感想:1944 THE LOOP MASTER(カプコンアーケードスタジアム)

2024-11-06 23:34:02 | ゲーム (Switch)



最近はずっとこのゲームばっかりやってる。中毒性激高。

カプコン19シリーズの実質最終作。
シリーズを順に並べると……。

1942→1943→1943改→1941→19XX→1944

わかりづれえなw




多彩なパワーアップが魅力だった1943ともサイバー感あふれる19XXとも違い
パワーアップは直進ショットとサイドファイターのみという
実質的には1作目である1942からの派生。

これがアーケードで出た当時は地味だし難しいしで
全然面白く感じなかったのだけれど、
やり込むとすごく味のあるいぶし銀なゲームだと気づいた。






とにかく敵が硬い!!
雑魚機体ですら1撃では壊せない。
ましてやボスともなると泣きたくなるほど攻撃が通じてくれない。

そこで重要となるのがチャージアタック。

ボタン長押しでゲージを溜めると発動でき、
数秒間上空へ昇ることで無敵かつ強力なショットを撃てる。
序盤のボスなら一撃で屠れるほど強力。
一度使うとしばらくオーバーヒートしてまったく溜められなくなるので
使いどころを吟味するのも大事。


あとは特定の敵を倒してゴールドを集めると出現するアイテムキャリアを破壊して
サイドファイターをゲット。集めていけばどんどんストック可能。

左右につくので2発まで耐える盾になってくれるし、
チャージアタック中に特攻させて追加で攻撃&弾消し可能。
いなくなってもストックしたぶんはすぐに補充されるので
いかにストックを増やしていくかも重要。




ゲーム自体は残機ではなくライフ制で、敵弾を受けても割と頑丈。
3機死んだらゲームオーバーというシューティングに比べればずいぶん親切。



……かと思いきや。
各ステージでけっこう回復アイテムが出てくれるにもかかわらず、
敵の攻撃がそれ以上にシビア。

画面下から敵が出現したり、画面下部の敵が至近距離から弾を撃ってきたり
正直、横画面の縦シューでこれをやられるとかなりキツい。
数多あるシューティングの中でも理不尽度は非常に高い!!






初心者の鬼門である5ボス。
弾のバラまきがマジでつらいがチャージの無敵でパターンを組めばノーダメ余裕。







死に物狂いで全15面オールクリア!!
達成感マジやばい。



ここからさらにスコアを伸ばすためには
チャージアタックで瞬殺できるボスをあえて生かしてパーツを破壊する、
サイドファイターを取らずにゴールドをキープして
特定ステージクリア時のゴールドボーナスを狙う、
等々のひたすらマゾじみたイカレたプレイが必須になるけれど
さすがに自分の腕ではその域には到達できない。

それでも巨大で金属質で激烈に硬いボスを打ち破る爽快感が病みつきになって
一度のクリアで満足できずに毎日やってる。

やはりアーケードゲームの難易度・演出・リプレイ性は最高だな。


■■■現在の進行状況■■■

クリア済(スコアアタックモード)


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感想:ファミコン探偵倶楽部 笑み男

2024-09-12 01:08:22 | ゲーム (Switch)





人生でいちばん好きなアドベンチャーゲームの35年ぶりの新作!!
生きてて良かった!!




地方の伝承にもとづいた1作目。
学園ホラーを題材にした2作目。

そこに続いて今回は「都市伝説」がテーマ!!




