感想:オメガラビリンス その1

2015-11-25 23:33:40 | ゲーム(VITA)


公式サイト





ネットでこの広告を見て
「またエロソシャゲかよ…」とうんざりしたけど
よく見たら俺が買おうと思ってたゲームだった。

「おっぱい×ローグライク」という非常にわかりやすい売り文句。
買うしかねえじゃん。


Vitaにはすでにシレン5+という
ローグライクの最高峰とも言える作品が出ているし
実際今でも「原始に続く穴」を遊んでるし
わざわざ買う必要もないかなー、とも思ったけれど。

いざ遊んでみると「これはこれで」と納得できるレベルの出来。


どのへんがおっぱいゲーたる所以なのかというと。





鑑定や買い物の際に使用する
いわゆるゴールド扱いのω(オメガ)パワーなる値があって、
消費するかどうかに関わらず
ダンジョン内でのωパワー累積獲得値によって
バストのサイズもアップしていく。
ステータスが上がるうえ、サイズアップと同時に
HPも回復するのでありがたい要素。




アイテムの鑑定方法。
画面をこすっておっぱいをグニグニしまくると
中央のアイテムが肥大していき、
MAXまで大きくすれば鑑定成功。

ていうか、スキップしても鑑定結果には何の影響もないので
ゲームデザインとして非常に美しくない…。




一方、スキル獲得やステータスアップにつながる
「悶絶✩覚醒」はスキップするよりも
実際に触りまくって悶えさせたほうが
経験値を多くもらえるので面白い。
こういう細かいこだわりが萌えゲーには重要なんだよ!!!


ゲームバランスが結構良くできてて
シレンのように理不尽に瞬殺されるような展開があまりなく
それでいて先へ進むほどに敵はカッチリ手ごわくなっていく。

まあラスボスに凶悪アイテムを使って3ターンで倒せてしまったのは
割と昔ながらのストイックなローグライクといった感じ。

死んだときのくやしさがシレンに劣っていないので
ついついもう1回ダンジョンに潜ってしまう。
熱中度はかなり高い!!


アイテムの名付けがいちいちキーボード入力だったり
斜め移動がLキーで操作しづらかったり
作り込みの甘さも多々あるけれど
露骨なエロがそんなに嫌いでなければ
カジュアルなローグライクとして充分楽しめる内容。

ただ、おっぱいに期待して遊ぶと
おっぱいがゲシュタルト崩壊するので
人並み程度のおっぱい好きの方はお気をつけて。
おっぱいおっぱい。


■■■現在の進行状況■■■

本編クリア
トロフィー29%

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感想:心が叫びたがってるんだ。 その2

2015-11-21 15:57:12 | 劇場アニメ



「ここさけ」2回目観てきました!!

前回の感想はこちら


前回は拓実と順の関係ばかりに意識を集中していたけれど
2回目は直情馬鹿の大樹に注目して鑑賞。
ひとつのことに打ち込む体育会系の根性と実直さを
ストレートに表現している男らしさに惚れた。

ラストへの伏線もこれでもかとバラ撒かれてたし
初回だと結構気づかないもんだな。


それにしても。
担任だけじゃなくあのクラス全員いいやつだよなぁ。
順というわけのわからんクラスメイトを素直に受け入れてくれるし、
催し物に対して全員が協力体制だったし。
「モメる部分は必要最低限に」というストーリー作りが
この作品の気持ちよさの根底にあると思うわ。



声優の演技も例外なく素晴らしい。

担任の先生が超絶いいキャラ。
野原ひろしを例に挙げるまでもなく
積み重ねた人生経験に基づく飄々っぷりが
藤原啓治のカラーそのもの。
教え子の成長を素直に喜んでくれる教師はまさに理想!

サブキャラで存在感トップのいっくんこと三嶋役が村田太志。
テレビアニメではひたすらチョイ役ばかりだけれど
「ダントラ2」の主人公役がとても良かったので
こっそり応援していた声優。
やはりいい舞台にいい演技で応えるだけのポテンシャルを持ってた!

