自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

かれがきた

2019-11-06 20:39:56 | Weblog
当地では10月のお祭りシーズンは過ぎたが自然はまだまだ元気である。

ゲンノショウコが神輿草の別名通りみこしを作っている。


種子ができてそのてっぺんが分かれて神輿に見える。


今我が家周辺は10月桜が咲き、つわぶきが満開。


つわぶき

10月桜


フィジョアの実が熟してきて木から落ちている。


生食するが落下して数日経たないと甘くならない


秋真っ盛りのはずが


堂々公園の木々も赤・黄色を増してきた。


しかしあちこちで松の葉の茶色が目立つ。
堂々川沿い






砂留の傍



岡山県でも茶色の葉を見かけた。





堂々川周辺の山はアカマツ林でマツタケが良く生えていた。
しかし昭和の終わりごろから多くの松が枯れ、マツタケは超高級品に様変わりした。
夏から秋にかけて赤松(山地に多い)黒松(海辺に多い)は急に葉が茶褐色になる。
堂々川周辺は赤松(別名女松)がほとんどでマツノマダラカミキリムシが
松の枝に傷つけた場所からマツノザイセンチュウが入り込み木を枯らす。
カマキリとハリガネムシの関係のようにマツノザイセンチュウはカミキリムシの
中間宿主で松が傷ついたところから入り松の木の水分補給を邪魔するらしい。

平成のはじめには山へ殺虫剤をヘリコプターで散布していた。
しかし散布するところとしないところでは松の枯具合いは違ったが
最終的には山全体が茶褐色になった。

そして20数年経った今、松の根とマツタケ菌が一緒になってマツタケのシロ
を作る松に成長したのに葉の茶褐色が見え始めた。

女松に枯れが来た。
女に彼が出来てマツノザイセンチュウを受け入れたから枯れる。
期待したマツタケは多分無理だろう。

今の時代、山ヘリコプターから殺虫剤散布など許してはくれない。

話しは変わって
明日は神辺観光協会主催の史跡巡りが行われる。
堂々公園・国分寺・天別豊姫神社・簾塾・葛原・古墳の丘等をバスで
見学する。当然ガイドも各ポジションで待機、ガイドは観光協会の
試験合格ガイドが行う。
堂々川の砂留だけはバスの案内人が行う。
明日はお楽しみに!

実は堂々公園に彼岸花を咲かせるプレゼクトを組み、昨日時点では
約80本が蕾を持ち上げている。
つまり1か月遅れで彼岸花が見られるのである。




彼岸花科ダイアモンドリリーがお迎えをする。
実は昨日迄7本咲いていた赤系の花は全て誰かがお持ち帰りになっていた。
最近の堂々川はごみは捨てる、猫も捨てる。(現在4匹)
花は盗まれる。
まじめに努力している人たちをあざ笑うように!
枯れもそうだが困った世の中だ。