自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

今年のホタル

2017-02-12 17:07:28 | Weblog
毎年寒いときに川へ入り生き物の調査をしている。
2月8日天気予報は冬型、寒くて雨か雪と予報

ここ数年当たるも八卦のカマキリの卵のある高さで雪の積雪予想を
していたが当たらないような気がしてやめている。
それが2月8日雨の確率の高い雲が出たのでカメラを構えた。
カマキリの卵それも地上3mも越えている。
この暖かいのに雪が多いとはあてにしないで放置した。





それが鳥取や広島県北部は30年ぶりとか!
カマキリさん信用しなくてすみません!

堂々川では川津桜の蕾はまだ色ずいただけ、咲くのは先のよう。


10月櫻が数輪咲いている。


先日から堂々川に入り生き物調査をしている。
広島県準絶滅危惧種のニホンアカガエルの卵の確認
毎年2月初旬に卵を産む。


オスがメスの来るのを待つ


メスがやってくると交尾して産卵





例年とほぼ同じ数。卵塊が50を超えているから300前後

長く水の中にいると長靴という文明の利器でも足先が冷たくなる。



一昨年の工事ミスからセメントが流れ出した問題以来姿を消していた
ヘビトンボの幼虫も1匹見つかった。

調査目的のホタルの幼虫は今回も見つからなかった。

福山市の100周年記念事業
次の100年に伝えたい、残したい福山の誇り



福山市から福の山百選 部門「宝」堂々川のホタルの
認定証はいただいたが
会員の年齢は高くなってくる。ホタルは少ない。


対岸から見る堂々川はちっとも変わらないのに

捨てられるごみは減ったのに



どうすりゃいいのか!
又ホタルを蘇らせるために10年前ビオトープを作ったが同じことを
しないといけないのか。
それともどこかの団体のようにホタルの幼虫を
1匹400円出して購入するか?

ホタルと環境のコンサルをしているのにどうするか悩んでいる。