感想:デモンゲイズ

2024-08-09 06:33:26 | ゲーム(VITA)






以前からPSvitaのソフトをコレクションしていて
しばらく前にようやく全てを集めきったのだけれど、なんというかすごく疲れた。

コレクションなんて所詮は虚飾でしかないので
いかにゲームの内容を語れるか、という部分で自慢できる人間になりたいです。



というわけで、最後にVitaの感想を書いたのはいつだったかなぁ、
なんて思ったら昨年の2月かよ!!!!
それ以降は『ニコリのパズル』くらいしか遊んでなかった。
Vitaファンの名折れも甚だしい。

このブログに来てくれる人はいまだにVitaの感想目当ての人が多いので
ちょっとペースを上げてしっかり遊んでいきたいと思います。




1年半ぶりに遊ぶゲームは何がいいかなあ、と考えてみたが
適当に選んでクソゲーに当たってしまうと切ないので
手に取ったのがこの『デモンゲイズ』。

以前『Global Edition』をプレイ済みではあるのだけれど、
内容自体はとても面白くてもう一度遊びたいし、
別途トロフィーももらえるので無印版をあらためてプレイ。








序盤の敵が弱すぎて難易度を上げようかとも思ったけれど、
今回はクリア優先なのでマゾプレイはまたいつかの機会に。





マップを埋めてボスを出現させて装備とスキルを鍛えて撃破!!
最初から強力な+つきの装備がドロップしたときの脳汁感!!
ていうか「生娘のような生皮」ってなんだよw





状況に合わせて契約するデモンを選ぶシステムが自由度があって面白い。
戦闘で召喚して倒されない限りステータスの底上げもあるので
やられそうなときは撤退させる戦略も重要。
レベルが上がると同時に契約できるデモンの数が増えるのも熱い。





中盤からは敵の強さが跳ね上がる。
ただボタンを押しているだけでは勝てなくなっていくので
しっかりスキルを厳選する必要がある!





そして終盤のボスの強さが異常。
毎ターン複数回攻撃でエグい状態異常をバラまく変態ばかり。

しかしながら、こっちはこっちで「神の翼」というアイテムをショップで買える。
在庫こそ限定されているので使い放題ではないものの、
ランダムの超強力な効果から3つの選択肢が出るチートまがいのアイテム。

普通に考えればバランス崩壊してつまらなくなるような代物だけれど、
チート対チートで渡り合う少年漫画のボス戦のようなハチャメチャっぷり。
これでゲームとしての体裁を整えてるのがマジですごいw





クリア後に仲間になるデモンのエリス。
神の翼と同じ効果のスキルが使い放題。
ウィザードリィのマハマンは術者のレベルを引き換えにしなきゃいかんのになw







色々とエロいイベントをねじこんでくれるけど
あまりエロさを感じさせない雑っぷりも楽しいw




やっぱり面白いなこのゲーム。
ダンジョンRPGの初心者にもおすすめできる間口の広さと
ハクスラの楽しさをこれでもかと叩きつけてくれるゲームバランス。

トロコン目指そうと思ったけど村正が全然落ちてくれないのでさっさと諦めた。
次のゲーム行こう。




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感想:絶対迎撃ウォーズ

2023-02-06 06:17:53 | ゲーム(VITA)






謎の生物たちから都市を守り抜く、いわゆるタワーディフェンスゲー。

本部から同心円に4列並んだラインをくるくる回して
外側から攻めてくる敵に狙いを定めていく。





せっかく「円を回す」という操作体系なのに、
ギュンギュンと高スピードで回すことはできずに
1マスずつガチャガチャゆっくりと回す羽目になるので
向かってくる相手に対処が間に合わないことが多い。

タッチ操作でもっと気持ちよく回転ができれば
プレイヤースキルがものを言う熱いゲームになったのに!

