自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

大寒

2020-01-21 17:50:50 | Weblog
昨日20日は大寒、20日正月、寒い寒い暦の上の真冬なのに
暖かいから桃の剪定も楽にできた。
桃剪定中に見つけた虫の卵無視せず載せた。


成虫の名前はわからない


歌の文句ではないが「私馬鹿よね、おばかさんよね」が顔を出し
ホタルの幼虫が見たくなったので選定は途中止めしてに堂々川へ


カワニナの餌になるクレソンも岸辺に見え

水の中の葦の根付近を探した


もうホタルの幼虫は一時冬眠から覚めて餌のカワニナを食べている時期
でも見つからない。幼虫を一番見つけやすいのは石の下だが石が見つからない。

ヤケのヤンパチで空を見ると、昨年あった場所に烏の空巣があった。
昨年より少し大きくなっている。



木の真ん中付近まで目を落とすとそこにはウスタビガのカラスがあった。



ホタルはあきらめて昨年作られた、山の中の遊歩道を歩いてみた。




遊歩道の右、左端に昨年5月、小学生に彼岸花の球根を植えて貰った
その葉が元気にしている


左が白色、右が赤色の球根を植えた。この調子なら秋には花が咲くだろう。

話は変わって、今年は柿が豊作だ。
植えた人は枝ごと柿の実を地上に落としている。
そこへメジロがやって来て柿の実をついばさむ。
1、2・・5羽も来て目の前まで来ても逃げない。
食べるが勝ちぞそのメジロ、おかげで楽しませてもらった。



また話は変わって
2015年「御領の古代ロマンを蘇らせる会」が福山市100周年記念で
福山市から何かイベントをしたらその費用を出すと募集があった。
このような話は大好きで早速応募の書類を書いて出したらなんと
100万円もらえることになった。
それで砂留シンポジゥムを開催することにした。
民間団体が主催するのは初めのケース!
このシンポは次年度福井市、続いて翌年が長野県松本市で開催された。
しかし結構お金がかかるからその次はつまり昨年は誰も手を上げず
シンポは開かれなかった。
私たちの時は不足分のお金を工面するために神辺地区の3団体と共同で
冊子を発刊し販売して何とかつじつまを合わせた。
その冊子の中の写真、「ホタルと砂留」が写っていて良いものだ。
その写真、東京の渋谷区笹塚で展示されていたがある人から寄贈されて
堂々川へ帰ってきた。
有難く飾らせてもらった。




今日も暖かかった。
大寒がウソみたいで近所のロウバイが満開になり良い香りを周囲に
振りまいている。



寒い時は寒くないといろいろな問題が起こる。
いわゆる温暖化問題。
自分たちでできることは何だろう。

ネタ多し

2020-01-10 14:27:02 | Weblog
 12月UPが少ない分、思わぬネタをカメラは残していた。

堂々川東の一番高い尾根(標高150m)では雲海が現れていた。





PCが壊れ手持無沙汰で家の周りの木を切っていたら


誰かのいたずら?プラごみが木・気にかかる

巣にモミジの葉が 多分昨年の巣だ

モズの巣だった。以前は巣作りにPPロープなど使わなかったのに!
時代は変わったようだ


近くの池巡りをすると


カモが冬の行事
くるくる輪を書いて鴨流おしくらまんじゅうをしている


黒いのがいたり、エサ取りをしているのもいた。


今年はオオバンが多い


黒い隣に白いのがいて






普通は池の中央へ逃げるのに、この個体はカメラに近づいてきた


今日は10日、今年になって堂々川のごみ拾い2回目だが新しいゴミはほとんどなく
タバコの吸い殻が数本、前年の拾いもれがあっただけ
堂々川へ来る人が少なかったのだろう。

人間の悪い奴が減ったと喜んでみたが、堂々公園の彼岸花植栽の川のり面は
30mを超えて耕した跡が残っている。


猪が暴れてくれた


石川五右衛門なら
「砂の真砂は尽きるとも、世に16の数は増えるばかり」と詠うのだろうが!

隣の谷、鳶ケ迫で猪とにらめっこ




柵を挟んだ5m程の距離、
相手が逃げだしたので追いかけたが柵越えで手間取り対岸へ逃がした。
しかし、私も馬かよね!
武器も持たずに16を追いかけるとは?

