感想:風雨来記3 その2

2016-06-25 16:42:26 | ゲーム(VITA)


公式サイト



夏ですね!!
どこかに出かけたいですね!!

かといっておいそれと旅行に出られるわけもないので
ずっと眠らせてたこのゲーム再登場。



前回の感想はこちら



行きつけのゲーム屋でもずっと高価買取だし
コアなファンがついてるってことなんだろうな。


1年以上放置していたけど、
内容がシンプルゆえに中身をよく覚えている。
前回は一人旅プレイを満喫したので今回は女キャラを落とす!






行きのフェリーの中で出会ったバイク乗りの女性・なぎさ。
「道南に行く」という情報をもとに白神岬で出会ったはいいが
その後は北海道中を駆け回っても見つからなかったので
仕方なく攻略サイトを見たら次の場所で会うまで日数を置く必要があった。
こんなのわかるわけねえだろ!!




主人公が女をストーキングするゲームかと思ったけれど
会って間もない相手に自分のことを「なっちゃん」と呼ばせ
次に行く場所をさりげなく伝えるあたり
これは女のほうから誘ってますねぇ…。




なぎさのおごりでスープカレー屋に。
北海道の食い物を実写で見せるのは反則すぎるw
このゲームにはほかにも飯テロ盛りだくさん。




ログハウスの中で倒れていたおじいさんを介抱するなぎさ。
救急隊員へ報告する手際の良さを不審に思った主人公に
元ナースであることを明かすが、詳細を語らないままその日は別れる。





憧れの看護師になれたものの
目の前で親友を看取ることになった心の傷を癒すため
なぎさは宗谷岬を目指していた。
二人の旅に対する価値観のズレに軋轢が生じるが
互いを認め合うことでより理解が深まる。





そして相変わらず旅情ゲーとしても楽しい。
ああ北海道行きてえな…。




キャンプ場で出会った旅人たちとのBBQ。
互いを理解しあって絆の深まったなぎさはさらにグイグイ押してくる。
ていうかやっぱこれは最初からターゲットされてましたわw





二人で立ち寄った秘湯。
誰もいないのをいいことに男湯に乱入してくる。
もはやくるところまできたって感じw




北海道の海でキャッキャウフフ。





そして最後までなぎさに押し切られる主人公。
たまんねえなこの展開!!




なぎさにとって北海道は心の傷を癒すための病院。
異なる目的を持って北海道へ来たのだから
ここで同じ場所をゴールにするわけにはいかない。
次こそは心からの「旅」を目指して訪れることができるよう
再開を約束して二人は別れる。





無事なぎさルートクリア。



この一連の流れだけ見ると「ただのエロゲーじゃねえか!」って思うけれど
純愛ですよ純愛!!
傷心のお姉さんが行きずりの年下の童貞を奪っただけに見えるのは気のせいです!!



それにしてもこのゲーム、テキストがすごく気持ちいいな!!
「キャラのシナリオ」と「旅の部分」と「サブイベント」で
それぞれ別なライターが書いてるんだろうけれど
シナリオも北海道である必然性をしっかり押さえているし
スポットごとの感想を実際に取材した写真とともにまとめるのは
誤魔化しのきかない文章力が求められる。

なぎさの豪快なキャラもすごく愛せるし
アップテンポなロマンス描写も違和感なく楽しめるし
心がすっかり作中に引き込まれてしまった。


いやー、これを作った人の多才な能力もすごいが
会社の金で北海道を長期間満喫できたのが羨ましすぎる!!!
ホント、このゲームのおかげで北海道への憧れが募る一方ですよ。


つーわけで今回はメインヒロインのなぎさを完全バレで書いたけれど
他のヒロインはチョイ紹介に留める予定なので
旅行に行きたいけど行けない!! という人は是非買ってプレイしてください。
遊べばきっと惚れ込む名作!!


■■■現在の進行状況■■■

なぎさルートクリア
トロフィー18%
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感想:√Letter ルートレター その1

2016-06-18 18:29:30 | ゲーム(VITA)


公式サイト


「ラブプラス」の箕星太郎キャラデザのミステリADV。
これは買うしかないぜ!!