そしてもちろん水瀬いのり。
もはやロリキャラ専用声優などとは言わせない。
この作品で名実ともに演技派女優にランクアップだな!
歌の上手さもアピールできたし
これからの活躍がものすごく楽しみだ!!!


作画で気になったのが菜月の尻に対するこだわり。
もともとチア部でスタイルが良いという設定なのだろうけれど
教室で座っているときの尻のラインと
ミュージカル衣装のときの尻のラインが素晴らしすぎるので
スタッフに相当な尻フェチがいるに違いない。



で。
やはり2回目だとストーリーを事前に知っているわけで
場面ごとに登場人物の繊細な表情の意味を汲み取って
より深く心情を理解できた。

そのおかげかクライマックスは不覚にも涙が零れた。
大人の視点も併せて見せるのがズルくて最高だ!!

周りで観てた女の子たちもマジ泣きしてたし
劇場の空気そのものを引っ張り上げる演出の秀逸さ。
こういう雰囲気を味わえるのが映画館に足を運ぶ理由のひとつだね。
だけどしゃくりあげるほど号泣してたデブ(♂)はギルティ。


はー…。素晴らしすぎて3回目も観たくなったわ。
そろそろこちらは上映終了っぽいので
なんとか早いとこ予定を作りたいな…。


今回の入場特典。



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2015秋アニメ感想 中盤

2015-11-15 23:27:34 | アニメ特撮


過去の感想はこちら


ルパン三世
B+ 88

いやぁー、シビレルなぁー。
セリフがいちいち素敵すぎて酒がうまい!!
昔ながらのルパンアクションの再現も気持ちよすぎる。
わざわざ古い絵柄のタッチを踏襲してるのに
ルパンがタブレットで調べ物をするのが結構ショックだw


終物語
C+ 75

シリーズが進むほど人を選ぶ内容になってるなw
鬱ストーリーをいい話っぽくまとめられてもなー。
ミステリじゃないのにミステリ仕立てにするのも嫌。
演出も以前のシリーズよりはおとなしくなってるし
後半は是非もっとハジケてほしい。


ゆるゆり さんハイ!
C+ 71

これって要するに色々原作に寄せたってことなのか。
好意的な人も多いみたいだし劣化と断言するのは良くなかった。
以前の底抜けに明るい演出とキャラデザのほうが好きなのは確かだけど
ネタは変わらず楽しいので引き続きファン継続します。


蒼穹のファフナー EXODUS(2クール目)
B 81

いまだ希望が見えずに凹む展開が多いけれど
場面そのものの面白さでつないでいくジェットコースターアニメ。
2話単位で前後編っぽい作りにしているようなので
そのつどいったん落ち着けるカタルシスが生まれる。
だからきっとラストは気持ち良く締めてくれるに違いない!!


ご注文はうさぎですか??
C+ 73

絵本のように無駄のない足し引き不要の作品性がすげえ。
声優もみんな実力をつけてノリが良くなってる。
可愛い女の子を描くことに命を懸けているアニメーターにも超感謝!
ただ、内容の面白さは回によってバラつくかな…。


おそ松さん
B 79

おそ松くんというナンデモアリのプラットフォームを
十二分に生かして暴れまわるドタバタが最高。
イヤミのキャラを弱めて六つ子へメインフォーカスを当てるのも
現代のギャグとして上手い運用。
ていうか危険ネタを心配してたら案の定販売・配信停止ってなぁw


ヤングブラックジャック
C+ 73

キャラデザは写実寄りなのに人間の動きの描写が
明らかに手塚治虫の息遣い。
テーマがすっと頭に入ってくる脚本の工夫も流石。
ただ、現代では通用しないような「正義」の概念が説教臭い。
そこまで手塚の作劇にこだわる必要はないと思うんだけどな。


うたわれるもの 偽りの仮面
B 81

一話一話がすっげー丁寧。
まだ序盤だけど、舞台説明やキャラクター間の関係の寄せ方など
2クールアニメとしての展開が完璧。
動き始めていないストーリー部分にも大いに期待できる!!


