幸福論

最近休日に本を読まなくなったなーと思ったら
仏蘭西少女をずっとチクチク遊んでいたせいだと気付いた。
テキスト量が文庫38冊分なんだって。

以前ファーストインプレッションを書いたけど
このたびやっと全部のエンディングが終わったのであらためて感想。
発売から1年以上経ってるゲームの感想で申し訳ない。

ノベルゲーとしての出来の良さは前回書いたとおりなのだけれど
シナリオがとことん狂ってるので悪い汗をかきっぱなし。
プレイ中に鏡を見ると蛭子能収か福本伸行が描いた人みたいになってると思う。


鬱ＥＮＤ→さすがにこれ以上酷い終わり方はないだろう→さらに上をいく鬱ＥＮＤ
これが10回くらいループ。

どの選択肢を選んでも主人公がクズ以下の行動しかとらないのがたまらん。
なので主人公がどんな目に遭おうが「ざまぁ」としか思わないけど
どのシナリオでもヒロインが可哀想すぎる。。。


エンディングのうち、最後まで未見で残ったのが
ほとんどハッピーエンドだったので
やっぱり自分自身もクズなんだなー。


まあ内容的に一般人には好ましくないけれど、
シナリオの完成度はかなり高いと思う。
Tonyの絵も掛け値なしにｇｏｏｄ！
でもレビュー系のサイトではあまり評判よくないのな。

なので次は他の人の評価が高いエロゲを遊んで
どんなものなのか考える予定。

この無駄な研究心こそが人間にとって重要なんですよ！

携帯ゲーム族

DS最後の爆弾ともいえるポケモンブラック&ホワイトが発売されたね。

ちなみに自分は様子見。
ダイヤ・パールを遊んだときは
せっかく構築された世界規模の通信が、
ごくわずかなチーターのせいでまるごと台無しにされたからね。
一人で遊んでも楽しいのだけれど長続きはしないんだよなー。


まあ、ごく一部の景気の良い作品を除けば、今のDSの末期感は異常。
シニア層にハードが普及したせいで、安易な脳トレ追従が多すぎたのが
逆にアタリショック的にハードのイメージを下げたと思う。

超低予算のゲームですらペイできてないよなー。
般若心経のソフトとか誰が買うんだよ。しかも別なメーカーから２本。
シニア層がソフトを買わないことが明確になった途端
蜘蛛の子を散らすようにソフトメーカーが撤退したのが笑える。



一方PSPはけっこう元気。

ソフト購入層のターゲットが狙いやすいので
予算がきちんと組めるってのも大きいね。

ただ、豪華なＯＰアニメとか入れるくらいなら
ゲーム内容にエネルギーを割いて欲しいソフトが多い感じ。




で。
よそのメーカーに発売日をバラされたらしい3DSなのだけれど
もちろん発売と同時に買う予定。

ただ、ソフトのラインナップを見ると
完全にPSPの大作主義を追いかけてるように思える。
いまだにDS本体と同時発売のミスタードリラーを遊んでいる身としては
もっと気軽に楽しめる作品を希望。