まあそういうゲーム性で企画を通しているのだから
それはそれで受け入れるしかないのだけれど。
爽快感という点では非常に低い。

あと、とにかく全体の視認性が悪い。細かすぎて兵器を見分けるのが困難。
一応色で判別できるようにはしてくれているのだけれど
それでも眼精疲労が加速してつらい。

いちばん外周はおもに防壁を置く場所になる。
敵の攻撃はほとんどがビームなので
防壁を破壊されて敵に侵入される絶望感をあまり感じる機会がないのが惜しい。





そしてこのゲームの山場が「絶対迎撃兵器」。

相手の攻撃を受けることでゲージが溜まっていき、いっぱいになると使える。
発動すると一人称視点になり強力な攻撃で敵を撃破できる。
やっぱりこういうのはテンション上がる!!

その間はほぼノーガードになってしまうので使いどころを考える戦略も熱い。






しかしまあ何がきついかって、「敗北時のペナルティが大きい」こと。

シェルター化していない住居が破壊されるとそのぶん人口が減るにもかかわらず
各都市をレベルアップさせるのは居住人口を増やさなければならない。

しかも1戦ごとに5つある各都市の住民の幸福度が下がっていって
住民の流出が起こりやすくなっていくのでそのサポートもしていかなければならない。

自分のように低レベルで試行錯誤しながらごり押しするプレイスタイルは
ひたすら人口を減らしてレベルアップがさらに遠のくだけ。
律儀にノーリセットで遊ぶほうがどうかという話なんだけどな。

きっちり勝てる戦いを繰り返して資金と資材を貯めて
しっかり兵器を強化していくことがクリアへの道。



各都市によって手に入る資材が違うので、
最新の都市を攻略したくても、いったん以前の都市に戻って稼ぐ必要がある。
1戦が長くないとはいえ、それが逆に作業感を増幅させて精神的疲労が大きい。

都市ごとの個性が薄すぎるのも問題。
数戦に一度ほぼランダムで出現するボスぐらいしか変化を楽しめない。
出現する敵が違うとか、置ける兵器に制限があるとか、
何かしらの工夫がないと移動する楽しみがないんだよな。

何度「課金するから時短させてくれ!!」と思ったことか……。
つーかゲーム性自体が「課金のないスマホゲー」だなこれ。






特定条件をクリアするごとにストーリーが進行。

仲間が増えるごとにアイキャッチのシルエットが
開放されていくのはなかなか楽しい!






キャラクターは結構魅力的だけれど
シナリオの尺に対してキャラ数が多すぎてフォローしきれてないw

まあこのゲームに関してははシナリオをダラダラ読まされるよりは
戦闘をテンポよくガンガン遊べるようにして物語は味付け程度で正解だな。





ラスボスが強くて手こずったものの、兵器を強化しまくってなんとかクリア。

クリア後はこれまでのボスがさらに強くなったミッションも用意されていて
がっつり都市を強化させるやり込みも用意されてはいるのだけれど、
とりあえずトロコンまでやって終了。

ところどころのアイデアはいいのに全体的な感触が残念なゲームだった。




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感想:クリミナルガールズ INVITATION その2

2022-12-01 07:05:39 | ゲーム(VITA)



前回遊んだRPGが泣きたいレベルのクソゲーだったので
過去にプレイしたさくっと遊べて楽しいRPGを遊ぶことにした。


9年ぶりに遊びなおしたが、いやこれマジで面白いな。

フロアごとにいくつも小さく区切られた部屋でイベントが発生していく。
流行りのオープンワールドとは真逆の考え方。
もともと日本はこういうゲームを作るほうが得意なはずだもんな。






スキルを覚えるごとに戦略がまるごと変化する戦闘システム。
4人が提示した行動のなかからひとつ選ぶという、
ストレスを感じさせながらも面白いと思わせてくれるオリジナリティ。

各アイテムの所持上限が15個というのもギリギリでゴリ押せるバランスで
テストプレイを繰り返して編み出した調整なのだろうなあと思う。

肝心の戦闘のスクショを全然撮らずにおしおきの画像ばっかりになってたw



昨今嫌われがちなランダムエンカウントの戦闘だけれど、
個人的には割と好きなんだよなー。
道中の戦闘をこなしていくことでボスと戦う頃にはちょうどいいレベルになるよう
バランス調整されていればなおよし。

