今日の結果は前エントリにて。
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四文字における緑ゲージは
分岐なしの場合が17.00秒、分岐した場合は15.00秒
というのは周知の通りです。
1回目で分けたものをさらに細分化し、
解答にかかる最低限のタイム順に並べると
●分岐のない問題
■分岐が存在するが、分岐前に見切れる問題
---17秒ライン
□分岐が存在するが、分岐しなかった問題
▲分岐が1つのみ存在し、分岐した問題
---15秒ライン
△分岐が複数存在し、いずれかに分岐した問題
問題文の長さやパネルの兼ね合いにもよりますが、
大まかにはこの順でしょう。
また、黒い記号が緑ゲージ可能なもの、白い記号が緑ゲージで入らないものです。
■の「分岐前の見切り」とは
1回目と
2回目を参照。
□が▲より早く答えられるのは、
問題文が表示の途中でも17.00が経過した時点で赤ゲージになった場合
分岐しないことが確定するためで、
これを覚えておくと、わずかですが得点の期待値を上げられます。
ところで、トーナメントにおける配点は
19.00秒で答えようが17.00秒で答えようが同じ16.66点ですが、
全国大会では残タイムがそのまま速度につながるため
早ければ早いほどアドバンテージになります。
以下、全国大会において、四文字使いとそれ以外のプレイヤーで
両方とも答えを知っていると仮定したとき
どれくらいの差がつくかの分析。
●分岐のない問題
優位度:★★★☆☆
分岐がない問題を即答するためには
その問題に「分岐がない」ことを知っていることが前提です。
通常、QMAのプレイヤーは「分岐がない」と勘違いし
答えたあとに問題文が分岐する、という経験が少なからずあるため、
最後まで問題文を読む習慣が身に着いています。
たとえ易問でも、そのタイム差は意外とあなどれないものです。
■分岐が存在するが、分岐前に見切れる問題
優位度:★★★★★
これは当然ながら、四文字の使い手にとって最大のリードとなります。
問題文(1ページ目)の表示→wait→ページ送り→問題文(2ページ目)の表示
となってからようやく答えるべきところを、あっさり即答してしまう凶悪さ。
レース開始一問目でランカー相手に単独で抜け出た経験のある人もいるはず。
□分岐が存在するが、分岐しなかった問題
優位度:★★☆☆☆
解答が確定したことを把握する時間に差はありませんが
指の差でわずかにリードが取れるといったところ。
▲分岐が1つのみ存在し、分岐した問題
優位度:★☆☆☆☆
「分岐が1つのみ」の問題は、分岐側に構えていれば容易に答えられます。
差をつけたいときにはあまり出題されて欲しくないタイプ。
△分岐が複数存在し、いずれかに分岐した問題
優位度:★★☆☆☆
トーナメントでは16.66点を逃すことがほぼ確定する
嬉しくない出題タイプですが、
タイム差という点においては□とほぼ同じ。
分岐後の文章でいかに早く回答を確定できるかでタイムの差が出ます。
極めるとスピードを求めたくなるのはどの形式でも言えることですが、
他のプレイヤーとのスピード差が明確に出るのが四文字の面白さです。