多くの皆様からおちを要求され、オチオチ眠れないので明日の予定を変更しました。
続きをどうぞ。
青サギ君のはじめの計画はゴール寸前でウサギさんに眠るよう指示する予定であった。
500mも手前で眠られては大変。大急ぎで飛んできた。
そして最初は優しく起こしたが起きないのでくちばしでつつく、足で蹴るのし放題。
ウサギさんは疲れてもう動けない。悔しい!
眼を真っ赤にして涙をいっぱい流していた。
どうもこの時からウサギの目が赤くなったらしい。
青サギ君はあきらめて次の金儲けの行動に移った。
石州銀山街道を通る両替商にウサギが絶対負けるから賭けなさい、良く眠っているでしょうと勧める。
又瀬戸内を通る唐、天竺の貿易商にウサギさんが負ける。亀さんが勝つから賭けなさい、絶対に儲かるよと強引に賭けさせた。
その頃になり、かけっこのルールに多少に違反した亀さんが走ってきた。川は砂がいっぱいで泳げないから、1歩、2歩、3歩、砂道を10歩、10歩、歩いて首を振る。首を振りながら、
「あれ、ウサギさんどうしたの!その傷、眼も赤い」
「もう走れない、サギにやられて棄権しょうかと考えていたんだ」
人のよい亀さん
「おんぶしていくから背中に乗って!」
ウサギさんを背中に背負い、遅めの歩きに変わったが前に進む。
五番砂留のそばを通り、1番大きい六番砂留を眺め、
堂々公園を横目で見てぬけた。
ゴールの淀が池が見えてきた。
亀さんはゴールへ入るのをどうするか悩んだ。
自分が先か、同時に入るか。傷ついたウサギさんを勝たせるか。
結局、亀さんはウサギさんを背負ったままゴールした。
この結果は最初に青サギが考えた計画だった。
掛け金はウサギさんか、亀さんか、どちらが勝つかで賭けているから同着を賭けた人はいない。
青サギは同着だから掛け金は全て胴元が頂くとお金や財宝を持って飛び立とうとしたので賭けた人達ともみ合いになった。
その騒ぎを向かいの山で見ていた青鬼の権がジャンプして降りてきた。
「こらサギお前はとんでもない野郎だ、殺してやる、詐欺師」と怒鳴った。
寝ていた赤鬼の八はびっくり!自分の縄張りの八丈岩の入り口で権が暴れている。
これは放っておけない、権は短気だから何をするか分からない。
やおら起き出して権に近づき「ここは俺の縄張りだ。わしに任せ」と割ってはいった。
権はしぶしぶ引いた。
赤鬼の八は青サギ君に「馬鹿なことをしたな、皆に謝れ、そして掛け金や財宝は皆に返せ」
「お前はまだ青いからこんな事をしたが今後はしてはいけないよ」と
さとし淀が池からは所払いとした。
青サギ君は青くなって逃げていった。
それからというものこの淀が池にだけはサギが来なくなった。
続きをどうぞ。
青サギ君のはじめの計画はゴール寸前でウサギさんに眠るよう指示する予定であった。
500mも手前で眠られては大変。大急ぎで飛んできた。
そして最初は優しく起こしたが起きないのでくちばしでつつく、足で蹴るのし放題。
ウサギさんは疲れてもう動けない。悔しい!
眼を真っ赤にして涙をいっぱい流していた。
どうもこの時からウサギの目が赤くなったらしい。
青サギ君はあきらめて次の金儲けの行動に移った。
石州銀山街道を通る両替商にウサギが絶対負けるから賭けなさい、良く眠っているでしょうと勧める。
又瀬戸内を通る唐、天竺の貿易商にウサギさんが負ける。亀さんが勝つから賭けなさい、絶対に儲かるよと強引に賭けさせた。
その頃になり、かけっこのルールに多少に違反した亀さんが走ってきた。川は砂がいっぱいで泳げないから、1歩、2歩、3歩、砂道を10歩、10歩、歩いて首を振る。首を振りながら、
「あれ、ウサギさんどうしたの!その傷、眼も赤い」
「もう走れない、サギにやられて棄権しょうかと考えていたんだ」
人のよい亀さん
「おんぶしていくから背中に乗って!」
ウサギさんを背中に背負い、遅めの歩きに変わったが前に進む。
五番砂留のそばを通り、1番大きい六番砂留を眺め、
堂々公園を横目で見てぬけた。
ゴールの淀が池が見えてきた。
亀さんはゴールへ入るのをどうするか悩んだ。
自分が先か、同時に入るか。傷ついたウサギさんを勝たせるか。
結局、亀さんはウサギさんを背負ったままゴールした。
この結果は最初に青サギが考えた計画だった。
掛け金はウサギさんか、亀さんか、どちらが勝つかで賭けているから同着を賭けた人はいない。
青サギは同着だから掛け金は全て胴元が頂くとお金や財宝を持って飛び立とうとしたので賭けた人達ともみ合いになった。
その騒ぎを向かいの山で見ていた青鬼の権がジャンプして降りてきた。
「こらサギお前はとんでもない野郎だ、殺してやる、詐欺師」と怒鳴った。
寝ていた赤鬼の八はびっくり!自分の縄張りの八丈岩の入り口で権が暴れている。
これは放っておけない、権は短気だから何をするか分からない。
やおら起き出して権に近づき「ここは俺の縄張りだ。わしに任せ」と割ってはいった。
権はしぶしぶ引いた。
赤鬼の八は青サギ君に「馬鹿なことをしたな、皆に謝れ、そして掛け金や財宝は皆に返せ」
「お前はまだ青いからこんな事をしたが今後はしてはいけないよ」と
さとし淀が池からは所払いとした。
青サギ君は青くなって逃げていった。
それからというものこの淀が池にだけはサギが来なくなった。