『七侠五義 人間道』第7~12話まで見ました。
包拯を通じて代州事件を告発し、龐吉の死罪を求めるという方針で一致した盧方ら4義兄弟ですが、白玉堂はあくまで自ら龐吉を誅殺しようとして龐吉を拉致。しかし攫われた龐吉の方も、泊まった宿で密かに救出を求める血書を残そうとしたり、白玉堂の隙を突いて逃亡を図ったりします。この手際の良さから鑑みるに、龐吉は今まで何回かこうやって拉致された経験があるんじゃないでしょうか。
そこへ展昭や盧方らが駆けつけ、白玉堂を説得して龐吉の身柄を確保し、都へと連れ戻します。そこから包拯による取り調べとなるはずでしたが、ここで仁宗皇帝腹心の宦官陳琳の横槍が…… 陳琳「どうでしょう包殿、陛下もまだ年がお若く、龐太師の補佐を必要としておられる。適当な所で矛を収められては?」 包拯「そうですな。しかし国の柱石たる太師を白玉堂が殺めようとした罪は見逃すわけにはいきません!(キリッ ……あれれー?でもどうして白玉堂は太師に危害を加えようとしたのかなー?そこんとこちゃんと確かめなくっちゃー(棒読み) 」 陳琳「(ダメだこいつ、早く何とかしないと(´・ω・`) )」
で、仁宗皇帝の立ち会いのもと太師府の家捜しが行われ、龐吉が当初暗殺に忍び込んだ白玉堂を騙すのに使った代州事件の被害者一同の位牌が罪の証拠となります。龐吉が自分が代州事件の当事者であるということと、遼から逃れてきた人々が宋の民であることを認めた証拠になるというわけですね。しかしここでも龐吉は何のかんのと言い逃れをし、結局龐吉は遼から逃亡してきた宋の民を遼の手先と誤認した点では落ち度があるが、無辜の民を虐殺する意図は認められないという玉虫色の裁定が下され、(実際のところは自らの軍功のために宋の民と知りつつ遼の手先ということにして虐殺したわけですが)官職は剥奪されたものの死罪は免れ、終生先帝の陵墓の墓守をつとめることに。
盧方や白玉堂らは当然この処置に納得できません。包拯自身もこの裁定に納得できず、講釈師に代州事件の講釈を語らせたりして世論を味方につけようとします。仁宗自身は自ら講釈を聞き、盧方らと直接面会をして考えを改め、遂に悲劇の現場となった代州摩天嶺の発掘を命じます。
摩天嶺から虐殺された民の遺骨や遺品が出たことで、さしもの龐吉も死罪を免れないかと思いきや、今度は当時在位していた先帝が代州事件の真相を知りながらその事実を握りつぶしていたという証拠の文書を仁宗に差し出します。仁宗もこれ以上龐吉の罪を追及すると、先帝の過失をも認めなければならないということで、龐吉の死罪を断念。盧方らはいよいよ実力行使しかないと龐吉の籠もる先帝の陵墓を襲撃しますが……
ということで何度追い詰められても冷静に対処して死罪から免れる龐吉。こういうのを見ると、やっぱり中国で大岡越前や水戸黄門が自分の仕事をするのは無理ゲーではないかと思うわけですが……
一方陳琳は、盧方らの襲撃から龐吉を守れと丁兆に命じますが、一連の展開に丁兆自身も納得できないようで、龐吉の護衛をつとめる河伯と雷公の2人が盧方らに倒されるのを見届けてからノコノコと参上し、龐吉から「なぜもっと早く駆けつけなかった?」と詰問されると、「いやあ、私の任務はあなたを守ることだけなんで(棒読み) 」と答えたりしております。龐吉と盧方・白玉堂らの運命やいかに?(^^;)
包拯を通じて代州事件を告発し、龐吉の死罪を求めるという方針で一致した盧方ら4義兄弟ですが、白玉堂はあくまで自ら龐吉を誅殺しようとして龐吉を拉致。しかし攫われた龐吉の方も、泊まった宿で密かに救出を求める血書を残そうとしたり、白玉堂の隙を突いて逃亡を図ったりします。この手際の良さから鑑みるに、龐吉は今まで何回かこうやって拉致された経験があるんじゃないでしょうか。
そこへ展昭や盧方らが駆けつけ、白玉堂を説得して龐吉の身柄を確保し、都へと連れ戻します。そこから包拯による取り調べとなるはずでしたが、ここで仁宗皇帝腹心の宦官陳琳の横槍が…… 陳琳「どうでしょう包殿、陛下もまだ年がお若く、龐太師の補佐を必要としておられる。適当な所で矛を収められては?」 包拯「そうですな。しかし国の柱石たる太師を白玉堂が殺めようとした罪は見逃すわけにはいきません!(キリッ ……あれれー?でもどうして白玉堂は太師に危害を加えようとしたのかなー?そこんとこちゃんと確かめなくっちゃー(棒読み) 」 陳琳「(ダメだこいつ、早く何とかしないと(´・ω・`) )」
で、仁宗皇帝の立ち会いのもと太師府の家捜しが行われ、龐吉が当初暗殺に忍び込んだ白玉堂を騙すのに使った代州事件の被害者一同の位牌が罪の証拠となります。龐吉が自分が代州事件の当事者であるということと、遼から逃れてきた人々が宋の民であることを認めた証拠になるというわけですね。しかしここでも龐吉は何のかんのと言い逃れをし、結局龐吉は遼から逃亡してきた宋の民を遼の手先と誤認した点では落ち度があるが、無辜の民を虐殺する意図は認められないという玉虫色の裁定が下され、(実際のところは自らの軍功のために宋の民と知りつつ遼の手先ということにして虐殺したわけですが)官職は剥奪されたものの死罪は免れ、終生先帝の陵墓の墓守をつとめることに。
盧方や白玉堂らは当然この処置に納得できません。包拯自身もこの裁定に納得できず、講釈師に代州事件の講釈を語らせたりして世論を味方につけようとします。仁宗自身は自ら講釈を聞き、盧方らと直接面会をして考えを改め、遂に悲劇の現場となった代州摩天嶺の発掘を命じます。
摩天嶺から虐殺された民の遺骨や遺品が出たことで、さしもの龐吉も死罪を免れないかと思いきや、今度は当時在位していた先帝が代州事件の真相を知りながらその事実を握りつぶしていたという証拠の文書を仁宗に差し出します。仁宗もこれ以上龐吉の罪を追及すると、先帝の過失をも認めなければならないということで、龐吉の死罪を断念。盧方らはいよいよ実力行使しかないと龐吉の籠もる先帝の陵墓を襲撃しますが……
ということで何度追い詰められても冷静に対処して死罪から免れる龐吉。こういうのを見ると、やっぱり中国で大岡越前や水戸黄門が自分の仕事をするのは無理ゲーではないかと思うわけですが……
一方陳琳は、盧方らの襲撃から龐吉を守れと丁兆に命じますが、一連の展開に丁兆自身も納得できないようで、龐吉の護衛をつとめる河伯と雷公の2人が盧方らに倒されるのを見届けてからノコノコと参上し、龐吉から「なぜもっと早く駆けつけなかった?」と詰問されると、「いやあ、私の任務はあなたを守ることだけなんで(棒読み) 」と答えたりしております。龐吉と盧方・白玉堂らの運命やいかに?(^^;)