とはいえ、このゲームはエンカウントを消すスキルもあるし
逆にいつでも戦闘に入れるスキルもあるし、
律義にランダム戦闘をこなすのは非効率というのがなんとも悲しい。
やはり自分のような古参プレイヤーは時代遅れか。






ストーリーも非常に良く出来てる。
七つの大罪を基に、一人ひとりの罪を明かしていき、その解放を目指すカタルシス。

P活を取り入れてるのがなかなか時代を先取りしていてナイスw

そういや前回の感想で「ラストハルマゲドン」を思い出したと書いてるが
エンカウント時に「エモノがいたわ」ってセリフがあるあたり
明確にオマージュなんだな。





オリジナル版シナリオの「与田想」は俺が死ぬほど好きなダントラシリーズのライターやね。
キャラの魅力を十分に引き出す采配は相変わらず神。

PSPからVITAへ移植される際に追加されたシナリオ部分は
つまらないとは言わないけれど、急に文法が変わるせいで
どこが追加部分なのか丸わかりなのがな……。





ぬるぬる調教のおしおき。謎の液体をたらして衣装を濡らしていく。
家庭用でやっちゃいけない濡れ方に見えるのは俺だけかw

シナリオがそれぞれの女の子との絆がテーマになってるのに
なんでスキルを獲得するためにセクハラまがいのおしおきをしなきゃいかんのか
まったくもって不明だけれどw 面白いから全然OK。





ラスボス・真ボス・裏ボスの撃破で3種類のエンディングが存在。

スキルを揃えてアイテムをぶち込みまくれば大抵の敵は怖くないので
お金が手に入りにくい最初のラスボスがいちばん手ごわかった。
この達成感こそがRPGとしての醍醐味!!






さくっと軽く遊ぶはずが37時間も夢中になってしまった。
ゲームに熱中している時は本当に幸福だな!!




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感想:デモンゲイズ2 GLOBAL EDITION

2022-11-06 09:49:02 | ゲーム(VITA)



またダンジョンゲーが遊びたくなってVita様にすがることに。
前作が神ゲーだったので超楽しみ!!






だったはずなんだが。

まずおかしいのが難易度。
デフォルトが5段階あるうちの上から4番目で、それがヌルすぎる。
普通にオート攻撃してるだけで大抵の敵は死ぬ。

そのうえ仮にこちらが全滅してもその場で全快して復活できる。
これだけでとんでもないクソゲー。
前作で楽しかったはずの戦闘の緊迫感がすべて消えた。





一応上から3段階目の難易度に上げたら
前作と同じ程度の敵の強さになったし復活要素もなくなったのだけれど
自分でわざわざ難易度設定する必要があるのがあまりにも納得がいかない。

これが「標準」だというなら最初からその難易度にしろよ。






前作同様、各ダンジョンのボスであるデモンを倒すことで仲間にできる。
しかし前作のような召喚獣的なポジションではなく、ただのパーティーメンバー。
あんなに頼もしかったデモンがただのショボキャラになってしまうとは……。


そのうえ戦闘における「クロスデモン」というシステムがひどい。
主人公とデモンが合体することにより大幅に性能が上がるうえに
特定回数、一方的に攻撃できる。

このシステムのせいで主人公の攻撃力をひたすら上げれば大抵のボスは瞬殺。
最初からゲームバランスを取るつもりがないんだな……。





合体時にかっこ悪いアニメーションが入る。
こんなもんに予算かけんな。







デモンを強化するためのメンテナンス。
おさわりミニゲーム自体は嫌いではないが、
システムに取り込んでマンネリにならなかった例ってあるのかな……。
しかも好感度アップでデートイベントとか、
誰がこのゲームにそんなもん求めてるんだよ。