人気のないポンプ場で発見された少年の遺体。
首を絞められた跡とともに、その頭には奇妙な顔の描かれた紙袋が被せられていた。
泣いている女の子を殺して笑顔の紙袋を被せる謎の男『笑み男』。
その都市伝説が事件のカギだと推察し、捜査を開始する。






ゲームは昔ながらの「コマンド選択」タイプ。
レトロゲーマーとしては非常に馴染み深いゲーム性。

当時の容量の少なさを補うためにとにかくプレイヤーに考えさせる。
もしくはひたすらすべての選択肢をしらみつぶしさせる。
長い時間をかけてようやく先に進める「ストレスからの解放」が
アドベンチャーゲームの楽しさの肝だったのだが。

しかしそれはタイパが求められる今の時代には合致していなくて、
今作は実質的にはストレスなくストーリーを読ませることがメインのゲーム。
それでもコマンド選択タイプの操作感覚の気持ち良さと
正解を導いたときのリアクションの嬉しさもしっかり残せている。
このバランス感覚はリメイク版から変わらず。えらい。





ゲームは様々な人への聞き込みを繰り返すことで進行。
隠している事実に対するちょっとした違和感をプレイヤーに気付かせる演出と
わずかな聞き込みでも相手の人となりが見えてくる構成が実に上手い!





適当につけた名前が結構気に入ったので今後はこれでいこうと思うw





相変わらずクールでかっこいい空木先生と
相変わらずどこかで会ったことのあるカマダ警部w
最初から「これぞファミ探!!」というキャラをぶつけてくるのが嬉しいなぁ。







今回はあゆみちゃんを操作するパートもあって嬉しい。
メガネがあざとくて素敵!!







昭和っぽさを再現した美術も実にいい。
当時を舞台にする以上、ノスタルジーを描写しないと嘘になるもんな。





なんて思ってるところへ携帯電話!!
携帯はあらゆるミステリ作品の足を引っ張るアイテムだと思ってるけど、
現代の携帯ほど利便性が高くないのもポイント。






いい絵!!
ファミコン版の主人公は無色透明っぽい印象だったが
緒方恵美の主張強めな演技のおかげでキャラまで結構変わった気がするw






ミステリ好きからすると事件の真相は中盤くらいでなんとなく掴めたけれど、
クライマックスも前2作を踏襲しているかのような緊迫感で大変に満足できた。






声優もいいところを揃えてくれて嬉しい。
聞き込み捜査をするキャラはモブでも結構有名どころの声優だったりしてビビるw






「工事現場の人A」が銀河万丈って!!








……でも解決してない謎がたくさん残ってるよなあ?

なんて思っていたところからの追加シナリオ!!
もうここからはネタバレを避けるためにひとつも書けない!!


プロデューサーの坂本賀勇氏が発売前のインタビューで
「この作品の結末は賛否が分かれると思う」と述べていて、
制作側が賛否両論と言う場合はユーザー側からすると8割以上が「否」だよなーw
なんて思っていたのだが。

実際にここまでプレイして、ようやく言っていた意味が理解できた。
もはやこの段階までくると賛否などどうでもいいほど引き込まれて
翌日の仕事に影響が出るレベルで夜更かししてしまった。

全て終わったあと、「ああ、これは間違いなくファミコン探偵倶楽部だった!!」
と胸を張って言える作品。
ずっと望んでいたゲームにここまで完璧な形で立ち会える幸せ。



限定版の付属冊子を読むと、坂本さんはやはり相当大変な思いをして作った模様。

それでもここからさらなる続編に期待せざるをえない!!!
いけるいける!! いけますって!!






ちなみに先月の旅行で立ち寄った古本屋でファミ探のゲームブックを発見。
タイミング的に奇跡のような出会い!!



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感想:プリンセスピーチ SHOWTIME!

2024-04-09 22:17:25 | ゲーム (Switch)


ピーチ姫が主役のゲーム!! なんか久しぶり!!
店で買うのが恥ずかしかったのでAmazonでポチった!!