ランスアンドマスクス
D+ 58

4話観て終了。
これ、何も考えずに観れば
優しくてカッコよくてフワフワした素晴らしいアニメなんだが
少しでも冷静に立ち戻ったとき
どうしても粗ばかりが目立ってしまうわ…。
キャラクターはかなり立ってて素晴らしいのにもったいない!!


対魔導学園35試験小隊
D 44

3話観て終了。
作画の出来には目をつぶるとしても
まるっきり理解できない用語を説明なく使われても困る。
テンポの悪い掛け合いのせいか声優もやる気なさそうな演技。
作中のすべての要素がイライラの原因になるのでこれ以上付き合いきれん。


俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件
E+ 42

4話観て終了。
全員スカートがケツに食い込んでるのがキモすぎ。吐いた。
にもかかわらずエロアニメとしても中途半端。
たとえハーレム作品でも、女性をモノ扱いした途端つまらなくなるな。
ダンディ坂野とコラボしてわざわざ寒くする判断もアホ丸出し。


櫻子さんの足下には死体が埋まっている
C+ 71

キャラクターの思想を創るのではなく
作者の思想をキャラクターに喋らせているのがアマチュアっぽい。
…なんて思いながら観てたけど元はWEB小説だったのか。
その辺をのぞけばストーリーも綺麗だし美術も素晴らしいし
アニメ作品としての力の入り方が観ていて楽しい。


すべてがFになる THE PERFECT INSIDER
C 67

やはり殺人が起きてからグッと面白くなったな。
でも地味な禅問答が続くとさすがに退屈になる。
あと、小説的なカットバックを入れるなら
場面転換をもう少しわかりやすくしてくれるのが
基本的な演出の在り方だと思うのだがなぁ…。


コメット・ルシファー
C 67

面白いかと言われると微妙だけれど
マイナス要素がないのでそつなく楽しめるという稀有なアニメ。
キャラも世界観もさわやか!!
色々な演出の見せ方も凝ってて素敵!!
でもロボットバトルだけがめっちゃ浮いてるw


ヴァルキリードライヴ マーメイド
C 66

いくらなんでも下品すぎる…。
なんというか、無駄にリアル志向のおっぱいよりも
アニメ的にパッケージングされたおっぱいが見たいんだよなぁー。
しかし、なまじバトルパートの出来がいいぶん
他のバトルアニメはおっぱいアニメに負けてることになるよな!


不思議なソメラちゃん
(ショート作品なので評価なし)

このスピード感!!
朝の寝ぼけている時に観ると一気に目が醒める。
なにか良くない薬と同等の効果があるんじゃないかコレ。


小森さんは断れない
(ショート作品なので評価なし)

5話観て終了。
4コマ原作のアニメって、とにかく内容を詰め込むか
ゆるーく引き伸ばすかのどちらかだと思うのだけれど
5分枠でその両方をやろうとしてしくじってる気がする。
毒にも薬にもならないアニメはパスして原作に手を出してみる。



テンプレラノベアニメを観るのが嫌で
「落第騎士」と「アスタリスク」を外したのに
「35小隊」がそれ以下の内容だった。大失敗。

そんな中、他を寄せ付けないルパンの凄さ。
国民的アニメに泥を塗らないようにするための矜持が伝わる。
2クールもこのクオリティが維持できるのか!?
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感想:ToLOVEるダークネス トゥループリンセス その1

2015-11-12 23:15:19 | ゲーム(VITA)


公式サイト


前作は謎のアクションゲームだったToLOVEるダークネスが
今回は恋愛アドベンチャーに!!