何が悲しくておっさんの乳首を責めなきゃいけないんだろう……。







Wizフォロワーとしてのアイテムハント。
強力なプラス数値がついたアイテムがポロッと落ちる嬉しさは健在だけれど。





1つしか手に入らないはずのユニークアイテムがいくつも手に入ったり
手に入れるために相当な工夫が必要だった神器が簡単に手に入ったり
前作のトレハンで面白かった部分がことごとく殺されてる。






つまらんストーリーを延々見せられるのもつらい。

革命団がラジオ放送を使って仲間を奮起させていく。
なんでファンタジー設定でラジオや収録スタジオがあるんだよ、
という理不尽は百歩譲って許したとしても、面白いと思える部分がないのに毎回クソ長い。
まともなシナリオライターを使えばこうはならなかったはずなのにな……。






クロスデモンを使って裏ボスも2ターンで瞬殺してやっと終われると思ったんだが、
Global Editionなのでクリア後の有料DLCも最初から入ってる。
それまでがヌルかったせいか、雑魚にも即ぶっ殺される調整。

キャラクターのレベルやパラメータのキャップも解除されて
とことんやり込めるように作られているのだけれど、
面白くないものをやり込もうとは思わないよね……。




なんというか、すべてにおいて否定する要素しかない。

このゲームって要するにあれなのかな。
「モエロクリスタル」を作れっていう指示が上からあったのかな。
前作が何故ヒットしたのかをカケラも理解してないアホが舵を取るとこうなるんだな。

長く愛されるシリーズになりうるポテンシャルがあったのに
2作目であっさりトドメを刺された。
ていうか「Global Edition」とかいうまったく変わらないものを
わざわざ発売する意味ってあったのか? 俺みたいなコレクターしか喜ばんだろ。


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DLC未クリア


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感想:FLOWERS 夏篇

2022-09-18 21:10:45 | ゲーム(VITA)





記念すべきvita感想100本目が4部作の2作目というのがいかにもこのブログらしい。





前作では脇役だった車椅子の少女・八重垣えりかが主人公に!! あやねる!!





新たに学園へ編入してきた数名のなかから考崎千鳥がえりかのアミティエとして選ばれる。

ぶっきらぼうな態度ながらも根は純粋で他人想いであるえりかが
鉄面皮と称されるほどの無感情な千鳥を相手に奮闘する序盤から、
ひとつひとつの出来事を経るごとに変わっていく互いの心情の描写がたまらなく美しい。






各章のはじめに童話になぞらえた導入が語られる。
こういう雰囲気の出し方すごく好き。







前作から引き続きのキャラクターたちもしっかり立ってる。

「ニカイアの会」の会長である八代譲葉先輩。
登場するたびあの日の話題を振りまくキチガイなのに
見た目の麗しさと超絶コミュ力のおかげでめっちゃ魅力的なキャラ。ズルい。




えりかたちの担任であるシスターのダリア・バスキア教諭。
えりかは足が不自由なのでお風呂に介助が必要。
もうちょっと足を上げろ!!




前作の主人公、白羽蘇芳との絡みも多くていい。
やはり黒髪ロングは正義!!







ことあるごとに小説や映画のセリフを引き合いに出す面々。
小説はまだしも、娯楽に関しては監獄レベルのこの学園で
いつそんなに映画を観てるんだこいつらw





作中で何度も食事のシーンが出てくる。
どの料理の描写もうまそう。

ひたすらノーブルに徹した前作とは違って
多少の俗っぽさをうまく取り入れているのが非常に好ましい。






どちらもゆっくり進めたのであまり断言できないのだけれど
前作からかなりボリュームダウンしているような気がする。

朗読会・バレエ発表会という大きな山場が用意されているとはいえ、
ちょっと物足りなさが残る。





えりかも千鳥も非常に良いキャラなだけに、
心情の変化はスローであればあるほど楽しみが増える。
単純にもっと二人の関係を眺めていたかったというのがクリア後に沸いた気持ち。

とはいえ、もちろん選択肢によって好感度が変化し、
いくつもの結末を見れるのもゲームならでは。
各ENDごとの二人の気持ちを推し量る楽しさは白眉の出来。





推理部分も前作のような理不尽な謎がないので普通に楽しめた。
でも推理の回数自体が減っているので、もう少し盛り込まれてると嬉しかったなぁ。

事件によってキャラクターたちの心情が(不正解時のバッドエンドも含めて)
より鮮明になっていく意味でも、やはりミステリ部分が
この作品において何よりの山場だな、と実感。





一番気に入ったグラ。下着姿で水遊び。肺に穴が開くほど尊い!!
この一枚だけでもこの作品の価値があると断言できる!!