兎追いし お正月

2020-01-07 12:02:43 | Weblog
明けましておめでとうございます。良いお年でしたか。
我がブログ、今年から気を入れ直して情報発信します。

先月、つまり令和元年のつもごり頃、兎が迷い込んできた。


餌を差し出すと寄ってくる
誰かが飼育していたのは間違いない


翌日、逃げたかと思っていたらまだ同じ場所にいる


ニンジンや水菜を与えるとよく食べる


3日目の朝雨が降った。

 昔読んだ漫画「子連れ狼」を思い出し、*小高い丘の城壁の崩れかけた東屋で
帰らぬチャンを待っている大五郎=子兎”シトシトピッチャんの唄”でも、雨が降る、
舞台裏も備後国分寺近くの大きな古民家の塀の中、雨でもだいぶ元気になってきた。
捨てた主はまだ見つからない。

4日目の夜、大晦日 兎の事や今年1年の煩悩を落とすために氏神さんやお寺さんにお参りした。


令和の幟が見える八幡神社

サイトウギが燃え上がる

備後国分寺 
23時30分から除夜の鐘ツキが始まった

私は17番目につかせてもらった
煩悩が消えた


初詣でを済ませて、家路についた。

翌朝、令和2年(2020)元旦の朝


我が家から外へ出たがっている兎



食べるものは何でもOK


6日目の朝
まだ子供ではあるがご挨拶している
家を出ていくのか


逃げるわけではなく畑の野菜をたべている


9日目の朝、もういないと思って畑に行くと



脱兎のごとく逃げていった。

今日から小学校も3学期が始まる。
兎が逃げていないか確認をしたら、昨年同様2羽いると!
近くでは野犬に襲われた話も聞いた。

私は子連れ狼の友達としてこのウサギを見守ったが10日も
いてくれた。本気で漫画の主、拝一刀にあたる人を探す必要がある。

今年も良いことと自分で作る仕事に振りまわされそう。
少なくても昨年より1つ年をとっているから
昨年と同じ轍は踏まないようにとおもって行動したい。

あらためて今年もよろしくお願いします。

2019年10大ニュース

2019-12-28 20:58:57 | Weblog
 今年も残すところ3日と数時間。 
堂々川ホタル同好会というボランティア団体が今年も頑張っていますと
小さな声で新聞社に負けないように10大ニュースと名前を付けてチラシを作った。
今年も小学生一緒に彼岸花を植えたり水質調査をしたりと砂留文化のPR。
インク代がないので発行部数は40部、メールがある人には添付で送付した。
その原本写し

A4版4頁


ニュースの1番初めの内容は
今年も自然保護活動で表彰された。山口県新山口に於いて
瀬戸内海環境保全地区会議殿から感謝状をいただき、
多くの人のパラパラの拍手を貰い活動事例発表をした。




この発表者、固い雰囲気の場所で笑いを貰った


2.彼岸花の開花数が県NO。1になったようだ植え始めて苦節10年経過


12月でも咲いている

猪に掘られて日干しの球根が増える中、前年より2万本も増えた


500万本咲く埼玉県や100万本を超える茨城・名古屋・京都。奈良などには
傍にもよれないが毎年増えている。堂々川中流域1200mの道筋と川原だから
まだまだ毎年増えていくはず!

又この川筋には24色の花色が7月から12月にかけて咲く。
写真を貼られる看板を作っている。



3.ホタル
 昨年の西日本豪雨で福山のホタルの里は軒並み壊滅状態
 堂々川の5番砂留が作る川原だけが前年を超えて、他地区から雌の
 譲渡要求があったが時期が遅く断った。


ホタルの幼虫

ホタルを見に来られた人たち

砂留をバックに飛ぶホタル


4.砂留の整備


最大の6番砂留、残念なことに日本トップレベルは他に譲ることになった
高さ13.5m 鎧積みの石崖、お城の城壁みたいで美がある


5.中南米7か国8名の公務員の研修の場
  8年連続で彼岸花が咲くころ来訪され各国代表とごみ談義をした。

6.新入会員高校生、大学生が大活躍
  高校生は昨年暮れに迫谷から流れ出る砂を止めた砂留を再発見
  大学院生は会報の裏面に何故砂留が必要かの記事を書いてくれた。
  福山市の文化担当の方が江戸時代の物のようだから追加で
  日本登録有形文化財に申請する準備を始めたいと!

