シリーズ、 「UML等各種ダイアグラムのエラーチェック体系化」です。
前回ではダイアグラムの検証法について、概要を説明しました。おおきくわけると、こんな感じ。
・ダイアグラムの入力に関するチェック
→入力時矛盾チェック
=入力データが前工程で作成されていて、利用可能になっているか
・ダイアグラムの処理に関するチェック
→検証
=入力データと出力データの変換の妥当性、正当性
・ダイアグラムの出力に関するチェック
→出力時:成果物矛盾チェック
=作成した成果物が、他の成果物の記述と矛盾してないかどうか
で、このうち、お手軽に出来るのが、実質、項目一致チェックである、「入力時矛盾チェック」。
そこで、この「入力時矛盾チェック」でどれくらいの効果があるのかを見てみようって
いうのが、これからのお話。
なんだけど、その前に、開発で使われるダイアグラムについて考えたとき、
上記のチェックは、具体的に何を指すのかがわからないと、今後の話に支障を
きたすので、ここで、それを確認しておきましょうというわけ。
で、さらにその前に、そもそも「開発で使われるダイアグラム」ってなに?
ってことになりそうなので、UML等→Strutsを使った開発におけるダイアグラムをまとめますかにょ。
っていうのが、今回と次回のおだい。
で、考えると、開発の流れは、
(1)登場人物の整理
(2)登場人物にかかわる業務の流れを確認
(3)そのうち、コンピューター化する範囲を確認
→ここで機能がでてくる
(4)機能ごとの入出力確認
(5)画面入出力から永続性項目取り出し(変換)→正規化→DB定義作成
(6)画面からフレームワーク決定→クラス決定
ここでStrutsを利用する場合
(7)画面遷移図、画面一覧→ActionForm,Action決定
(8)ActionForm,Action決定→struts-config.xml
(9)プログラミング
となっていく。あと、テストがあるけど、ここで話をきる。
で、次回は、この開発の流れと、図の関係を書きます。