世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

富士山御胎内清宏園 FILE:5

2012-11-11 13:16:19 | 史跡・観光・他
それでは御胎内こと印野の溶岩隧道内部へと入ってみよう。

この洞窟は小学校の遠足で入った際に非常に狭い思いをした記憶があり、また今回は
前日に大雨が降っていた事もあって内部の様子が心配で、あまり気乗りしない入窟である。
印野の溶岩隧道 御胎内の説明
入口の横には御胎内の説明と見取り図が設置されていた。これによると誕生は西暦390~550年の古墳時代中期。
印野丸日溶岩流によって形成された全長約68mの洞窟で、1927年(昭和2年)に国の天然記念物にしていされている。
前半は父の胎内、後半は母の胎内となっており、言わば出生を体験できるアナログシミュレーターといったところか。

入口の前に用意されている、釘が打たれた木材。蝋燭を照明として使用する場合は、これを燭台として使おう。
ちなみにロウソクは園の入口にて10円で販売されているが、ここは素直にライトを用意してきた方がいいだろう。
木の燭台 御胎内入口
入口部は前半のルートの中では最も狭まった場所だろうか。しゃがんで溶岩隧道へ入窟する。

入口から父の体内に入ると、まず小腸部大腸部を通過する事となる。小腸に大腸って、出産関係ないやーん!
という疑問はさておき先へ進もう。この辺りは天井までの高さが1.3m程だろうか。中腰になれば充分通れる広さだ。
小腸部から大腸部 小腸部の岩壁
小腸部と書かれた看板付近の岩壁は、まるで小腸の輪状ヒダを思わすかのような形状をしていた。

続いて五臓部。ここは更に天井が高く、普通に立って歩けるほどの広さがある。
心配していた雨の影響も少ないようで、思っていたほど五臓六腑にしみわたってはいなかった。
五臓部 乳房石からの下り道
更に先へ向かうと乳房石なる看板があり、ここから道は下り坂となっている。どれがどう乳房なのか
それ以前にまだ父の胎内じゃないのか、そんな些細な事は、この暗黒の世界ではどうでもいいのだ。

FILE:4へ戻る  御殿場観光12選目次  To be continued...


最新の画像もっと見る

コメントを投稿