7.広島や岡山県からも視察の希望が相次いだ


彼岸花は11月になっても花を咲かせてお出迎え


8.小学生と作る観光地


水質調査


夏休み堂々川へ家族連れが水遊びにやってくるがその水が
安全・安心かどうか毎年確認している。
また水生昆虫や両生類の生息確認の場にもなっている


セトウチサンショウウオ


一緒に活動している福山大学の学生さんがDNAを調査したら
カスミサンショウウオと少し異なる新種と判明し、上記の名前が付けられた。
近々ホタルの会報裏面に記事を載せてもらうことになった。

9.不法投棄
発足依頼同好会メンバーがポイ捨てごみを拾い、不法投棄を福山北署と共に
撲滅する作戦をたて対応して大幅に減少していたが今年の9月
4件も発生。同好会のメンバーの多い人は8時間も無駄な時間を費やした。


2日続けて道路上から川原へ投げ込んだ計10袋


捨てた人間の会社が分かって警察が訪問、会社の担当は大慌てして対策を取ったとか!

10.小鳥の巣箱掛け


堂々公園に17個の巣箱を掛けた

内2つからは巣立ちした


1つはスズメに箱を乗っ取られた
もう一つは巣箱のシジュウガラの雛を捕獲し、
下流のサクラの木の根元に捨てたらしい。
おかげでその雛の飼育先を探すのに多くの時間を費やした。

番外堂々川は人間以外に猪やアナグマに自然を荒らされる。
今年、猪は瓜坊3頭のみ捕獲、昨年10頭捕獲したから
学習されて罠に入らなくなった


我が家のトウモロコシを狙ったアナグマは捕獲した


猪はだめだったがアナグマ1頭は獅子の檻の隣で捕獲。
捕獲は福山市の許可を取って、資格のある人の指導で捕獲した。

よく考えたら今年の12月はブログ更新が2回、
いそがしかった!!!。
しかし今回のブログの筆者もあまり頭が良くない。
誰も喜んでくれない仕事を自分で作って時間を浪費している。
こんな人を「い」の付く人とは言わないで
「ば」の付く人というらしい。
来年は馬から離れたいが、今年広島県一の彼岸花の里は鹿に葉を食べられ
1番の地を堂々川に譲ったらしい。
ならば、私は馬が合うなら来年も馬と付き合ってみるか・・・

観光地 ホタル

2019-12-12 14:53:18 | Weblog
昨年のホタルの舞は「福山市でトップ」の評価の方が多いです。
よく飛ぶ地域3カ所からホタルの雌が欲しいと言われた。
 堂々川のホタルは「ソメイヨシノ」の花が咲いた直近の雨の夜
幼虫は光りながら水から上陸して土に潜ります。


サクラが咲いた

水の中

水から上陸


幼虫が光りながら上陸する様は独特の綺麗さを感じます。


1匹の光

5匹が上陸


上陸して土に潜り、約40~50日後に成虫になり光りだす。
ホタルの光る部分は雄の場合お尻の2節が光り、メスは1節が光りもう1節は赤い。


雄のホタル


ホタルの成虫


源氏ボタル


堂々川のホタルの光は年により異なるが普通は6月10日頃がピークである。


多くの人が5番砂留川原で見物される
時々路上駐車で警察に叱られることがある。


ホタルの光の軌跡


3番砂留川原

6番砂留の下方

写真愛好家が撮影すると明るい


源氏ボタルは6月から7月にかけて産卵する。
川の周辺のコケや水草の根等で卵から孵化すると水に直接入れる場所。

私たちは今から13年前この川にビオトープを造った。


広島県に申請許可を貰って開発
4番砂留川原から始め、3、2、5番川原を開発した。


それ以降毎年、8月初旬に福山市の出前教育制度を利用して
水質調査をしている。


近隣の小学生が中心


珍しい水生昆虫


ヘビトンボ


ホタルの幼虫2年目


餌になるカワニナを食べている幼虫


普通ホタルの幼虫は1年目の翌4月に上陸するがもう1年留年するものもいる。
たかがホタル、されどほとんど
ここまでになるのは黒い水の対策から始め、ビオトープづくり、
途中3年ほどホタルの幼虫を養殖して放流もした。

会員、支援者等多くの人のご協力でここまでになり
堂々川のホタルとして観光地にまでなった。
石の上にも3年、努力して10年
来年3月、水環境文化賞を盛岡でいただける内示をいただいている。

