれずに叫んでしまうカタルシスには
あどけなさとしどけなさを孕んだ声質の水瀬いのりが
完璧なキャスティングと言わざるをえない。

優等生でチア部部長である菜月には
優等生役でお馴染みの雨宮天。
もちろん中盤から徐々に発露していく素の感情を
しっかり表現できている技術の高さは
ヒロイン役を演じ続けたことで培われたもの。

なんだか聴いたような声のキャストも多いのに
どうも自分の中で合致する声優が検索できないと思ったら
高橋李依や石上静香という新進気鋭の実力派だった。
アフレコと公開までのタイムラグを考えると
素晴らしい青田買いですね!!!


あと、ミュージカルが題材ということで
既存のクラシックやミュージカル曲を原曲とした
様々な劇中歌が出てくるのだけれど、歌の力ってのはすごい。
「歌に感情を乗せる」というのがテーマのひとつなわけで、
それをきちんと実現できているのは演出の苦労の成果。
ミュージカル最終幕は本当にすごいので
そのためだけにでも未見の人は観に行くべき!!

やはり映画を観ると「静寂も音の一部」ってよくわかるな。


そしてクライマックスにおけるお城での拓実と順の会話の応酬。
これは世界で岡田麿里一人にしか書けない脚本だった。
『あの花』でも同様のシーンがあったけど
感情を吐き出して吐き出して、何もなくなっても
吐き出し続けずにはいられない若者のエネルギー。
このオンリーワンの青春描写こそが泣きのツボなんだよな…。

ちょっと意外なラストのほろ苦さも心臓にくる。
終わったあとに長い息を吐き出してしまった。



いやもう、前半の展開固めが上手すぎるせいで
後半はボディブロー連打のように涙腺を殴られた。
さすがに場内に人が多すぎたので泣くのは堪えたけど
がっつり泣いてもいいように客が減ったタイミングで
もう一度観に行きます!!



ち な み に !!

チケットぴあで特別上映の発券予約をしたので
上映後に長井龍雪・水瀬いのり・雨宮天の舞台挨拶を観てきた。
入退場が普通の観客通路を通ったので
50cmの距離でいのりんと天ちゃんを拝めた!!!

この入退場に関して言えば全席で俺の席がいちばん
ばっちり見れる席だったと思う。ネット予約万歳。

そしていのりんと一瞬目が合った!
ちょっと困ったように逸らされたのが可愛い!!!
天ちゃんのほうは流石に場馴れしているようで
目線の配り方が鉄壁だったw

長井監督は新潟出身とのことで
新潟を舞台にしたアニメ制作にも意欲を見せていた。
アニメ聖地不毛の新潟に是非名作を!!!

しかし、13:00の上映前に新潟で挨拶をして
次に14:15の熊谷の上映後に挨拶。
すげえ強行軍。声優ってのも大変な仕事だな!!

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感想:たまゆら~卒業写真~ 第2部 響-ひびき-

2015-09-20 07:49:01 | 劇場アニメ


公式サイト

観てきました!!
聖地巡礼と順序が逆になってしまったけど。


タイトルと一緒ににたまゆらのメインテーマが流れたら
なんだか故郷に帰ってきたような安心感を覚えた。
もちろんシリーズ通して背景の美術は素晴らしいし
キャラクターの顔アップの画面は例外なく力が入っててたまらん。


前半はのりえの進路のお話。

兄にスイーツを厳しく批評され、パティシエしか考えてなかった将来を
あらためて見直す、というもの。

多彩な表情のキャラを井口のハイテンションな演技でカバーしていて
喜怒哀楽がハッキリ伝わることによって
開始直後から作中の空気に引っ張りこまれる。

そして今回も素晴らしいスイーツが目白押し。
やっぱり食べることって幸せと直結してるから
こういうアニメは食べてなんぼ。

キャラの見た目だけじゃなく内面の成長もしっかり描けてるから
この作品は大好きだ。
だからべつにのりえの胸ばかり見てたわけじゃないんだぜ?