とりあえず同時発売の中ではパルテナの鏡リメイクに超期待。

あとはきちんとおっぱいを立体に見せてくれるゲームが出れば文句ありません。

2010Q3まとめ

アニメ感想の過去ログまとめました→こちら


けいおん！！（２クール目）
Ｃ＋

音楽やってるときが面白いのに
全然音楽やってくれないんだもんなー。
ムーブメントを起こしたことは素直に凄いと思う。


オオカミさんと七人の仲間たち
Ｂ

ほんわかだと思ったら意外に黒い作品だった。
キャラがいいのでもっと続きが見たい。
２クールやるべき作品じゃないかコレ？


生徒会役員共
Ｂ＋

下ネタ全開なのに何故かさわやか。略してしもやか。
今期の中で一番好き。
主役に日笠を据えたのはファインプレーと言わざるをえない。


アマガミＳＳ
Ｃ

原作のストーリーをバッサリ切り落としてひたすら変態プレイ。
なんだか知らんがとにかくよし！！
まあアニメとしてはグダグダだけどなー。


伝説の勇者の伝説
Ｄ

構成は結構上手いと思うんだけど
何がやりたいのかさっぱりわからん。
６話で切ったのでその後が面白かったらゴメン。


学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD
Ｂ

内容のイタさは原作譲り。でもやっぱり面白い。
「走らないゾンビ」の怖さをきちんと表現できてるのが良い。


セキレイ～Pure Engagement～
Ｄ

いいから乳見せろオラー！　湯気が仕事しすぎ。
内容は途中で何度も眠ってしまったほどつまんねぇ。


みつどもえ
Ｃ

勢いはあるがテンポが悪い、という残念な出来。
スタッフの力量がそのまま反映されてしまった感じ。
一部面白かった回はあるので二期も見てみたい。



今回特筆すべきはやっぱり"生徒会役員共"だな。
４コマの原作を軸にしたスピード感。
オリジナルの部分も面白かったしキャスティングも見事。
ＯＰ・ＥＤともに良かった。
４コマ漫画のアニメ化はこういうアプローチもあるんだね。


来期は期待してる作品が結構あるので楽しみだ！！
熱燗用の日本酒をまとめ買いしておこう！！

ゲーセン族

コナミの携帯サイトも解約したし
来月にはQMAのデータも消えるだろうから
もうQMAネタを書くこともないだろうと思ってたんだけど。




ホームでずっと稼動してたQMA6が撤去されてた。
残念な気持ちもあるけれど、誰もやらないにもかかわらず
ずっとオンライン営業をしていたことに対しては大手の意地を感じた。



もう１軒のゲーセンをまわったところ、
QMA6を何故かメダルゲームコーナーで発見。


メダル５枚で１クレなんだってさ！！
当然オフライン営業。
メダルで遊べるQMAって全国唯一だったりする？


本当にこれがかつて大人数を集めた大会の会場になった店なのか！
この凋落ぶりには本当に泣けてくる。

たしかにQMA6で利益が出なくて7を導入できなかったという店も
随分多いだろうとは思うし同情もするけれど、
もはやゲーセンのビジネス自体が限界に来ている気がする。


ビデオゲーム→遜色のないクオリティで家庭用に追加要素アリで移植
専用筐体　　→高すぎて導入のリスク大
レトロゲーム→エミュレータで終了
メダルゲーム→１円パチンコの台頭で終了


プライズと麻雀だけの店が異常に増えたなー。
地方の国道沿いにいっぱいあった休憩所的なゲーセンも
いつのまにか消えまくってるし
この現状を打破できるアイデアはないもんかね。

エクストリーム

というわけで。

先週で仮面ライダーＷが終わったけど。
ものすごく良い作品だったね！！


ヒーロー物のお約束である
「地球の危機なのに戦うのはどこかの町内」
という前提を逆手に取って、ひとつの街を舞台に、
街を愛する探偵を主人公に据えたのが画期的。

２週ワンセットで１話にして、話を掘り下げたのもナイス。
そしてそのすべての話が面白かった。

極力難しい心理描写を排して、子供にもわかりやすくしたのも好印象。
特撮ファンに媚びて小難しい内容にされる昨今、
もちろんそういった作品も面白くはあるのだけれど
「特撮ヒーローは子供のものであるべき」というのが特撮ファンの総意なわけで
その絶妙なバランスを最初から最後まで維持できたのが見事。

オサーン的視点でいえば、探偵物語のリスペクトが
ところどころに入っていたのが面白かったけど、
ラストまで探偵物語のパロディとは！


製作者が狙ったもの全てが華麗に噛み合った神作品。
異色作もここまで突き抜けてくれれば立派。
今後もこのレベルの作品に期待。