今後もご指導、ご支援をよろしくお願い致します。




結果は観光地

2019-11-29 21:16:33 | Weblog
今回から数回にわたってなぜ彼岸花を植え始めたのか!
古い昔を探してみた。
堂々川ホタル同好会が設立されたのは2006年4月。
ホタルを飛ばす為に作った同好会でした。


設立した頃の堂々川 国の登録有形文化財に認定された頃
石積も見えない砂留


これでは「ホタルよ飛べ」と言っても無理な話。
2006年の4月
堂々川の現状把握を始めた。
上流のある谷から黒い水が流れ出ていた。


第1回定例会
まず堂々川の川の中のごみを拾うところから始めた


何でゴミがここにあるのかと疑問を持った人が110番通報。
すぐにパトカーが来てこのゴミをトラックに積んでいた副会長に
職務質問を開始していた。

用事で家に帰っていた当時の事務局長が
再度やって来たときは副会長はパトの警官の質問にしどろもどろで苦戦中だった。

事務局長曰く、「お巡りさん捨てているのとトラックに載せているのが
分からないのですか!お名前は何と言われるのですか」と言った記憶がある。
恐ろしい剣幕のパトさんもすぐに分かったのだろう。・・・
「わたしらは100番されたらすぐに来ないといけない」
「手伝ってくれますか」と言ったかどうかはわからないが?
「申し訳ないです。怪我のないように作業をしてください」と
言われてすぐに立ち去られた。
これが堂々川ホタル同好会の最初のごみ処理です。2006年4月の事。
続いて
上流の黒い水の出ていた谷の整備。


一つの谷、ダーサ谷のごみ



第1回目の谷から掻きだしたごみ
多分不法投棄が許されていた時代の事だろう


2009年相変わらずごみの捨てやすい川なのだろう!


川にかかる橋の上から捨てている


この頃、不法投棄を止めさせる対策として堂々川に彼岸花の球根を植え始めた。
まだお金をどうして集めるか等のことは考えていない頃。
綺麗なところにはごみを捨てない人間心理を応用して初代会長が植え始めた。

会員も田圃のあぜ道から掘り上げて堂々川5番砂留の下方に約2000球を集め
翌日の日曜日植えることにして道路脇に置いて帰宅した。

翌日、あれ!箱の数が少ない。
約半分誰かが持って帰っていた。

翌年の2010年から御野小学校が遠足を利用して
植栽を手伝っだってくれることになった。
学校が手伝うということを学んだから今度は球根を
購入するための資金集めの方法を考えた。
福山市の女性職員が助成金の事を教えてくれた。
申請書を書く手順や助成先の名前も教えてもらった。
2011年からは中条小も手伝ってくれる。
「全労災」から数10万円の助成を貰い、彼岸花や桜を植えた。
いまでも看板に名前が残っている。

その後不法投棄は大幅になくなり年に1~2件に減った。
植える方はそれ以来毎年続き2018年は9900球
2019年は5700球を植えて、開花数19万本
堂々川はホタル・彼岸花・砂留が見られる観光地になった。
数年前からモミジも植えているので紅葉も綺麗。

この観光地に2019年9月、収まっていた不法投棄が3件も発生。


エアコン



缶ビールの空き缶、中身の入っているものも20缶程の5袋


その翌日9月27日4番砂留川原に5袋




警察の協力もあって、多分だが1万や2万ではない罰金を支払ったやつがいるはず。

約10年かけて、小学生と保育園児とボランティアが
作り上げた観光地、堂々川の中流域の不法投棄撲滅活動は続いている。

なのに他所から来た青年?はこの苦労も知らず捨てたと推測。

{私たちがした活動成果、この10年を返して}

ちなみに、今日11月29日、堂々公園の川の両岸に彼岸花が咲いている。
この話は今後数回続きます。

今でも彼岸花

2019-11-16 20:54:56 | Weblog
例年11月に開催される神辺観光協会主催の史跡巡り
どこの町でも古い史跡や文化財はあるが住民は知ってるようで知らない。
11月9日に開催された史跡巡り


総勢70人がバス3台でスタートした


銀杏の大木が綺麗な天別豊姫神社。まだ紅葉は先のようだ。


あらやだね、ここは2番目のはずだが、1番目は車上での説明だったので後に回した


本陣はパスして簾塾へ、ここは福山藩の教習の場 菅茶山が作った


雨漏りが激しく、近々修理か?


