自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

サクラとホタル

2009-03-12 16:47:40 | Weblog
 サクラの開花予想が目立ちだしたが、3月12日は予想通り寒かった。
さて、そのソメイヨシノ桜の開花だが面白い予想をする気象予報士がいる。
 満月・新月に咲き始める、大安の日が咲き始めの日、2月の平均気温で決まるとか
気象予報のデータを使うのであろうが5月3日雨予想、10月10日晴れ予想などと同じ突出したデータをカラスの勝手で使う。
それを面白くしやべる人が人気がある。
 元に戻るがホタルの研究家の中にはソメイヨシノが咲き始めて
60日(2ケ月)後源氏ボタルが飛び始めると言う。
事実、堂々川の昨年はどんぴしゃりの当たりであった。
そういうわけで桜の開花が気になっている。
関係ないけれどこの桜は咲き始めた。




この桃は4月まで咲きそうにない
ジョウビタキは「チエ・チエ」と不満げに鳴く


日本は広い、データがそのまま通用するとは思えない。
そこで学者の先生はツバキを飛ばして議論するわけだが
椿でも派手に咲くのもあれば、うつむき加減に日陰で咲くのもある。









しかし川の中でホタルの幼虫は


餌を探しているホタルの幼虫がいる

砂に潜って夜を待つ幼虫もいる


このホタルの幼虫は4月に桜が満開になり散り始めて
すぐに降る雨の夜から雨ごとに、3週間近く、光りながら上陸を始める。
その前に腹が減っては戦は出来ぬと餌を食べる。


カワニナをひっくり返して食べようとしている

隣のカワニナにあっという間に噛みつき貝の口の中に頭を突っ込む


この画像1番上の幼虫のそばにカワニナを採取して周りにばらまいた。
それから10分後
(ハイこの場面はやらせに近いです)

時期が来ればホタルは川岸を登り、土の中にもぐってさなぎになる。
そして約3週間後にホタルは光り出す。
なんでツバキを飛ばして議論したことか。
光り出すのは毎年ほぼ同じころで5日も違ってはいない。

又花と気象の関係だが
白モクレンが今年も咲き始めた。少し早い気がするが!



このモクレンが満開になると霜が降って花が白から茶色にかわる。
当たるも八卦当たらぬも八卦
白モクレンが満開になったら霜が降る。
ここ10年で3回だけ当たっていないから気象予報士さん
7割の確率のこのデーターは使えますよ。