過去の感想は
こちら。
俺の妹がこんなに可愛いわけがない
B 79 → B 79
どういう脚本にすればこの展開に納得してもらえるか、
という点を本当に真剣に考えた上でまとめに向かってるのがいいね。
ひとつひとつの人間関係の描写が丁寧で引き込まれる。
前期に満載だった遊び心がなくなってしまったのは残念。
あと、ラストを動画サイトで公開ってのは古い人間としては微妙な気分。
百花繚乱 サムライブライド
C 65 → C 66
序盤のメイド喫茶とはなんだったのか。
きちんとしたバトル展開になってようやく少しマシになったわ。
作品としては正当に評価できるレベルではないのだけれど
キャラと絵と声優とおっぱいが個人的なツボなのでどうしても憎めない…。
這いよれ!ニャル子さんW
C+ 71 → C+ 68
ネタ作品の強みを十二分に自覚した作り。鮮度が続くうちはガンガン攻めるべきだな!
今の世代にクトゥルーの名称を浸透させた功績も素晴らしい。
しかしギャグとはいえ作中で伏線伏線言われると流石にうぜーわ。
そーいうのは言わぬが花ですよ。
とある科学の超電磁砲S(1クール目)
B+ 90 → B+ 86
展開がバトル一辺倒で、前期のバランス感が崩れ気味だね。
でもそのバトルがメチャ面白いので満足。
原作読んでないけどこれからのストーリーに期待。
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
C 61 → C 63
ラノベ的な言い回しが苦手な自分でも、この作品のセリフは面白い。
でもやっぱり性格がイヤなキャラが多すぎるんだよなぁ…。
とはいえ、だからこそ綺麗な終わり方がとても気持ちよかった。
つーかこれ、青春ではあってもラブコメではないよな。
フォトカノ
D+ 57 → C 62
キャラが結構良いだけに脚本のヘボさが際立ってしまってもったいない。
水橋とか沢城とか、その声優のイメージとは異なるキャラに充ててるのが面白かった。
アニメが神だったらVita版を買おうと思ったけど今回はスルー。
進撃の巨人(1クール目)
B+ 84 → B+ 84
もともと人気のある作品だったけど、アニメ化でさらにブレイクするとは思わなかった。
1クールのあいだ作画の勢いを衰えさせないのは心底驚き。
是非このまま突っ走ってくれ!!!
波打際のむろみさん
C 66 → C 66
実にアホでいいねえ。昔ながらのドタバタギャグ。
毎回どうでもいい話なので、力を抜いて楽しめるのが大きい。
キャラもなじみやすくて良かった。
翠星のガルガンティア
B 77 → B+ 85
なんという展開…。
「どうしてこうなった」というよりも「どうしてもこうなる」安定の虚淵。
序盤のほのぼのから終盤の鬱展開までの伏線を
最終話Bパートで一気に片付けるのが気持ちよすぎる!!
それに加えて、「台詞の面白さ」ってやっぱり重要だと再認識。
RDG レッドデータガール
C 62 → C 60
美麗な背景と、モブや髪サラ部分に謎のこだわりを見せる中割り。
ビジュアル的にはなかなか楽しめたのだけれど
けっきょく最後まで内容的にはよくわからなかった。
惡の華
B 81 → B+ 89
ストーリー構成が完璧すぎる!
最 終 話 以 外 は な!!!!!!!!!
仲村さんのバックボーンが語られなかったせいで
キチガイに人生壊された人たちのお話で終わっちゃったじゃねえかよ。
でも間の取り方と空間演出の巧みさはこの作品ならではの煌めき。
変態王子と笑わない猫
C+ 75 → B 76
キャッチーな絵柄を突き破った変態性がいいねえ。
「白い液体発射台」とか言わされる女性声優に同情せざるをえないww
OP詐欺かと思いきや内容の密度も十分で、ひさびさ素直に楽しめた萌えアニメ。
今期のアベレージの高さに大満足。
まーなんつーか、
ニャル子といい黒猫といい、エロゲ用語や中二用語で愛の告白をするのが
いかにも男目線で気持ち悪いんですが。
『中二病でも恋がしたい!』の告白シーンは
中二病からの脱却という反意的な演出だから面白かったのにね。
そんな中、今期一番の問題作である『惡の華』。
思春期の抱える毒を完璧に抽出したストーリーと
ロトスコープでの新規表現の開拓を目指した意欲作。
アニメを観たあと原作も一気読みして、そっちもハマってしまった。
原作は絵柄が可愛いのとコメディ調の描写が多いのとで
若い頃の甘酸っぱさが溢れている反面、追い詰められる緊迫感が弱い、一長一短な出来。
でもアニメ以降の展開が狂ってて最高だし、画力の向上によるストーリーの説得力も凄い。
まあ原作ファンにアニメが叩かれてる理由が痛いほどわかってしまったのがなんとも。
漫画の素晴らしさとアニメの素晴らしさと実写映像作品の素晴らしさ
それぞれについて考えさせられた。
これに続くロトスコープ作品が出て欲しいんだがどうかな…。