後半はかおるの進路のお話。

スタッフのあいだでも進路をどうするか色々モメたとのことだけれど
けっこう意外な方向へ飛んでいった。
予想しない展開を見せてくるけれど、
きっちり安心できる場所へ着地してくれるスタッフの愛情。

TVシリーズからずっと陰から他のキャラを支えるかおるが
自分の意思でやりたいことを見つける、という
これまた大きな成長を感じることのできる良いお話。

のりえもかおるも友達だけではなく
兄・姉との関係がストーリーの軸になっててとてもいい。
同年代だけでは解決できない問題がある、というテーマが
日常系アニメとは一線を画している所以だなあ。


そしてかなえ先輩が今作でも登場。
作中で3ヶ月しか経ってないのにさらに美人になっててびびった。
これは絶対処女喪失してますわ…。




ほぼろ店主・ちもさんの結婚もほっこり癒されるいい話。
現地で食べた極・ほぼろ焼きが出てきて嬉しかった!!

広島弁が素敵だなぁと思ってたら、松来さんって広島出身なのか。
個人的に広島弁が大好きで、電車に乗ってたときに女子高生が
「じゃけん~~なんよ」とリアルに話してたのが激萌え。

ていうか阿澄・儀武との共演のなか、
松来さんに結婚ネタはやめてあげてw



あとやっぱり、多少無理してでも旅行中に観ておいたほうが
色々と作中の場所を撮影できたかと思うとちょっと惜しかった。

背景が今回もめちゃ綺麗。
過去のシリーズと同じ場所でもアングルを変えて描き直してるので
現地に何回も足を運びたくなるのはそのへんの理由もあるんだろうな。

まあ3部4部と残ってるし
次回の巡礼のときの楽しみにしておこうかね。



うむー。
2週間限定の上映ということでのんびりしてたが
急遽1週間に短縮されたので慌てて観に行った。

シアターで自分含めて客が4人しかいなかったんだが
これじゃ打ち切られても仕方ないかな。
新潟にたまゆらファンって少ないんだろうか。




竹原のお抱え地蔵に置いてあるノートより。
そのうちこの住所の電柱にたまゆらポスターを貼りに行こうか画策中。
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聖地巡礼:たまゆら~卒業写真~ 竹原

2015-09-13 13:49:20 | 聖地巡礼



今年もやってきました竹原。

つーか劇場版の第2部が8/29上映開始。
旅行中にのんびり映画なんて観れるはずもないし
結局いまだ観れてません。






たまゆらキャラが「飛び出し注意」看板になってあちこちに。




でもこれはちょっと悪意あるだろw





君は毎年違う格好してるなぁw






今年も町並み保存地区を散策。




長生寺の犬に吠えられまくった。




到着が遅かったせいで17時の閉門まであまり見て回れなかった。
暗くなると道が危ないから仕方ないんだよね…。




マッサン押しはだいぶ収まってたけど
竹原の歴史とは切っても切れない人。





竹原3回目にして念願の「ほり川」に入れた!!




これぞ極・ほぼろ焼き!!
牛すじ・ハンバーグ・ポテトサラダ入り。
どんな具材でも合ってしまう広島のお好み焼きマジ偉大!!




速攻完食!




そして各キャラをイメージしたクリームソーダ全9種。
愛さえあれば余裕でコンプいけるな!!






楓ストロベリーソーダ




うまい!!




麻音バナナソーダ




うまい!!


愛が逆流してきたので2人でダウン。
生中なんか飲まなきゃあと2杯はいけた気がする…。





ももねこおみくじ。
お金を入れると「もふもふ」の鳴き声とともにおみくじが出てくる。
この一角のためだけにこの機械を作ったってのがすごいね。




Oh shit...





たまゆらグッズ販売の本屋さん。

色んなたまゆら話が聞けて面白かった。
閉店ギリギリに飛び込んだのに本当にありがとうございました。




タペストリー。
メイクアップした4人のイラストがまばゆい。




トートバッグ。
どの機会に使えばいいのかわからんw




うむ!! やっぱりこの街は訪れるたび楽しい。
完結編を全部観て来年も行くぞ!!

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感想:ファミコンリミックス ベストチョイス その1

2015-09-11 09:10:30 | ゲーム(DS)



公式サイト


ファミコン世代はマストバイ!!

16本のファミコンソフトから
「ボス戦」「難関部分」「気持ちいい部分」など
おいしいところを抜き出したミニゲーム集。

当然ながら操作性も同じなので
懐かしさと新鮮さを両方味わえる。


元のゲームからアレンジした「リミックス」も大量に収録。



ドンキーコングのステージに向かうリンク。
これって要するにジャンプできなくして
難易度を上げてるだけだよねw


ちょっと個人的に納得いかない点としては
「おいしいところだけ」というのがウリではあるのだけれど
たとえば"パンチアウト"で相手の必殺技にカウンターを当てる面。
「ギリギリのピンチから起死回生の一発を放つ相手を倒す」という
ドラマ性がごっそり抜けてるので、ファミコンをやり込んだ世代としては
元のゲームを知っているほど首をひねる場面がしばしば。

とはいえ、単純にミニゲーム集としてみれば
無心で遊んでしまうほど綺麗にまとまってるし
元のゲームをバーチャルコンソールで売るための
宣伝としての付加価値もあるので、任天堂のやり方はさすがに上手い!


