自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

夏は来ぬ

2018-05-21 22:01:48 | Weblog
卯の花のにおう垣根にと歌われた童謡
「堂々川のホタルはいつ飛ぶのか」と非通知設定で携帯電話が入る。
「えっと、福山」とかホタルの会報に電話番号が記載されているから
かかってきて当然であるが失礼とは思わぬ人であろう。


我が家のサクラウツギ
日中も夜もホトトギスの鳴き声は聞こえる


夏が来たのである。


子供の頃食べていた甘酸っぱいグミ
備後ではビイビイという


カッコウは「テッペンカケタカ」と鳴くがグミを食べてビイビイとは泣かない。
ホタルの飛ぶとか飛ばないの回答から!
堂々川のホタルは早ければ25日頃4番砂留川原で光るか?
今はまだお呼びでない。



ちなみに5月21日の広島県天然記念物「竹田ボタル」は


昨年より数において遅れているようだ


20日堂々川ホタル同好会はホタル見物の準備と
31日に彼岸花の里広島県トップを目指した目標応援のため
10時過ぎから近くの保育園児「こどもえんみどり」が球根500個を
植えてくれるのでその準備をした。


花の咲かないジャマアイリスを除去
抜いた球根は公民館へ寄付というか処分を依頼した

孔数500個


見物者の方のために草が伸びているところは草苅。



1番砂留付近

3番砂留川原には不法投棄防止啓蒙看板を取り付け


10時30分を過ぎると参加者の年齢を考えて作業を終了した。

10数人はここで解散。

今回からお手伝いに来ていただいた福山大学の准教授と学生さんと
堂々川、御領山の自然調査を行った。

今まででも数人の専門家の先生が来られたが
今回は多分、広島県南部最東部で初めてのカスミサンショウオを発見した。



午後からは代表と副会長は予定より遅れたところの草刈りをした。
ボランティア活動であり、世のため人の為と頑張ってみた。

少し言い過ぎであるがまちづくりと旗を振っている人たちの
応援が無かったのは寂しいが、行事がダブっていたのだろう。

ホシミスジという蝶も調子を合わせてひらひらと舞っていた。




堂々川で光るホタルのピークは6月10日頃
6月10日18時から同好会の総会を行う。
19時45分からホタルが光りだすからホタルを見るためには
総会での質問を諦めてもらう意味も含まれている。