まず目を引いたのがグラフィック。
映画のピーチ姫のイメージそのままに、滑らかなビジュアルで
他のキャラクターや背景との統一感を持ってゲーム画面に溶け込んでる。

その自然なグラフィックのまま動かせるのがなんとも嬉しいし楽しい。





そして「キラリスタ」の力を得ることで
『ミンキーモモ』や『キューティーハニー』よろしく
様々なコスチュームに扮し、奪われた演劇を取り戻していく。





多彩なコスチュームを用意しながらも
いずれも性的なニュアンスを綺麗に取り除いてるデザインが流石。
大きいお友達に媚びなくても売り上げを叩き出せる任天堂の矜持!!





でもパティシエピーチは普通にかわいい。






劇場が舞台ということもあり、隠し部屋は舞台裏だし
宙に浮いてるキャラは線で吊られていたり
同じステージをもう一度遊ぶのは「再演」というあつかいだったり
世界観の統一が素晴らしい。






そして小さい女の子でも遊べる難易度のバランス。

謎解き系ステージは知育絵本のレベル。捻ったような問題はまったくないので
大人でも童心にかえってキャラクターのリアクションを純粋に楽しめる。





アクション系のステージでも本格的な操作はほとんどなく
QTEに毛が生えたようなイベントが多いのだけれど
演出と操作感でそれぞれまったく別な快感を生み出してる。
「同じ操作でも演出によって異なる快感」は
『メイドインワリオ』あたりからの蓄積だろうなあ。

スピード感のあるアクションでもライフが5個あるのでかなり安全。
仮に死んでもペナルティはコイン10枚。
誰でもクリアできる親切設計。

ゆえにゲーマー向けの内容ではないけれど、
演出のひとつひとつが非常に気持ち良いので
ひととおりクリアすると映画を観たあとのような満足感。






そしてクリア後のやりこみとしてのスター集め。
ゲーム自体は難しくないものの、全て集めるのはなかなかしんどいw
うまく隠されているものを見つけたときの嬉しさはマリオシリーズ共通。
優秀なクリエイターほど意地の悪い隠し方をしないというのがよくわかる。






全部コンプしたら『マリオワンダー』のように
激ムズのエクストラステージが出るのかなーと期待したけどご褒美は衣装のみ。
残念ではあるけど、ゲームとしての対象層を考えればそれでいいのかもな。



ピーチ姫が主役という変わり種でありながら、
今後のマリオシリーズの世界観をより鮮明にする位置づけのソフト。
次回作も非常に楽しみだ!!!



■■■現在の進行状況■■■

全ステージコンプ


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感想:チャリオット(カプコンアーケード2ndスタジアム)

2023-12-10 22:06:56 | ゲーム (Switch)




カプコン大好きなのでこのソフトをいまだに遊んでる。
マジで生涯の宝物になるかもしれん。





1つの基盤に3つのゲームが入った『ワンダー3』というアーケードゲーム。

その中のひとつであるシューティングがこの『チャリオット』。








ショットは「ワイド」と「ラピッド」の2種類で、5段階にパワーアップする。
実にシンプル。


初心者は簡単に雑魚を蹴散らし敵弾も見やすいワイドのほうがラクだけれど
後半のステージは敵の攻撃が激しくなり、
攻撃力の高いラピッドでなければ非常に苦しい闘いを強いられるようになる。

このバランスの取り方がなかなか秀逸。







さらに特徴的なのが「テイルオプション」。

オプションのアイテムを取るごとに自機の後ろに容器がつく。最大7個。
そこへ時間ごとにエネルギーが溜まることで
敵の攻撃を防ぐオプションになる。

また、エネルギーを3つ消費することで強力なショットを撃てる。









シューティングゲームとしては珍しく全体的にメルヘンな雰囲気。

なのにボスはダメージを与えるとグロテスクな姿に変化する。何故。






6ステージ+ボスラッシュの最終ステージの全7ステージ。

なぜかステージ2がいちばん難しかった……。
障害物から突然飛び出してくる敵がウザすぎる。しかも撃ち返し持ち。
これならワイドショット一択だなーと思いきや、
ラピッドのほうが実は進みやすいということに気付けば初心者脱却。