で、このゲームで特に素晴らしいのが
「全ステージでタイムアタック」ができる点。




発売日に旅行の準備をほったらかして星のカービィSTAGE1で
全国一位を出したのだけれど




現時点でもまだ単独トップ。
うむ。これは楽しい。


■■現在の進行状況■■

★342個

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聖地巡礼:秋葉原

2015-09-07 11:25:45 | 聖地巡礼
別に何かのアニメの聖地というわけではなく
秋葉そのものが聖地ってことで。


ここ数年自分が凝っている趣味として
「PCエンジンソフトのコレクション」があって
ソフト自体は異常な高値のもの以外はほとんど揃っているけど
ジャケットや盤面の状態がより良いものを買うという
人として終わっているような趣味です。

さすがにこれはヤフオクじゃなく
実際に手に取らないとわからないので
秋葉散策の楽しみのひとつ。

レトロゲームきゃんぷ~フレンズ~リバティー~ソフマップ
~トレーダー~スーパーポテト

PCエンジンに限らずレトロゲームに囲まれるだけで幸せ。


最近は外人が秋葉でPCエンジンソフトを買いあさって
在庫が不足気味との噂だけれど




本当に棚がスカスカ。
しかも本当に外人がいっぱいいた(特にスーパーポテト内)
3DSのすれちがい通信で初めてイタリア人・スペイン人とすれちがった。




たぶん家庭用オフィシャルゲームの最プレミアである
『秋山仁の数学ミステリー』298000円也。
いつか遊んでみたい。




ファミコンも昔必死に集めたなぁ…。




10年以上前に近所のゲーム屋で980円で買った"烈火"が50000円以上。
この「後から価値が出たぜ自慢」をできるのがコレクターの喜びw




お次はイエローサブマリン。

全国各地に「カードゲーム屋」は増殖しているけれど
カードゲームは金ばかりかかって楽しくないので懲りた。

なのでここのところはボードゲームに興味があって
きちんとボードゲームを置いてる店に一度入りたかった。




つっても最近は七面倒な遊びに付き合ってくれる友達がおらず
独身貴族がひとりで酒飲みながら遊べるゲームはないかと
色々見て回ったところ…。




この『パンデミック』がよさそうなので購入。

プレイヤー同士の勝負ではなく、世界で感染拡大する病原体を
協力して殲滅できればプレイヤー側の勝利。
一応2人以上のゲームだけれどルールを読んだらやはり1人でも遊べそう。
秋の夜長が楽しみだ!!




秋葉に来たときの昼食はだいたい"ねぎし"で食べる。
麦飯がたまらなくうまい。



醤油だけでもおかずになるのに
とろろと豚ロースが食べられてご飯のおかわりまでできる!!
普段は少食の自分が大盛りでおかわりを頼んだ!!
刑務所はおかわりできないのでシャバでよかった!!





シューティングの聖地である"Hey秋葉原"。
レトロアーケードが多くて素晴らしい。

ニンジャウォーリアーズやったら
2面でいきなり地雷2個踏んで死んだ。
昔のゲームの理不尽さがたまらん。

数年ぶりにやった鋳薔薇ブラックレーベルも
腕は落ちまくってたけど楽しかった。




メロンブックス限定ということで
SHIROBAKOタペストリーのガチャを2回やった。
冷静に考えたら「秋葉原限定」って書いてないから
別に地元のメロブでもいいんだよな…。




いやー、やっぱ秋葉はオタクにとって
「足を踏み入れるだけで楽しい場所」だわ。
あちこちに平然と萌え看板が並ぶ土地なんて
そうそうあるもんじゃない。




中野ブロードウェイにも行ってきた!!






この立地でこんなコアなテナントを大量に置いて
採算とれんのか…?

時間がないから早めに退散したけど
ひとつひとつじっくり眺めてまわりたい。
あと漫画屋のおっさんと昔の漫画談義をしてみたい。
(自分が行ったときはすでに先客がいたw)

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