昨日とおととい、Cloud computing World Tokyo 2010いってきたんだけど、
なんか、クラウドの感じがちがってきたぞお?
クラウド話の中心が、
たとえば、GAEではなくて、Google Apps(つまり、GmailやGoogle docs)
Windows Azureの開発ではなくって、Microsoft Online Services
でExchangeをクラウドに、みたいな話とか・・・
SaaS話が中心、
開発って言っても、NoSQLどころか、オンプレミスと同じように開発できますよ
っていった話が中心でしたね。
そもそも、技術的な話より、自社SaaS製品とか、データセンターの話中心。
KDDIのクラウドは、かなり興味を持てたけど。。。
セキュリティ的にも、お客さんで物理占有、OSは入っている、
監視はしてくれる、国内DC、ISMSは取得している、フル冗長構成、価格明確・・・
・・・と、いいところを上げればきりがなく、たぶん企業的には検討に値するサービスだと思うけど・・・
やっぱ、一点だけひっかかる・・・
物理占有って言いきっちゃって、それって、「クラウド」なの(^^;)
「クラウド風」ならいいんだけど・・・
そのKDDIの人もいってたけど、お客さんはクラウドがしたいんじゃなくって、
アウトソーシングしたいっていう話だから、別にそれでいいんだけどね・・
でも、KDDIクラウドとか、SaaSとかが、「クラウドとして」絶賛されてしまうと、
クラウドの論調って、大きく変わってるんじゃないかと思う。
うーん、いつの間にか、クラウドって、SaaSのことになっちゃった?