シューティングゲームとしてはそこまで難しいものではないけれど
「緊急回避のボム」が当たり前になっている今の時代からすると
やはり色々と厳しい。

1ボタンで緊急回避ができるのが『1943』の革命的なところだったのに
同じカプコンシューで回避行動がないなんて悲しいじゃないか!
まあ当時の横シューはボムがないのが当たり前だったわけだけどな……。




俺ってこんなにシューティングが下手だったかなぁ、と老化を嘆いていたものの、
死に物狂いで練習してなんとかワンコインクリア。


冷静に考えたら「Switch」「TVモニタ」「アケコン」のコンボで
シューティングを遊ぶには致命的なほど遅延が大きいことに気付いた。
そういう操作性のゲームなのかと思い込んでたわ……。

物置からブラウン管のテレビ持ってこようかな……。


■■■現在の進行状況■■■

スコアアタックモードクリア



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感想:スーパーマリオブラザーズワンダー

2023-12-02 12:49:50 | ゲーム (Switch)










きちんとした2Dのマリオを遊んだのはいつ以来だろう。
マリオアドバンス4以来な気がする。



ちょっと遊んでみて「さすが任天堂!!!」と思い切り感心してしまった。。


まずは『ワンダー』というタイトルが示すとおりに、
ワンダーがワンダーたるゆえんが素晴らしい。
各ステージに隠されているワンダーフラワーをとると「何かが起こる」。

その「何か」がステージごとに全部違うのだからすごい。





敵の大群に迫られたり





骨の化石だったはずの龍が生き返ったり





画面中の敵が突然歌いだしたり



何が起こるかわからない状態から何が起これば楽しいのかを
完璧に計算して作っている制作スタッフの心意気。



こんなことはファミコン時代は容量が足りなくてまず無理だし、
ハードのスペック的にも実現できない。
何よりこんな面倒くさいことを考えても実際にやろうとは思わないw

サイドビュー2Dマリオの正統進化を
初代スーパーマリオから30年以上の時間を超えて見せてもらった。






ゲームの難易度自体は、自分のようなゲーマーからすればかなり易しめ。
それでもこの無数のアイデアを受け取るだけで、ものすごく楽しい。

映画でさらに深まったマリオの世界観を崩すことなく
ゲームならではのエンタメ性を追求するノウハウが桁違い。





そして今作で非常に重要なポジションとなるのが
ステージのあちこちにいる「おしゃべりフラワー」。






難所を越えたときや隠しコインを見つけたときには褒めてくれるし
不思議なことが起こったときには驚いたりツッコんだりしてくれる。
このウザ楽しさが癖になるw

一人でどんなにすごいプレイをしても淋しいのがテレビゲームの短所でもあるが
自分のプレイにリアクションを返してくれるキャラがいるだけでこんなにも楽しい!!

こいつら自体はまったく自分で動くことはないけれど、
ただ言葉をかけてくれるためだけにその場で人生を過ごしているのかと思うと
なんとも趣深いではないか!!








そんなわけで。

一人プレイで全ステージを完全クリアしたのでオンラインプレイもやってみた。
死んだときに5秒間だけ幽霊になるので、
そのあいだにほかのプレイヤーに触れると生き返ることができる救済措置。
すなわちアクションゲームが苦手な人でも最後まで遊べるという親切設計。
「クリアしたことにして進む」は親切がオーバーフローして最悪な仕様だものな。



生き返らせる以外で他のプレイヤーに干渉することはできないが、
上級者同士でマッチングしたときに、阿吽の呼吸で互いに何も言わなくても
ヨーイドンでどちらが先にゴールできるかのレースになるのが楽しすぎるw

実況動画なんかでもそうだけど、
ほかのプレイヤーが死ぬところを見るのは面白いw
幽霊になって生き返ろうともがいてるのを見るのも超楽しい。





他のプレイヤーを助けたときや、一緒にゴールしたときに「ハートポイント」がもらえる。
一緒にゴールすることが目的だからこそ、
相手を助けたり待ったりといったプレイスタイルが自然になる。

ハートポイントを集めてもまったく何もないのだけれど、
この「プレイヤーの褒めかた」こそが任天堂ゲームの本質。
遊ぶことで優しさが身に着くので子供の情操教育にもよろしい!!




