「古都逍遥 京都・奈良編」「花の詩」「日常のこと」や花や風景写真

 京都・奈良を中心に古刹・名刹や「花の詩」等の紹介。花や風景写真、オリジナルの詩、カラオケ歌唱など掲載しています。

*旅の終わりに  冠二郎 *歌:Yama

2022年08月08日 22時04分10秒 | 歌のアルバム

8月4日にアップした渡哲也の「ひとり」をテープに吹き込んでから、40年余りたった昨年12月カラオケハウスで吹き込んだものです。
綾小路きみまろではありませんが「あれから40年」も経つと声の張りも伸びも、響きも失ってしまいました。ボイストレーニングとして歌ったのですが、久しぶりに握ったマイク、楽しく歌うことができました。
 この「旅の終わり」を初めて聴いたのは、福島支社から京都支社へ転勤となった送別会で女子社員が歌ってくれた歌です。
転勤族の切なさを歌ってくれたようで泣けてしまった想い出があります。そしてこの歌が、カラオケへのめり込んだ動機ともなりました。
いささか恥じ入る歌唱ですがお許し下さい。

*旅の終わりに  冠二郎 *歌:Yama

流れ流れて さすらう旅は
きょうは函館 あしたは釧路
希望も恋も 忘れた俺の
肩につめたい 夜の雨

春にそむいて 世間にすねて
ひとり行くのも 男のこころ
誰にわかって ほしくはないが
なぜかさみしい 秋もある

旅の終りに みつけた夢は
北の港の ちいさな酒場
暗い灯影に 肩寄せあって
歌う故郷の 子守唄


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久しぶりに

2022年08月08日 18時31分19秒 | 日常のこと&写真

 余りの暑さに、好きな写真を撮りに出かけることもしないので、これまでに撮ったものを少し。

             滋賀県箱館山の百合園




            大阪舞洲の百合園









            大阪鶴見緑地公園にて






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「紫式部とイワシ」

2022年08月08日 00時05分19秒 | いつも今が始まり(生き方論)

残暑お見舞い申し上げます。
暑い日が続き好きな写真撮影にも気がそがれてしまい、併せて綴り方も無精になって、せっかくお訪ね頂いたのに申し訳ありません。
ブログには上げていない、過去に新聞に綴ったものが続いております。
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ちょっと一服雑学の玉手箱

「紫式部とイワシ」
 平安時代の貴族たちは、強飯(こわいい)、魚介類、野菜などに塩や味噌などの調味料をつけて食べていたという。この当時はまだ調理の中で味付けをするという習慣がなかったようで、塩や味噌が唯一の調味料だったようだ。それと食材を自然発酵させて酸味をつけたものもあったようで、魚などを発酵させた食べ方があった。
 身分制度が厳しかった時代、貴族が容易に口にしなかったものの一つに「イワシ(鰯)」がある。一般的に食べられていたのは、鯉、鮎、鮒などの川魚で、海から捕れるイワシは貴族の口にすることは稀だったようだ。イワシから来る言葉の響きが「いやしい」に通じるというのが下品な魚と言われていたらしい。
 だがこの時代、キャリアレディーとして個性的に生きていた紫式部は、イワシがたまらなく好きだったようで、夫(藤原宣孝)が外出中にこっそり食べていた、ところが夫に見つかり咎められてしまったが、歌に詠んで反論したと伝えられている。
「日の本に はやらせ給ふ 石清水 まゐらぬ人は あらじと思ふ」(日本人なら石清水八幡宮に参らない人がいないように、イワシを食べない人はありますまい)。
 平安貴族は、消化が悪く、栄養の偏った食事をしていた上に室内に閉じ篭った生活が中心であったためか栄養失調や皮膚病、結核などに冒され早死にする人が多かったようで、世界初の長編小説「源氏物語」を書き上げた紫式部は、好んだイワシに含まれるDHA効果があったのかも知れない。
(出典:「信長の朝ごはん 龍馬のお弁当」毎日新聞社刊))

 

いのちの歌 - 竹内まりや


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