自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

令和の彼岸

2019-10-05 11:28:35 | Weblog
前回9月26日にブログを立ち上げたが又も長らくのご無沙汰でした。
尾道の作家が・・・花の命は短くて・・・と書いているが1週間が過ぎれば
蕾は満開になり、頭が白くなって、ある花は幽霊に似てくる。
彼岸花が地域によって500種の名前があるのが頷ける。
 堂々川の彼岸花もいろいろな課題を残して令和元年の終わりを迎えている。
2008年から不法投棄撲滅を目指して植栽をはじめ11年、
途中から小学生たちに手伝ってもらい観光地に変えることができた。
今年来訪者の数は昨年比1000人ぐらい減ったが花の数は2万分は増えただろう。

綺麗な彼岸花が咲いた堂々川を見てもらう。
花が咲く上流堂々公園と6番砂留


道路から見る


10月1日、堂々公園へ向かう小学生100人





ただ彼岸花を見て赤色が咲いているのが綺麗という人。
多くの色、特に赤と白のコントラストが良いという人さまざまである。
読者はどちら!


5番砂留川原


多くのカメラマンは蝶が吸蜜の為花に群がるのを好む。
意識しないのだろうが花を300本は折っただろう。
おられた花は公共団体の受付に差し上げた。
今広島県いや中国地方トップの彼岸花の里になるためには
カメラマンのマナーの悪さには目をつむいでPR効果を狙った。
日本一と言われる埼玉県巾着田では入場の際カメラを持って入れない。
そんな規制はかけたくないが!

堂々川NO1の景観を持つ鳶ケ迫谷
ここでもカメラマンに沢山の花を折られた


黄色やオレンジ色が目立つ


この場が残念なのは数年前まで、葛が繁茂しており、見た目にはただの斜面だが
葛の根は美味しい葛のでんぷんを含んでおり猪がそれを狙って掘り上げる。

5番砂留川原の入り口には花色看板


10月4日現在 23種 後2種追加予定(10月下旬)



ダイヤモンドリリーが咲きだした



カマキリが花に隠れ虫を狙う


*蝶を追うより面白い

5番砂留の下方の斜面






1番砂留
堂々川の花見の入り口


堂々川でなぜ彼岸花を植えるか。
途中でも説明したが不法投棄が非常に多い場所。
これを防ぐために植え始めたのだが
この9月
ブロック破片、エアコン、麦酒缶80リットル10袋しかも2日続けて
やる人間には困ったものだ。
この跡処理だけでも5時間も費やされた。
当然警察にも届け出た。
暇がなければやってはいけない。
綺麗な陰には会の会長・副会長・1部会員の苦労がついて回っている。