すっかり任天堂信者丸出しの感想になってしまったけれど、
マリオブランドを大切にしているのが痛いほど伝わった神作品。
これが作れるなら任天堂もswitchもまだまだ安泰だな!!!



■■■現在の進行状況■■■

メダル6個
ハートポイント3850

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感想:世界樹の迷宮I・II・III HD REMASTER その2

2023-09-30 20:19:40 | ゲーム (Switch)








世界樹1に続いて2をプレイ!!

DS版はあまり面白かった記憶がないのだが
内容をほとんど忘れてるから新鮮。老化バンザイ!!








新職業のガンナーを使いたいところだが
DS版で脆すぎて苦労した記憶があるので

1と同じく
ソードマン・パラディン・ダークハンター・メディック・バード
のパーティにて開始。







とりあえず始めてみて真っ先に思ったことは

スキルよわっ!!

属性攻撃に全然ダメージが乗らないし
防御スキルも全然軽減されないし
ダークハンターの縛りくらいしか有効な技がない。




しかし序盤のボスを特殊条件で倒した時のドロップが
えらく高く売れるし最強クラスの武器の素材だし
そもそもボスの経験値が異常に高いし

序盤であっさりパーティを強化できてしまうので
バランス自体がメチャクチャ雑なゲームだな……。






ボスと戦うときも高額な回復アイテムを買い込んで余裕。








春夏秋冬をモチーフにしたダンジョンは美しいけれど
マップもあまり練られてないし
ストーリーもクソつまらんし
クエストも面白いものが少ないし

なんで神ゲーの前作からこんな手抜き作品が出来上がってしまったんだ……。







さすがにクリア後の三竜戦はなかなか手ごたえがあって愉しめた。

その後の真ボスが結構鬼畜な強さなのでギブ。
引退でキャラ強化するのが前提なのかなあ。
なぜか世界樹2だけキャラ強化が
延々レベルリセットを繰り返す沼仕様だからやりたくないのよな。






あと。
2のプレイ中に気付いたけど、ダンジョン内の「中断セーブ」のデータが
ロードしても消滅しない。
これって実質的な「どこでもセーブ」じゃん。

FOEと遭遇したら全滅確定だから緊迫感が最高潮になるというのに
すぐリトライできたら台無しじゃん!!

知らないまま1をクリアして普通に楽しめたので
使わなければいいだけの話なんだが
搭載されている機能を使わず縛るのがなんともモヤモヤする。

ユーザーフレンドリーという言葉を履き違えてはいかんと思うよ……。



■■■現在の進行状況■■■

世界樹1 裏ボス撃破
世界樹2 裏ボス保留中

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感想:世界樹の迷宮I・II・III HD REMASTER

2023-07-30 18:37:49 | ゲーム (Switch)





もともとダンジョンRPGがメチャクチャ好きな自分としては
このゲームが出たときの衝撃は忘れられない。

オートマッピングが当たり前の時代に
あえてソフト内で手書きマッピングをさせてくれる!!!

戦闘バランスも激烈マゾヒスティックで
毒の極悪っぷりと睡眠ハマリの地獄っぷりは今でも語り草。

アトラスらしい中二魂を震わせるストーリーと世界観も
このうえなく楽しかった!!!