時系列で言うとアニメ2期終了直後となるオリジナルストーリー。
事故で記憶喪失になったリトがそれぞれのヒロインとの
絆を深めながら記憶を取り戻す方法を探していく。


1日に2回行動を選択して、
30日以内に目当てのヒロインとのストーリーを進展させる。

「パラメータを上げるとそれにしたがって
ヒロインのイベントが発生する」と聞いて
初代ときメモ的なパラメータ管理型恋愛ゲーきた!!
…と期待したのも束の間、
実際はただのフラグ立てゲーでした。
花屋に行けば優しさが上がり生徒会室に行けば誠実さが上がる。
なんだそれ…。

まあ攻略対象は11キャラもいるし
あまり難易度を高くしてやる気を削いでも仕方ないので
純粋にシナリオを楽しめるように、との配慮かな。


原作はハーレム作品であるがゆえに
ヒロインとの恋愛が思うように進展しないわけで
ifシナリオとして各キャラにしっかりしたENDをつけてくれたのは
キャラゲーとしては好印象。




原作だとキスひとつで大騒ぎだからなw



ただ、ToLOVEるのメインともいえるエロ部分に関しては
ゲームの規制的にアニメより大幅に下のものしか入れられないので
当然期待するだけ無駄。




イベントでは毎回ラッキースケベが発生するけれど
グラフィックがほとんどついてなくて真っ暗なのが酷い。




シーンによっては「Vitaにしては頑張ってるなー」ってのも
あるんだけどね。

本番ナシでいいからいっそ18禁で出して欲しいんだが
それだとテーマが変わってしまってつまらなくなるのかな…。



てなわけで
これはエロ目当てではなく、純粋にToLOVEるのキャラが好き!!
という人向けのソフト。
1人1人のシナリオは短いけれど、ToLOVEるキャラとの恋愛ゲーという
今までありそうでなかったものを形にしたことに意義がある!!

やっぱモモが最高に可愛いよな!!


■■■現在の進行状況■■■

5キャラクリア
トロフィー40%

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感想:夜廻 その1

2015-11-04 23:41:51 | ゲーム(VITA)



公式サイト


日本一ソフトウェアの
「ホタルノニッキ」に続くほんわか幼女ホラー第二弾。

ペットの犬を探しに家を出ていったお姉ちゃんを探すため
懐中電灯を持って夜の街を歩き回る。

しかし街にはお化けが溢れていて
ちょっと触れるだけで血しぶきをあげて殺されてしまう。


それぞれのお化けは行動パターンがあって
音に反応するお化けには小石を投げて気を引き
光に反応するお化けには懐中電灯を消して進む。

ジリジリ進んでいるところに突然別なお化けが出てきて
あっさり殺されることもある理不尽な死にゲーw


とはいえ、人間が本能的に暗闇を恐れるのは
「そこに何かいるかも」という恐怖なわけで
実際に何かがいるシミュレーションとして
存分に怖がるのが正しい遊び方。




こんなんが現実に出たら大人でも漏らしますわ。




マップのグラフィックが綺麗で
歩き回るだけでも結構楽しい。



一度通った場所は自動でマッピングされていくので
街の探索感が出ていてナイス。



本編クリア後はやり込みとして
街のいたるところに落ちているアイテムの
コンプリートを目指すことになる。




ぱっと見てわかるものもあれば
ちょっとしたミニイベントが絡むものもあって
意図しないタイミングで見つけると嬉しい。

残りが見つからずに絶望するまでは
攻略サイトのお世話にならないほうが楽しめそう。



で、まあ。
正直なところゲームとしてはかなり微妙。
値段の割にボリュームは少ないし
お化けのグラフィックや攻略法もケレン味が薄いし
ストーリーも意味不明な部分が多いし
内容的にはフリーソフトとほとんど変わらず
製作リソースのほとんどをマップのグラフィックに
取られているように見える…。

「ホタルノニッキ」で見せてくれた
ゲームデザインの秀逸さはまったく感じられなかったけれど
シリーズを重ねて改良していけば
素晴らしいホラーゲームが完成するポテンシャルはあるので
是非早い段階で続編にお目にかかりたいです。


■■現在の進行状況■■

本編クリア
トロフィー50%

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