童謡の夕日、とんび他、また全国の校歌の作詞家の旧家、葛原茂宅


バナナ?バショウ珍しい実がなっている


国分寺はここ数年史跡巡りには入って居なかったが今年は・・・
私がガイド役なので画像がない。

今売り出し中の堂々川の国の登録有形文化財堂々川の砂留群
ここから1.5km東山中にある御領古墳群
関東では国の史跡になったようだがこちらはボランティアが探して
調査して、冊子を発行して世に出したが!
お役所はあまり関心がないようだ。


昭和の初めの資料では870基以上の文字もあるが
発見できているのは270基程


広島県でも大きいレベルの円墳、墳丘20m


ここから見る御領遺跡


神辺平野(広島県最大の平野)の東端にある遺跡で、
大きさは九州吉野ケ里遺跡の4倍もあるが!ただいま細々と発掘中。
我々が頑張るだけでは史跡の指定は難しい。

お待たせしました堂々川の彼岸花の里
少し食傷気味だが
堂々川は猪に荒らされている彼岸花植栽の場、
広島県一という30万本開花の三次市吉舎地区は鹿が葉を食べて花はなし
堂々川では今でも蝶が舞う。
今年に限って言えば花札「猪鹿蝶」の大役で堂々川が広島県一位の開花数。

堂々川ホタル同好会は
水野勝成神辺城入城400年でいろいろなイベントが開催され
堂々川の砂留見学に来られる人に彼岸花を見ていただくために
特別のプロゼクトを組んで10月末から11月中旬にかけて
彼岸花を咲かせることに挑戦した。
そして10月20日には赤系7本を咲かせたが全て誰かが持ち帰った。
早く言えば泥棒、見方を変えれば公共の土地の花、黙って持ち帰っても良いのでは!
11月9日には約90本が開花又は蕾でお出迎えをした。


白花約90本


11月15日


白花110本


素人で初めての経験とはいえよくやった。


赤花系も1本蕾

蝶もやって来た


自分で自分を褒めても仕方がないが誰も褒めてくれなければ
自分で褒めるしかない。
しかし紅白で成果を出したことは自信になった。

かれがきた

2019-11-06 20:39:56 | Weblog
当地では10月のお祭りシーズンは過ぎたが自然はまだまだ元気である。

ゲンノショウコが神輿草の別名通りみこしを作っている。


種子ができてそのてっぺんが分かれて神輿に見える。


今我が家周辺は10月桜が咲き、つわぶきが満開。


つわぶき

10月桜


フィジョアの実が熟してきて木から落ちている。


生食するが落下して数日経たないと甘くならない


秋真っ盛りのはずが


堂々公園の木々も赤・黄色を増してきた。


しかしあちこちで松の葉の茶色が目立つ。
堂々川沿い






砂留の傍



岡山県でも茶色の葉を見かけた。





堂々川周辺の山はアカマツ林でマツタケが良く生えていた。
しかし昭和の終わりごろから多くの松が枯れ、マツタケは超高級品に様変わりした。
夏から秋にかけて赤松(山地に多い)黒松(海辺に多い)は急に葉が茶褐色になる。
堂々川周辺は赤松(別名女松)がほとんどでマツノマダラカミキリムシが
松の枝に傷つけた場所からマツノザイセンチュウが入り込み木を枯らす。
カマキリとハリガネムシの関係のようにマツノザイセンチュウはカミキリムシの
中間宿主で松が傷ついたところから入り松の木の水分補給を邪魔するらしい。

平成のはじめには山へ殺虫剤をヘリコプターで散布していた。
しかし散布するところとしないところでは松の枯具合いは違ったが
最終的には山全体が茶褐色になった。

そして20数年経った今、松の根とマツタケ菌が一緒になってマツタケのシロ
を作る松に成長したのに葉の茶褐色が見え始めた。

女松に枯れが来た。
女に彼が出来てマツノザイセンチュウを受け入れたから枯れる。
期待したマツタケは多分無理だろう。

今の時代、山ヘリコプターから殺虫剤散布など許してはくれない。

話しは変わって
明日は神辺観光協会主催の史跡巡りが行われる。
堂々公園・国分寺・天別豊姫神社・簾塾・葛原・古墳の丘等をバスで
見学する。当然ガイドも各ポジションで待機、ガイドは観光協会の
試験合格ガイドが行う。
堂々川の砂留だけはバスの案内人が行う。
明日はお楽しみに!

