自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

神辺の太陽柱

2017-12-15 20:02:57 | Weblog
12月12日太陽が醸し出す自然の芸術が現れた。
16時54分神辺駅を発車した府中行の電車が高屋川を渡る。


太陽柱(サンピラー)が現れるような予感の雲


現れる確率がほぼ間違いないと確信して堂々川の堤防へ車を走らせる。
約6分、着くとすぐに炎が上がり始めた。







時計を見るのは忘れたが最大に達した炎





消え始めるのも早い。
初めから終わりまでの流れをカメラに収めたのは初めてである。

今年の御領山は古墳ブームらしく訪れる個人、団体は多く
この日は広島県三原市と竹原市から団体客が来られ
私にもガイドの依頼が来た。当然ボランテァ。

竹原市の場合、堂々川ホタル同好会とのかかわりは深い。
広島県景観会議の地域ボランテァ景観賞を竹原市が主催する年
(2009年)に5番砂留の風景と我々のごみ拾い・草刈り整備が認められ
確か第16回広島県景観会議最優秀賞をいただいた。

そして3年前ホタルについて学びたいと竹原市からバス1台の人数で
我が川へ、その後6月にはホタルの勉強会で当時の事務局長が
勉強会講師として招かれた。
昨年は御野公民館が竹原市を訪ね、今年は竹原市の方が来訪された。
菅茶山と頼山陽の江戸時代のつながりが現在につながっているのか?
いずれにしてもホタルというツールが結んだ中興の交流である。


公民館で記念撮影




堂々川から御領山の古墳巡りと
広島県で一番大きい神辺平野を山の上から見ていただいた。

もう一つ理屈をつけると
この山には江戸時代の筆記用具3点の岩がある。
硯岩、墨坪岩、筆置き岩
詳しくは別の機会で紹介できると思う。

太陽という自然が導いた不思議な縁である。