……なんていう決めセリフを何度も吐きたくなるほど
素晴らしい一枚絵が揃ってる。

割と最近百合に目覚めた自分にとって
百合のなんたるかを逐一勉強させてもらえる素晴らしい作品。
あと2作残っているのがたまらなく嬉しい!!



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感想:ニコリの数独V 珠玉の12パズル

2022-06-24 23:47:51 | ゲーム(VITA)





ニコリのパズル12種類が100問ずつ入った贅沢ソフト!
コスパすげえ!!

……と思ったんだが、当然ながらVitaのユーザー層とは合わなかったらしく
アホみたいに売れなかったせいで中古相場が結構高め。
しかしそれを考慮してもやっぱりコスパすげえ。




気に入ったパズルをいくつか紹介。







★ナンバーリンク

同じ数字を線でつなぐだけの簡単ルール。
しかし当然ながらそんなあっさりいくわけがなく、
延々と試行錯誤を繰り返す羽目になる。


すべてのマスが埋まるということが理解できれば
少しは正解への道筋が見えてくるので
正と逆の双方のロジックでゴールを目指せる。







★カックロ

縦or横に表示されている数字を合計として1~9のいずれかの数字が列に入る。
同じ列に同じ数字は入らない。


算数が苦手だとひたすらオエエェェとなるパズル。
常時足し算引き算をやらされるので脳がオーバーヒートする。
それでもずっとやっていると反射で埋められるようになっていくので
なかなか良く出来てるなぁと感心しきり。
子供のシナプス増強にも良さそう!







★四角に切れ

数字のマスを1つ含め、その数字ぶんの面積の四角に区切っていくパズル。
形が制限されやすい奇数のマスをどう攻めていくかがカギ。


クリアしたときの盤面が美しくて好き。
几帳面な人なら確実にハマる。






★美術館

数字はそのマスの周囲に置かれる照明の数。
照明は上下左右に光を放ち、すべての床を照らすとクリア。
ただし光のあたる場所に別な照明は置かれない。


収録されている中でこのパズルがいちばん好き。
ひとつ照明を置くだけでスカっとマスが埋まるのが快感。
しかし難易度が上がると1マス1マスに照明を試し置きして
矛盾が発生しないか確認する地獄の作業になる!






★橋をかけろ

数字のマスは上下左右に掛かる橋の数。
同じ方向へは最大で2本しか橋は掛からない。
すべての島を橋でつなげばクリア。


直感的にわかりやすくて好き。
なにげに重要なのが「すべての島がつながる」という点で、
「2」「2」の島を2本の橋でつなぐとそこから広がらないので矛盾、
というロジックが面白い。







ひとつのパズルを一定数クリアするごとに10問ずつ開放されていく。

最後まで開放させたらラスボスのような2問が現れた。
片方に挑戦したところ、2時間かけてなんとかクリア。


時間をスポンジのように吸い取る悪質な遊びだなこれw
ゲームなんて暇つぶしのためにやるものだけれど、
ここまで無為に時間を吸われてしまうと
自分が何をやっているかわからなくなって泣きたくなってくるな……。

しかも何がヤバイって「もうやめた!!」と思っても
気がついたらまたどっぷりハマってる中毒性。

はやく次のゲームを遊びたいので
パッケージごとフィルムでグルグル巻きにして封印します。




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クリア数 259問/1200問
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感想:蒼き翼のシュバリエ その2

2022-05-28 15:39:00 | ゲーム(VITA)