そんなわけで。
シリーズで一番面白かったのは4だけど、
一番好きなのはやはり1なのです。

属性バフでダメージ2倍の気持ちよさとか
防御バフを重ねればたいてい何とかなるあたりとか、
そこを崩されるとあっさり全滅するバランスとか
とにかく「面白い」と思わせてくれる要素が満載なんだよな。







今回自分の作ったパーティは
ソードマン・パラディン・ダークハンター・メディック・バード。

パーティを組むときに「属性攻撃型」か「縛り特化型」に
決めてしまうのがよろしいらしいが、
その両方を楽しめるバランスを取った!!
バーズテイル(ファミコン版)が好きだから俺にとってバードは必須なんだよ!!


最近は鞭使いのキャラがマイブームなので
これまでのシリーズで使わなかったダークハンターを入れてみた。
これが結果的には大正解で、ボスの特殊攻撃を封じることで
かなりリスクを下げた戦い方ができる。

全部位を縛ったとき限定の「エクスタシー」が超強力で
前衛ダークハンター3人のパーティもアリらしい。









DS版と異なり、開始時に難易度を3段階から選べる。
もちろん旧作と同じ難易度で遊びたかったので、真ん中の「BASIC」を選んで開始。

しかし、なんだか手応えが足りなかったので調べたところ、
「EXPART」が元と同じバランスらしい。大失敗。

途中で難易度の変更もできるけれど、RPGはやはり序盤がいちばん楽しいので
12時間プレイしたデータを捨ててEXPARTで最初からやり直した。
ゲームに対して真面目すぎるんだよな俺。

とはいえ完全にDS版と同じではなく、
戦闘時以外で使える「キャンプ処置」のスキルがHP全快に上方修正されていて
これだけでゲーム自体の難易度がグッと下がってる。









不安だったマッピングの感触も好印象。
左手の操作で移動しながら右手の指で画面タッチして地図を記入。
マップに隠れてダンジョンのグラフィックがきちんと見えないのが弱点だけれど、
画面切り替えもすぐできるので一度探索した場所は全画面でのんびり闊歩できる。





最近は仕事で疲れて帰るとすぐ眠ってしまうが
少しずつ進めてなんとかクリア。



クリア後ダンジョンの意地の悪さは
当時自力で攻略しようとして発狂しそうになったレベル。
それを知ってるので今回は最初から攻略サイトのマップを見ながら進めた。








半日かけて氷・雷・炎の三竜を撃破!!!
さらに半日かけて裏ボスのフォレスト・セル撃破!!
あと一歩で倒せるタイミングで全体即死の攻撃を使ってくるので
10回くらいやり直して泣きそうになったが
回避方法を知ってしまえばそこまで恐れる相手ではないんだな。

この戦闘バランスの楽しさ。これぞアトラスゲー。
実にいい休日を過ごせた!!

クエストや図鑑埋めはまだ残っているけれど、
次は2に向かおうと思う。







そういえば。
DS版が発売されたとき、このゲームのテキストが
ゲームブックっぽいと話題になってた。

正確にはゲームブックの元祖である
「ファイティング・ファンタジー」シリーズの文体だね。
日本における西洋ファンタジーが未発達な時代に
硬い感触の翻訳がその世界観に絶妙にマッチしてた。





むかし古本屋を巡って買いそろえたんだよなー。
ほとんど1冊100円の投げ売りだったし。

今の値段を調べたらダメだよ。


■■■現在の進行状況■■■

世界樹1 裏ボス撃破


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感想:ルーンファクトリー3スペシャル

2023-04-25 22:43:48 | ゲーム (Switch)




ルンファク5はスルーしてしまったが、
昔DSで遊んで楽しかった3のリメイクが出ると聞いて購入!!






