■動画見放題という枠組み
従来、動画などのコンテンツというのは、コンテンツごとに買って所有する
というモデルが中心だったわけです。
そのため、違法コピー(=お金を払っていないで所有してしまう)という問題
が出てきたわけです。
でも、最近、BeeTVのように、一定金額を支払うと、そこにあるコンテンツ
は見放題というものが出てきました。この場合、この一定金額のお金を支払って
しまえば、いつでもどこでも何回でもそのコンテンツを見ることが出来ます。
何度見ても、定額です。
そうなってくると、所有している意味って、なくなってきます。
見たいときには、いつでも見れるし、何度見ても、定額料金なので。
そして、そこまでくると、わざわざ、違法コピーをする必要がなくなってくる
わけです。
■クラウド的発想をすると、所有の意味はない
さらに、自分が所有する必要ないなら、いつでも見えさえすれば、だれが、どこに
持っていても関係ないわけです。どこの誰かは知らないけれど、誰もがみんな知っている
サイトにアクセスすれば、好きなコンテンツがいくらでも見れる・・・
まさに、クラウドです。
このようなクラウド的発想でコンテンツを提供すると、所有する意義がなくなってきます。
違法コピーの意義もなくなります。
そして、Bee TVなどは、この流れといえます。
■ビジネスモデルの変化で、違法コピーの問題は変わってくるかも?
このような、一定料金支払い、見放題という枠組みが定着してくると、違法コピーなどの
意味がなくなってくるので、問題は、なくなってくるかもしれません。
つまり、ビジネスモデルの変化で、違法コピーの問題は変わってくるかも?ということです。