前回の感想はこちら


また「ダンジョンに潜りたい病」を発症し、ダンジョンRPGをチョイス。
ただ、ガチでRPGを遊ぶ余裕がないので
過去に遊んだ簡単なダンジョンRPGを遊ぼうと思って
ピックアップしたのがこのゲーム。

簡単すぎて手応えがなかった記憶しかないので今回はトロコンまで挑戦。







まずは最初からやり直し。
ナメてかかったところなかなかに手ごわくて困った。

前の感想を自分で読んだらめっちゃクソゲーと書いてるが、
実際はダンジョンRPGとしてそこまでクソゲーではないな……。

ボスが瞬殺なのは確かに記憶のとおりだけれど、
マップの構造や雑魚の連戦は甘くない。
ゲームの作り自体はきちんとしてて印象はかなり改善された。




裏ダンジョンのボスが2ターンで沈むの図。
これってドラクエ3と同じで、適正レベルを設定するために
ボスのHP自体を下げて回復性能を持たせたせいなんだろうな……。





以下トロコンへの道。




★炉の達人

余った装備を魔法の炉へぶち込みまくることで同系統の装備が強化される。
いずれかをランク9まで上げれば達成。
ドロップ装備を使うよりも、店で炉専用のアイテムを売ってるから
意識して上げたほうが簡単なんだな……。





★永遠の絆

仲間のうちいずれか一人のソウルランクを10にする。
ランクが上がるたびにイベントが発生。
王女ルーミの最終イベントでちゃっかりまぐわってて草。エロゲーかな。





★神殺しの斧

マップ全体に散らばった宝石「バールナイト」を30個集めることで作れる。
実質的にはクリア後のマップ埋めのご褒美といったところ。
武器としてもかなり強いのでありがたい。





★竜を倒せし者

ゲームの最終目標である「神の座」の試練をクリアする。
前回遊んだときはレベルが低くてここで諦めたが
もう少しレベルを積んだらあっさり勝てた。
やっぱこのゲームのボス弱ぇわ。






★妖刀村正

村正の入手。エクスペリエンス作品の定番トロフィー。
前回はサムライをパーティーに入れなかったが、
ここまで優遇されてるならと思い、今回はマイを育てた。
ひたすら雑魚狩りを繰り返してようやく手に入れたものの
あまり強くなくて泣いた。






★村正を超えたもの

大村正の入手。
調べたらどうやらドロップは敵のレベルにも依存するらしく、
狩場に置くアイテムを最大レアの「神歴納豆」にする必要があるとのこと。
そのうえアニメ4本くらい観終わるまでリセットを繰り返してようやく出た。






というわけでトロコン完了。
ちょっと遊ぶつもりが40時間以上費やしてしまった。

確かに粗も色々あるものの、なんだかんだで面白かった。
やりこみたい人にはアイテムコンプへの道も用意されてて
このメーカーの相変わらずのダンジョンRPGへの理解の深さを悟った。

遊びなおして再評価できるってのは大事だな。



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感想:FLOWERS

2022-04-08 22:25:56 | ゲーム(VITA)



同じイノセントグレイの『殻の少女』シリーズが大好きだったので
「こんなシャバい百合ゲーを作るために続編の発売を遅らせおって!」と憤っていたのだが、
そんなあいだに自分でも百合にハマってしまった以上、これは是非プレイしておかねばならん。


