8月4日にアップした渡哲也の「ひとり」をテープに吹き込んでから、40年余りたった昨年12月カラオケハウスで吹き込んだものです。
綾小路きみまろではありませんが「あれから40年」も経つと声の張りも伸びも、響きも失ってしまいました。ボイストレーニングとして歌ったのですが、久しぶりに握ったマイク、楽しく歌うことができました。
この「旅の終わり」を初めて聴いたのは、福島支社から京都支社へ転勤となった送別会で女子社員が歌ってくれた歌です。
転勤族の切なさを歌ってくれたようで泣けてしまった想い出があります。そしてこの歌が、カラオケへのめり込んだ動機ともなりました。
いささか恥じ入る歌唱ですがお許し下さい。
*旅の終わりに 冠二郎 *歌:Yama
流れ流れて さすらう旅は
きょうは函館 あしたは釧路
希望も恋も 忘れた俺の
肩につめたい 夜の雨
春にそむいて 世間にすねて
ひとり行くのも 男のこころ
誰にわかって ほしくはないが
なぜかさみしい 秋もある
旅の終りに みつけた夢は
北の港の ちいさな酒場
暗い灯影に 肩寄せあって
歌う故郷の 子守唄