博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『花間提壺方大厨』その2

2017年08月22日 | 中華時代劇
『花間提壺方大厨』第7~12話まで見ました。

掌櫃的殺人事件の下手人は、方一勺らが参拝した尼寺の師太であることが判明しましたが、師太にも同情すべき点が多々あり、知府として事件の審判を担う義父の沈一博はどう判決を下したものかと頭を痛めます。そこで沈勇が「師太は人を殺したのは事実だが、そもそもそれは師太が掌櫃的の妻と娘を匿って人を助けようとしたことから発している。これは因果応報と言うべきで、殺人の罪は人助けによって相殺されているのでは?」とコメントし、裁判では師太に罰として寺で謹慎し、死者のために弔うことを命じるという、実質的な無罪を言い渡します。このあたりから沈一博の息子を見る目が少しずつ変わり始めていきます。


爹爹こと沈一博。今はお堅い印象ですが、漏れ聞く話を総合すると、どうやら若い頃は息子のような鳴かず飛ばずのやんちゃくれだった模様。

そして沈勇は一勺の薦めもあり、父親から紹介されたカンフーマスター莫風堂と、父親の同窓だったという占い師兼講釈師の蒼満雲から、それぞれ武術と学問を教わることに。以下は莫風堂とその悪ガキ弟子の冬冬のもとで一勺が披露した料理。なかなか姿を現そうとしない莫風堂をおびき寄せるためにヒロインがうまい料理を作るというのは、まんま『射鵰英雄伝』ですね。





沈勇は、悪ガキの冬冬からは「何の取り柄もないお前にあんな出来た嫁がずっと側にいてくれるわけないだろ。他にいい人が現れたらさっさと愛想を尽かされるに決まってる。オレの嫁になった方がずっとマシだ。」と言われて真剣に悩み、蒼満雲からは「一年以内にあの娘は大難に襲われる」と予言され、勉学に身を入れます。そう言えば一勺は宮中の皇子の手の者に追われる身なのでした。

実は赤の他人であることを隠して方員外の娘ということで嫁入りした一勺ですが、沈勇の父母が「あの子、絶対方員外の娘の方瑤じゃないよな。自分で一勺と名乗ってたし。」「もう誰だっていいじゃありませんか。勇児とも好き合っているんですし。」という会話をかわしたりしており、もうすっかりバレバレの模様です。そして沈勇とも、「なあオレなんかの嫁になって後悔してない?」「相公はお父さんよりずっといい人だもん。お父さんはろくでなしだったけど、お母さんが死んだら三日三晩泣き通しで、後を追うように死んじゃった。」「えっ、父親は方員外だったんじゃ…(困惑)」という会話をかわしておりますw 沈勇は一勺が実の両親の死後に方員外に引き取られて養育されたと、勝手に辻褄が合うように解釈してますが……

そして今回のラストで本物の方員外の令嬢方瑤らしき美女が登場し……
コメント (5)
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