部屋の整理でふと見つけた15年前の文通の手紙。
相手は島根に住む「文野亜弥」。
最後の一通は「私は人を殺してしまいました」の告白で終わっており
その真相を探るべく、現地へ赴き当時のクラスメイトを訪ねる。



今さら心配するくらいならその当時に行けよ!
と思わなくもないけれど、
手紙のなかに出てくるクラスメイトを一人ずつ探して
文野亜弥の情報を聞き出す。


該当のクラスメイトは
サル・メガネ・チビ・デブ・ビッチ・ガリ・親友の7人。


…ただの悪口じゃねえか。
とってつけたように「親友」という名前が一人いるのもポイント高い。



最初の相手は市役所に勤務するメガネなのだけれど
「髪が薄い」という他の人から聞いた身体的特徴に基づいて探しているので
本人であるという確証が取れない。

で、どうするかというと
相手を怒鳴りつけて人格否定を繰り返し
精神的に追い詰めてヅラであることを自白させる
という
ガチのイジメまがいのクソ展開。

かと思えば極度の猫好きが高じて
レアな猫のお守りと引き換えに15年前の名簿を明け渡すメガネ。
どっちもどっちだな。
松江市役所のコンプライアンスはどうなってるんですかね…。



とにかく主人公が異常者。

15年前のクラスメイトの文通相手が来るだけでも警戒するのに
初対面の相手をお前呼ばわりした挙句
身体的特徴をあげつらって怒らせたところに
逆ギレして脅迫を始めるとか
なんでゲームでこんなに不愉快にならなきゃいけないんだ…。




話が上手くて美人という情報をもとに
「ビッチは島根で人気の女子アナ」と決めつけてテレビ局に行き
「お前、ビッチだろう!」と詰め寄る主人公(もちろん人違い)。
普通なら逮捕事案ですよね。





ゲーム中に舞台である島根の名所が色々出てくるけれど
松江市の観光課はどう思ってるんだろうか。
はっきり言ってこのゲームのおかげで島根がちょっとキライになった





メインヒロインの文野亜弥の声優が日高のり子。

ラブプラスが丹下桜と皆口裕子を引っ張り出してヒットしたので
それを猿真似したつもりなのかもしれんが
今さら日高のり子はなぁー。
若い声をもう出せないことを知ってて起用したんだろうか。

文野亜弥の出番は手紙の内容を淡々と機械的に読み上げるだけなので
ドミネーターにしか聞こえない。






演出もひどい。

ボリューミーだ! なんだこれは!

…って印象をわざわざ画面内に表示させんな。
うっとうしいわ! ADVなら文章で表現しろよ!

キャラの会話シーンも同じ顔のカットインを重ねて表示させたり
PS1時代の粗製濫造ADVと同レベル。


結局ミステリでもなんでもなく
昔の文通相手のクラスメイトに喧嘩を売って
迷惑をかけてまわるだけのストーリー。

高校生の15年後ということで出てくるキャラがみんなおっさんだけど
おっさんである自分から見てもなんのノスタルジーも喚起されないし
若いプレイヤーから見たら萎びたキャラばかりだろうし
一体誰に向けて作られたゲームなんだろうな…。


KADOKAWAの宣伝力のおかげか
ネット広告やゲーム系サイトの記事を多数見かけて期待して買ったのに
内容はあまりにも最悪。
相変わらず最低な会社だな。


買取価格確認サイトを見たら
発売から昨日の今日で値段がめっちゃ下がってるので
ちょっと急ぎで出かけてきます。


■■■現在の進行状況■■■

クリアせずに売却

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感想:ご注文はうさぎですか? Wonderful party! その2

2016-06-11 10:41:17 | ゲーム(VITA)


公式サイト



積みゲー消化中。


放置してたVita版ごちうさ。
発売から結構経ってるので、完全バレでリゼルートのプチリプレイいきます。





パジャマパーティーでいちゃいちゃしまくって友好度アップ。




チノの誕生日パーティーを終えたあとリゼルート突入。
クリスマスパーティーの幹事を買って出る。




役割分担をサクッと決めるリーダーシップを見せるリゼ。
管理職向きだなw




自分で自分の役割を与えなかったことに悩むが…




サンタになってみんなの欲しいものをプレゼントする。
金持ちの発想!!




しかし考えていることがバレバレだったので
みんなからの逆サプライズを受けてしまう。
うむ、なんて微笑ましいシナリオ!




みんなハッピーなグッドエンド。
日常系アニメならではのゆるふわに癒される。




ちなみにノーマルエンドでは
肝心のパーティーでプレゼントを渡すのを忘れてしまうw
後日きちんと渡して喜んでもらえるという
これまた微笑ましいお話。




たまにはこういう癒されるのが目的のゲームもいいね。
好きな声優たちの演技をがっつり聴けて幸せ。

推しキャラであるチノとリゼを先にクリアしたので
他のシナリオのクリアはトロフィー目当てになってしまうなぁ。
まぁ機会があればそのうち。


■■■現在の進行状況■■■

チノルート・リゼルートクリア
トロフィー41%

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