「ワインがある生活を楽しみませんか?」

ワインを気軽に楽しんむための小さなヒントです!
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新年あけましておめでとうございます。

2006-01-01 19:53:52 | Weblog
すっかりご無沙汰してしましました。
さて、今日より 2006年です。
かわいい愛犬が載った年賀状をいっぱいもらいました。
今や ペットは家族の一員という感じですね。

暮れに「モンド・ヴィーノ」という映画というかドキュメンタリーを見ました。
ワイン通及び仕事柄ワインに関係している人しか見ないような内容ですが
この岐阜の地で見られたことに驚きです。
3人で見たのですが貸切だったのですから 本当に申し訳ない感じです。

ワイン造りの現状がよくとらえられていました。
「フライングワインメーカー」(空飛ぶ醸造家)と呼ばれる大変ネームヴァリューのある醸造家が 世界のワイナリーを飛び回りワイン醸造のアドヴァイスをします。
彼にワイン造りの監修を頼めば、彼のブランド力でワインも売れます。
そして彼はワインの評価をするジャーナリストの好みを熟知しているため、高得点を得られるワインを造ることが出来、より販売力を持つワインが出来上がるのです。

彼を密着していましたが、高級車にお抱え運転手券秘書を乗せ 各ワイナリーを回ります。彼の元には世界中のワイナリーからひっきりなし電話が入ります。
各ワイナリーの滞在時間はわずか5分程度…たった5分でワインを試飲して アドヴァイスします。(確かどのワイナリーでも同じことを繰り返して言っていたと思いますが…)

アメリカで最も成功したワイナリー ロバート・モンダヴィ(オーパス・ワンやオルネライアなど高級ワインを手がけています)が ブルゴーニュの土地を買いそこに進出しようとしたことを 村全体で阻止したという話。

マーケッティングに優れ商業ベースでワインを造るモンダヴィと 昔ながらの方法で土地の味(テロワール)を忠実に表現しようとしているワイナリーとの対決は、ITで成功した社長が いきなり自分の成功体験で企業に乗り込んでくる昨年の日本の経済界を見ているようです。

紀元前から造られていたワインが グローバルな流れの中で今変わろうとしています。
それがこの映画のメッセージだったと思います。

どの業種でもグローバル化の流れは止めることはできませんが、せめて流れに身を任せるだけでなく 自分の信念は守り通さないといけないなと感じました。
というか、信念を持たなくてはいけないと実感! 一年の指針を考えようっと!
去年は考えようと思いつつ一年が過ぎてしまったので…反省を込めて!

それでは 今年も皆様にとって素晴らしい一年の幕開けとなりますことを
心よりお祈りしています♪





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