昨日は、「ロバート・モンダヴィ うまみ“UMAMI”セミナー」に参加しました。 ロバート・モンダヴィ氏は、「カリフォルニアワインの父」と称されていますが、今年生誕100周年を迎えるそうです。(94歳で亡くなられた) ワインの教育に関して、早くから先駆的な取り組みをしているモンダヴィですが、そのエデュケーション・ディレクターであるマーク・デ・ヴィア氏のセミナーでした。 日本人には馴染みのある食材本来がもつ“うまみUMAMI”を軸として、ワインと食材のマッチングを試せるセミナーでした。 前半は、ロバート・モンダヴィの歴史とワイナリーの紹介、ワインの試飲セミナーです。 両親と共にワイナリーを経営していた当時、ナパにはワイナリーが20件ありましたが、大量生産の安価なワイン造りが主流でした。 ロバート・モンダヴィは、1966年53歳のときに家族から独立して、世界に品質の高さを認めてもらえるワイン造りを始めます。 現在ナパには、450のワイナリーがあり、ほとんどが高品質のワイン造りをしています。 現在のカリフォルニアワインの礎を築いたのがモンダヴィで、まさに「カリフォルニアワインの父」と言われる所以です。 モンダヴィ自身は、アメリカで生まれましたが、イタリアから移民してきた両親の元で、イタリアのライフスタイルである、ワインをお料理と共に楽しむ、人生を楽しむというのを、子供の頃から体感していました。 そのため彼は生涯を通して「人生を楽しむためにあるものはワインだけでなく、アート、料理、音楽と触れ合うことだ」として、ワイナリー設立当初からマーグリット夫人と共に、ワイナリーツアーをしたり、「ワイン教育プログラム」、また有名シェフを招聘してワインとお料理のマリアージュイベント「グレート・シェフ・プログラム」を開始するなど、ワインを広める文化活動に取り組んできました。 モンダヴィは、ナパ・ヴァレーとローダイ、セントラルコーストという3つの地域のブランドを持っています。 カベルネ・ソーヴィニヨンのそれぞれの地域のワインを飲み比べました。 左から ★ロバート・モンダヴィ ウッド・ブリッジ カベルネ・ソーヴィニヨン2011 (ローダイ) モンダヴィワインの入り口となるカジュアルでジューシーなワイン。 ★ロバート・モンダヴィ プライベーと・セレクション カベルネ・ソーヴィニヨン2011 (セントラルコースト) 大切な人とプライベートな時間を過ごすためのワイン ★ロバート・モンダヴィ ワインリーカベルネ・ソーヴィニヨン 2010 (ナパ) モンダヴィが大切にしているワインのスタイル、豊かで凝縮感があるが、 やさしくソフトなタンニンのエレガントなワイン。 ★ロバート・モンダヴィ ワインリー カベルネ・ソーヴィニヨン・リザーブ 2009(ナパ 世界有数のカベルネ・ソーヴィニヨンの産地と言われる「ト・カロン」で 造られた最高峰のカベルネ・ソーヴィニヨン ワイン。 深みがある複雑な香り、凝縮した味わい、インパクトがあるけど主張しすぎない エレガントさを兼ね備えたワインでした! 通常なら引退の準備に入る53歳から、カリフォルニアワインを革新させる偉業を成し遂げたロバート・モンダヴィに、とても感銘を受けました。 何かを始めるのに、何かを成し遂げようとするのに年齢は関係ないですね! 強い思い(ミッション)、情熱、夢・・・大切にしたいと思いました。 ワインセミナーでしたが、モンダヴィの生き方に共鳴して勇気をもらうことができた有意義なセミナーでした。 食材本来がもつ“うまみUMAMI”とワインとのマッチングは、とてもおもしろい内容でしたので、次回お知らせしますね! お楽しみに! |
*~*~*~ アミの想い ~*~*~*~*~*
大切な人たちとの楽しいおしゃべり、幸せな時間
自然の恵みに感謝と喜びあふれる豊かな時間
私たちの笑顔、喜び、幸せが地域に波及して
明るい未来につながることを心から祈っています。
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