実は堂々公園に彼岸花を咲かせるプレゼクトを組み、昨日時点では
約80本が蕾を持ち上げている。
つまり1か月遅れで彼岸花が見られるのである。




彼岸花科ダイアモンドリリーがお迎えをする。
実は昨日迄7本咲いていた赤系の花は全て誰かがお持ち帰りになっていた。
最近の堂々川はごみは捨てる、猫も捨てる。(現在4匹)
花は盗まれる。
まじめに努力している人たちをあざ笑うように!
枯れもそうだが困った世の中だ。


今年の祭り

2019-10-28 21:37:33 | Weblog
10月も終わりに近い。
ジョウビタキがやって来て、我が家の周辺でも縄張り争いをしていたが
今年は雌が制したのだろうか。


屋根の1番高いところで1日の半分は過ごしている
ヒーとか、ヒ、ヒと鳴いている


鳥続きの話し、
ある池では黒いのと白いのが仲良く並んでいる。



少し先の池では水を抜いて底が見え、魚が沢山いるのであろう
サギの群れが餌を食べている。
たまにいじめをしているのもいるが落ち着いた群れであった。


50羽は超えていたと思う


飛びの仲間、テング蝶がセイタカアワダチソウに群がって蜜を吸っているのだろうか


30は超えているかな!数えられない多さ


ここからは本題の祭り記事、当然テングのお面も活躍する。
御野という小学校区、昔の御野村
青年団の旗を持って


踊る。昭和の時代が懐かしいと喜ぶ爺様もいた


御野村の祭りは3つの字が第1日曜日、第2日曜日、第4日曜日に執り行われている。

先ほどの旗、下御領の祭り


土曜日の夜、前夜祭

翌日日曜日、神様が神社を出て別の場へ行く。お旅と名の付く
行幸先でも跳ねる


そして、
26日夜、上御領の跳ね踊りを取材した。

ここの八幡神社の鳥居にはハトが左右に並んで八の字になっている。
八幡宮の八をハトが表す。



前夜祭では


保存会の提灯と

幟が歴史を表している。無形文化財。


この地の跳ね踊は室町時代山名氏が暗殺された将軍の敵討ちをした時、
城主の地元で跳ねたという歴史があるようだ。

個人的な見地であるが福山市では規模と言い、踊り手の技と言い
NO.1と言っても良いと思う。
福山城400年祭が今行われているがここでも跳ねたらしいが見逃した。

鬼と小学生の踊子がひとしきりハネタ後


我が地元の保存会の師匠らしい。迫力があった。

神社の境内から階段を下りていく

太鼓が一つだけ残って全員が降り終わるまで頑張っていた


翌日の日曜日も各地区から集まり神社で跳ねる。
そして帰っていく。



これで跳ね踊りは終わりで次は神楽の時間になるという。
ここまで付き合ったがここから先はパスした。
何年か前、三谷地区の跳ねを取材したがこの地は過疎化で次代を継ぐ人が減り
迫力が無くなっているという。

サギという鳥は増えているが祭りという伝統が
いつまで続くのか!心配している。

今年のオニバス

2019-10-21 21:11:32 | Weblog
秋が深まりだした。
堂々川でも紅葉が見られ始めた。



9月のはじめに毛虫に葉をすべて食べられた桜が花を付けた。



広島県でトップの彼岸花の里になった堂々川


咲いた時は綺麗だったが


花は葉知らず、葉は花知らず


葉が見られ始めた
花は幽霊花と呼ばれるように花の上の方が白く、見られたものではない
人が言う、幽霊に似ている


対岸を見ればアケビが実を割って、食べてくださいとアピールしている。


ミツバアケビ


アケビの傍からシジュウガラが餌を咥えて飛び出した。


まだ雛の時期ではない
餌を咥えたまま、何故飛び立ったのだろう


今日の主題
絶滅危惧種Ⅱ類のオニバスが花を咲かせている。




葉にはとげがある



見る時期は、1日中咲いているが午前中が良い


オニバスの葉と葉の間をヌートリアが泳いでいる。


今では害獣であるがこの個体は人を恐れない
猛烈に増えている


オニバスは広島県では福山の3つの池で見られるのであるが昨年
たくさん咲いた、この池の下方の池には葉も花も見られない。
絶滅危惧種でも1年影、形も見せない年はあるらしい。
よって福山のオニバスはまだ健在である。