~~あらすじ~~

人との付き合いが苦手な少女・白羽蘇芳(しらはね すおう)は
「アミティエ」と呼ばれる疑似友人を作る決まりのある
ミッションスクールへの入学を決意する。
そして、奇しくもその年からアミティエの制度は
二人組から三人組へと変わったのだった。

~~~~~~~~





自己紹介で延々とゾンビ映画の話をしようとして担任に止められるような
あきらかにコミュ障の主人公。痛すぎて見てるだけでつらい。共感性羞恥!!







なにやら最初にやらされる性格診断。
とりあえずすべて「はい」で答えてみた。
一周クリアしてから気づいたが、どうやらそれが正解ルートらしい。
なんだこのゲームw






盗難・失踪・傷害といった「ささいなきっかけで広がってしまう事件」というのが
学園ミステリとして非常によくできてる。

同じメーカーの『クロウカシス』は本格ミステリを目指そうとして滑ってたけど、
こういう肩肘を張らずに作ったミステリはとても心地よい。





何より文体が素晴らしい。
時折むずかしい言葉を織り交ぜながらも嫌味にならず読みやすく、
情景描写や心理描写がとても美しく、それでいて登場人物のセリフはどこかコミカル。
全体の雰囲気の統一感を崩さないバランス感覚は称賛すべき。





ちょっとアダルトな会話も自然に溶け込ませていてドキッとする。
かわしまりの瑞沢渓は相変わらず声も演技も素晴らしいね。





雰囲気の統制がとれたゲームなので
急に中の人ネタをやられるとちょっとなw





そして百合もふんだんに盛り込まれていて素晴らしい。






あら~





あら~





あら~





百合百合しい展開に思考がフワフワしているところへ
ふと事件が起こって緊迫した状況へ投げ込まれる。

プレイヤーの中にはこの唐突さが合わないという人もいるだろうけれど、
個人的には作中の視点をニュートラルに戻す効果として
なかなか良くできていると感じた。






ただまあ、推理場面で間違うと即ゲームオーバーにもかかわらず
普通の人は知らない知識をプレイヤーに求めるのはひどい。





『嵐が丘』は高校のときに読んだが、読んだうえで答えがわからん。
「作中の人物が特別な知識を持っている」という設定は別にいいんだけど
それをプレイヤーに強制させるのは推理ゲームとして違うよなぁ……。





なんで普通の高校生がラテン語を知ってんだよ。
ラテン語なんかフェ○チオしか知らねえよ。
百合ゲーの感想で何を書いてんだ俺は。




単純な選択式なので総当たりでいけることはいけるけど。
専門知識を必要としない推理はほぼノーミスクリアだっただけに、
考えても答えがわからない問題は出して欲しくなかったな。





人間が苦手な蘇芳の成長。学園生活のなかで育まれる絆。
少しずつ変化していく感情が丁寧に浮き出されていき、
その終着点へ向かう過程にとても共感できる。
同性愛そのものに対する懊悩も逃げずに描写されていて胸につまされる。



そしてノベルゲーとしての長さがちょうどいい。
「寝る前にちょっとだけ」のプレイスタイルにぴったり。
落ち着いた曲と綺麗なグラフィックと柔らかい声優の演技は睡眠導入に最適。

シリーズがあと3作も残ってるのでこれから楽しみでたまらん!!




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感想:NINJAGAIDEN Σ PLUS

2022-03-21 15:11:04 | ゲーム(VITA)


派手なアクションゲームが遊びたくなって
適当に目についたソフトをチョイス。






ファミコンの『忍者龍剣伝』をクリアした俺なら
難易度ハードも余裕だな!!






と思って開始したところ1面すらクリアできずにギブ。
仕方なくノーマルで開始したが、それでもベラボーにキツい。





何回かゲームオーバーになるたびギブアップするか聞かれる。
ギブアップすると「忍犬モード」になり難易度が激ダウン。
ふざけんな!! 余計な要素入れんな!!





そもそも自分が3Dアクションが苦手な理由として
「極度の方向音痴」だからであって
地図を取り逃すとどこへ行けばいいのかまったくわからん。

壁走りなど、忍者っぽいアクションが用意されてはいるのだけれど、
視点によって操作が変わってしまうのがめっちゃストレス。
直感的にこういうアクションができることが良ゲーの条件だよな……。





スイッチを押すと一定時間のあいだ道が出るシーン。
