自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

砂留が作る芸術

2017-11-16 10:52:09 | Weblog
福山、神辺も世間一般と同じ寒くなり、紅葉が進んでいる。


1番砂留の西広場のもみじもあと数日で赤が映える

堂々川でロケーションNO.1の鳶が迫砂留入り口


世間ではほとんど知られていない堂々川の砂留の不思議
水が流れる石崖に注力するすると水と砂が作る芸術がたくさんある。

堂々川は周囲の山がすべて花崗岩で形成され、花崗岩が風化して真砂土になっている。
この真砂土が流れて土砂災害や芸術を作っている。
ちなみに水が流れている部分の砂留の色は黒いがこれは黒雲母がこびりついているからだ。

砂留を構成している石(花崗岩)が削り取られていたり、穴が開いている。

6番砂留周辺から見てみる。


最近森林組合が山の下草を刈り、何かを作ろうとしている

西から6番砂留を見る


水と砂が作った芸術を見るためにその場へ行く道の草を刈った。
危険であるから注意が必要




1700年代初めに作られたと推測する基礎部


そのすぐ上の1800年代に嵩上げされた部分に


砂留の中を通って来た水


この水が芸術を作る。
続いて5番砂留






会の副会長たちが危険を冒して砂留の草を取る。
(安全具を買ったが使えず、今予算を捻出中・クラウドファンディングを使うか)
怪我がなかったからほっとしている!



奇麗になった5番砂留



一番上、堰堤最高部から見て石が削られているのがわかる。
もったいぶって写真を載せたが案外このことを知らない学者や
砂防関係者が多い。

いずれにしても5、6番砂留付近を整備したから写真愛好家は撮るチャンスが来た。
もう少し、時間が経過すると河川ののり面の草を刈る。
まだまだきれいになる。
堂々川四季の美の冬の部が始まるが草刈り作業者がいない。
会に入会してくださる方募集中。
会員特典は11月26日ジビエ料理で慰労会をすることにしている。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
堂々川の砂留 (mcnj)
2017-11-16 13:17:25
こんにちは。

これだけ綺麗になると、やった甲斐がありますね。
大違いです。

それにしても、重機がなかった時代に、これだけのものを、作った先人たちは、立派なものです。
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 (和三郎)
2017-11-16 13:37:30
>石が削られているのがわかる

 子供でも想像がつきそうなことですが!
返信する
お役にたちたい (uke-en)
2017-11-16 16:12:10
草刈り機は使えないし、体力はないし、チャチャ
をいれることで、皆さんを和ませることに徹した
いと思っています。
和んでくださってるかなぁ。(^^ゞ
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Unknown (jugon)
2017-11-20 19:34:22
自然を尋ねる人さん、こんばんは。

先日はありがとうございました。
お疲れは出ていませんか?

綺麗になった砂留の景観が長く保たれるといいですね。
でも、こんな場所の草刈りは危ないですから、もっと敏捷な若い方にお願いできるといいのにと思います。
お城の石垣とかこういった砂留など、昔の人のなさったことには感心しますね。
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