【アミ】2008年 南フランスワインの旅 (3)
2008年9月25日訪問
ドメーヌ・デュ・フォーコン・ドレ
ドメーヌ名が “金のハヤブサ”です。
こちらは子供達の為の年間を通してのワイン・スクールをやっています。 “ちびハヤブサワインスクール”!
バンダンジュや仕込みももちろんちゃんと自分達でやるのです。
大人には、予約が要りますが、本格的な試飲会も出来ますし、7,8月の火、金曜の夜 “ワインとお料理のマリアージュ”なる催しもあります。
1989年からBIOと名乗ることが出来るようになり(BIOに転進してから3年以上たたないと名乗ることはできません。)
現在はシャンパーニュ地方からコンサルタントに来てもらい ヴィオデナミに転進中だそうです。
ドメーヌのオーナー夫人、今年購入したばかりの最新式の収穫機。収穫しながら除茎までしてしますというすぐれもの。
結婚前は医療関係の仕事をしていたとか、カーヴ内の案内からワインの説明まで全て完璧にこなしていた頼りになるオーナー夫人です。
自慢の息子さんは ワインの醸造の勉強のみならずビジネス(マーチャント)も学び これからソムリエも勉強もするそう(消費者と実際に触れ合うことでどんなワインが市場で求められているか知りたいそうです。)
和食が大好きで料理教室にも通っている大変研究熱心な時期オーナーです。
私の一番のお気に入りは 遅摘みの甘口ロゼワインfleur d’amur(フルール・ダムール:愛の花)
ラベルは芸術家肌のオーナーらしくものすごく素敵。
ギフトに最適ワイン
発酵するには温度管理が大変大切。ぶどう品種によって発酵温度を変えるための機械などを見せてくれました。
このドメーヌを見学して改めて ワインを造るにはその設備投資がかなりかかるということ・・・
土地 人 情熱だけでなくそれらを補う最新設備も必要。
ワイン造りにかける強い思い入れを感じました。
ここでは 息子さんがフレンチオークやアメリカンオークをつかって ワインの熟成でのいろんな実験をしていると自慢げに話していました。
頼もしい後継者が育っています。
なんと10種類のワインを試飲しました。
ワインごとにグラスをきちんとミネラルウォーターですすいでくれたり 白 赤 デザートワインでグラスを専用のものに変えてくれたりと大変気を使っていただきました。オーナー夫人の説明を聞きながら試飲したせいかどれも納得の味わい。
彼女の情熱 研究熱心な将来有望な息子さん・・・今後楽しみなドメーヌです。
心地よい試飲の時間を過ごしました。
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