しばらく前にVitaの右スティックがおかしくなって自分でパーツ交換したが、
左も少しおかしくなっててキツい。
横スクロールアクションなら喜んでやるんだがなあ……。







レイチェルを操作するステージもあり。
戦闘シーンはもちろんのこと、会話シーンやムービーに至るまで
常時ぷるんぷるんでゲームに集中できないw
DOAVVから出てくんな!!!





ボス戦自体はかなり面白いのだけれど、
死ぬとセーブしたところまで戻されるのがきつい。
セーブポイントがボス直前ならまだしも相当離れたところにあることも多いし。

死んだらボス戦の直前まで戻してトライを繰り返させて
プレイヤーのスキルを上げさせるのがアクションゲームの在り方じゃないかなぁ……。
まあ『忍者龍剣伝』のラストバトルでは1機死ぬだけで3ステージ分戻されるんだけど。





忍術を使うときにVitaの背面タッチで術式の印を組むのが面白い。
子供のころみんな『孔雀王』の九字印を真似してたよね!!(←おっさん)





うおぉ……邪神像だ。
唐突にファミコン版の要素が登場するとテンション上がる!!!




というわけでなんとかノーマルモードクリア。
クリア後にハードでやりなおしたらそこそこ進めるようになってて嬉しかった!
でもその上にベリーハードとマスターニンジャがあるらしい。マゾゲー極まれり。

背景やムービーのビジュアルは美麗で楽しめるし
ゲームとしての歯ごたえもボリュームも非常に素晴らしいのだけれど
操作性と利便性を制作側が自らスポイルしているのはどうなんだろうなぁ……。



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ノーマルモードクリア
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感想:この素晴らしい世界に祝福を!~希望の迷宮と集いし冒険者たち~

2022-03-06 06:12:40 | ゲーム(VITA)


なにやらまた急に「ダンジョンに潜りたい病」を発症してしまい
見繕ったゲームがこちら。


原作のラノベは読んだことがないがアニメはめちゃ面白かった。
「このすば」キャラを使ったダンジョンRPGなんて最高じゃねえか!!






と期待したもののRPGとしてはあまりに稚拙。

装備アイテムの種類が悲しいほど少ないので
ダンジョンRPGのファンが求めているであろうハクスラ要素がほとんどない。

レベルが上がってもスキルが増えず、戦略がまるで変わらない。

とりあえずレベル上げてダメージ増やせ、という
大昔の国産PCのRPGのような戦闘バランス。
嫌いではないけど、それを今の時代に発売するのはいかがなものか。




そんななか特徴的なのが、見事なまでの「原作再現」。

めぐみんが爆裂魔法を一発撃つだけでその回の冒険ではまったく動けなくなるし
ダクネスは攻撃がまるっきり当たらない。

ボス戦もめぐみんの特攻ありきのバランスで
鉄砲玉としてのめぐみんを強くするためだけに
一緒に冒険してレベルを上げる必要があって普段は完全にお荷物。

原作がギャグだからこそ許されていた部分を、
忠実に再現してRPGを作るとこんなにもつまらなくなるのか。
知らずにプレイした人はキレるんじゃないかこれ。

なにより一番の問題は「全滅してもペナルティなしで街に戻されるだけ」の点。
そのせいで緊迫感がゼロになってる。

クエストも「マップに表示された地点へ行ってそこにいる敵を倒す」
というものがほとんどなので、手抜きにもほどがある。





まあそんなわけでRPGとしては問題だらけなのだが
キャラクターたちの脱力した掛け合いは非常に楽しめた。
当然血生臭さとは無縁なシナリオw





アニメ原作のRPGでお約束の衣装チェンジ。
水着で雪山探索してもなんのデメリットもなくて、何のプレイだこれ。





アニメでおなじみのアイキャッチ。





サービスシーンも多めでよろしい。





アニメのラスト2話における引きのようなカット。
いかにもゲームっぽくない感じが象徴的。




RPGを謳っておきながらここまでキャラゲーとして開き直るのは
ある意味潔いと言えるのだけれど、
それを金取って売ろうとするのは消費者をナメてるな。
ダントラシリーズの大ファンからするとなおさら。

一応エンドコンテンツっぽいクエストもあるけれど
トロコンで満足してしまった。



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