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量子情報理論の基礎について聞いてきた? その2

2018-09-05 09:14:32 | ネットワーク
量子情報理論の基礎について聞いてきた? その1
https://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/42dbe65b45c1cc992cf9546255e4b35c


の続き。前回(その1)で、量子力学で大切なのは3つ
・重ね合わせ
・観測
・ユニタリ変換
ということを書いたけど、その詳細




【重ね合わせ】
・Ket記法は役に立つ
・キュービット:2つの状態の重ね合わせ
・列ベクトル |ID> で表す
 |0>  0Ket

・Ketベクトルの満たす性質
 →Ketを変数とみなして計算してOK

・行ベクトル<Bra} 
 2つ合わせてブラケット

・内積<Bra{Ket>
 クロネッカーのデルタ(デルタ)
  同じものの内積をとると1
  違うものの内積をとると0

 規定のスカラー値の和としてみなせる→ヒルベルト空間では複素数あり

 直交
 正規性
   →クロネッカーのデルタ

・成分を計算する
 Ketに対して、n番目のBraを左からかければ成分が出る
 逆に右にかけるとIが出る
 つまり<m|n>=δmn
 成分はAk=<K|A>

  |A>=a0|0> + a1|1>  のとき 
  0が観測される確率<A|0><0|A>
 <A|I|B>=<A|B>
 <i|M|j>=Mij




【観測】
・量子の状態は直接には観測できない
・観測される値はエルミート演算子をかける→固有値:実数

・演算子:けっきょく、行列
 行列:線形作用素

・行列の固有ベクトルと固有値
 M|V> = m|V>
 行列    数字
 mを作用して、向きが変わらない
 パラレル行列の固有値:わかりやすい型で持つ

・エルミート行列
 自己共役(H=H*)のとき、エルミートの固有値は実数
   実数に対応するオブザーバブル

 ある状態|A>をとる系のオブザーバブルの期待値は、
 LをAでサンドイッチすればもとまる

  <L>=<A|L|A>




【ユニタリ変換の機械的意味】
・ベクトルの長さを変えない
 UU* = I
 UU* = U*U = I を満たすとユニタリ行列という

(ハミルトニアン→エネルギーは今日はやらない)


・量子ゲート:キュービットがN個ある
  別々なものを1つに表す
  数学でしか把握できない世界がある

・N子のキュービットで2^N個の並列計算が可能
 キュービットに対する行列
   ハダマール
   パウリ
   フェーズ   → いろいろある
    :
    :
 
・2つのキュービット→4つの状態の重ね合わせ
 3つのキュービット→8つの状態の重ね合わせ

 観測すると・・・
  最初の1ビット:状態変わる
  キュービットは分解できる→もつれあい(2つの積に分解できる)

・2キュービットの回路
  CNOT(コントロールNOT)
   コントロールは素通り
   ターゲットを変える(コントロール|1>なら反転)

  ベル・ステートゲート
   行列のテンソル積を導入するとみやすくなる

・No クローニング定理
  コピーしない(量子コンピューターは)




う~ん、よくわからん(^^;)
キーワードだけ拾ったので・・  

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