リメイクといっても絵がキレイになっただけで
内容はびっくりするぐらい変わらない。
不便なUIまでそのまま!!
そこはせめて4準拠にしてくれよ……。






何かするたびにドカドカとスキルレベルが上がるのが楽しい!!
歩くとスキルアップ!! 食べるとスキルアップ!!
耕すとスキルアップ!! 釣るとスキルアップ!!
このスピード感はクセになる。






そして料理を繰り返して料理スキルを上げると別な料理がつくれるようになる。
このループがマジで楽しい。中毒性ハンパない。





もちろん装備も自作可能。
ツインネッギ。売値3939G。買値30939G。なんとも懐かしいネタだ……。





アクションRPGとしての操作性も良好で、
適当にボタンを連打してるだけでもそこそこ戦えるので
ゲーム初心者でもアクションの面白さを味わえる。
もちろん難易度変更もできるので誰でもクリア可能。






このゲームの女キャラはみんな魅力的で、誰と結婚するか迷う。
この前遊んだエロゲーみたいに全員と重婚させろよ!!






結局DS版と同じくペルシャちゃんを選んだ。
天然で人魚でお風呂大好きキャラ。見た目もエロい。







普段はお風呂屋さんで働いてる。
ていうか「ごくらくじょーど」ってそういう……。







回復させようと食べ物を投げまくったときに
うっかり魚料理を食わせると共食いになって即死ダメージ。
これを繰り返してると変な性癖に目覚めそうでヤバイ。







嫁が寝ているあいだに別の女を連れ回す。
この自由度の高いプレイスタイルが最低で最高!!







そんなことをしているうちに妊娠が発覚。
結婚して1か月しか経ってないので
誰が相手かわからなくて脳が粉々になった。






裏ダンジョンであるところの「シアレンスの迷宮」。
敵がめっちゃ強くてレベルがドカドカ上がるうえに
本来素材を集めまくって鍛冶で作らなければならない上級の装備が
あっさり宝箱から出てきたりするので、潜れば潜るほど先へ進めるようになる。

これがアホみたいに楽しくて
ゲームクリアより先にこっちをクリアしてしまった。
やっぱハクスラは中毒性があるな。







4ほどやりこみが狂気じみていないので
せめてアイテムコンプだけでも達成しようと思ったのだけれど
シコシコ素材を集める行為を続けていたら虚無に襲われたので終了。
昔はこういう作業が大好きだったはずなんだけどなぁ。



なんにせよ、自由度の高さ、やることの多さ、目標設定の多彩さは
スローライフゲームとして非常によく出来ているので
のんびり楽しむのも良し、ガッツリ自己満足を満たしても良し、
実に懐の広い神ゲー!! マストプレイ!!




■■■現在の進行状況■■■

クリア済 出荷96%


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感想:キャプテンコマンドー(カプコンアーケードスタジアム

2022-12-19 23:03:28 | ゲーム (Switch)



なんだかベルトアクションが遊びたくなって
今まで手を付けてなかったのこのゲームを選んでみた。





アメコミ崩れみたいなキャラデザがなんともいい感じ。
その後カプコンは実際のアメコミの版権を使ったゲームを
多数開発していくのだけれど、
そのせいで家庭用移植のハードルが激烈に上がったのが皮肉だ……。






さて、始めてみたはいいものの、操作方法がわからないと即座に死ぬシビアさ。
普通にプレイしたら何度やっても2ボスが限界。
おかげでゲーマー魂に火が点いた。



『ファイナルファイト』をプレイした人ならおなじみの
本来4段まで入る連打技を3段目で一瞬振り向くことで
3段→3段→3段…… と無限に入るコンボ。

これを覚えるだけでゲームのスピード感と爽快感が格段に上がる。
無限コンボが通用する敵・しない敵がいるのもゲーム性に深みを加えてる。






だからといってゲーム自体が難しいことに変わりはないわけで。
雑魚に挟み撃ちにされるとあっさりボコボコにされて死ぬし
ボスのパターンも相当えげつないし休日に丸一日練習してもなかなか進めない。






どのボスも初見はまったく手が出ないのに
繰り返すことで動きが手にとるように読めるようになる。
このゲームデザインとゲームバランスが素晴らしい!!







連日残業で帰りが遅いものの、
一週間ほど深夜1時まで練習を繰り返してようやくクリア。
達成感ハンパねぇ!!


しかしまだ戦いは終わらない!!
あと3キャラ残ってる!! 睡眠不足もまだ続く!!

あとスコアアタックにも挑戦してみた。
投げの得点が最後に当てた攻撃の得点になるので
得点の高いメガクラッシュを当ててから投げまくる。
当然メガクラッシュは体力を消費するのでリスキー。
俺の腕じゃ無理だわw




ゲーム自体が難しいと書きまくってるが
一場面で出てくる敵の数もそんなに多くないので
多彩なステージをテンポよく楽しめる良ゲー。

自分のようにワンコインクリアにこだわる基地外でなければ
普通に爽快なアクションゲームとして遊べるのでオススメ。


昔はベルトアクションって全部同じじゃんって思ってたんだが
ゲームごとに操作感覚も攻略のセオリーも全然違うな。
当時のカプコンの開発力ほんとすごい。
30年以上前にこんなに出来のいいゲームが作れていたことに感動。





そういえば。
アーケードスタジアム2ndの公式をRTすることで応募できる
フレークステッカーが当たった。
倍率10倍くらいだから俺の懸賞運なら当選余裕でした。


■■■現在の進行状況■■■

クリア済
(ジェネティー使用 スコアアタックモード)

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感想:カプコンアーケード 2ndスタジアム

2022-08-03 06:25:40 | ゲーム (Switch)



うおおお!! きたああああ!!
カプコンゲー大好きな俺にとっての神ソフト。
しかも前作よりも馴染みの深いゲームが多くて感動!!




ガンスモーク

これがずっとやりたかった!!
でもやってみたら1面からぶっ殺しにくる理不尽シューティングだった!!
雑魚を撃ち逃すと画面下に張り付いて延々背後から攻撃される。
カプコンのシューティングってバックアタック好きよな。





ストリートファイター

昔はこれが遊びたければPCエンジンCDROM2を買うしかなかった。
堂々と遊べるなんていい時代になった!!
まあ内容は波動拳一発で相手の体力の4割をこそぎとるクソゲーなんだが。





キングオブドラゴンズ

『ベルトアクションコレクション』で散々遊んだので
クリアするだけなら楽勝。何回遊んでも面白い!!
稼ぎ要素がクソすぎてスコアアタックが寒いのが残念。





ヴァンパイア

これが最初に出た当時、キャラパターンの美しさに感動した。
スト2ほど気持ち良く連続技が決まらないのがアレだけど。
『ファイティングコレクション』に対戦相手いるのかな。
いるならそっちも買おうと思ってるんだが。





ロックマンパワーバトル

ロックマンのボス戦だけ遊べる神ゲー。
ファミコン版の印象が強い世代なので画面演出の美しさにも驚き。
「子供に金を使わせる方法」を見事に突いてくる企画の上手さに脱帽w





ポケットファイター

格ゲーとしての駆け引きはどうなんだと思うところもあるが
ちょこまかと変身するキャラクターが楽しいお祭りゲー。
ジェムを集めると必殺技が強化されるデタラメなシステムが面白い。




これだけ感想を書いてもまだ20%!!
何年遊ばせる気だよ!! 最高かよ!!

でもスコアアタック周りは前作からあまり進歩してないな。
キャラ別集計をつけるだけでゲームとしての寿命が何倍にも跳ね上がるのに。
『ワンダー3』ではゲーム別集計してくれてるのになぁ。



そして『ガンスモーク』を丸一日練習しても5面までしかいけなくて泣きそう。
そもそもいきなり1コインクリアを目指そうとするのが無理なんかな。
ここはもう文明の利器である「セーブ機能」を使って
パターン研究をしていくしかないな。


あと岡本吉起のYouTubeがカプコンファンにとって
滅茶苦茶面白い裏話で満載なので是非見てみて!!

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