原稿作業から解放されたひと時、運動不足もあることからウォーキングを兼ねて市民の森へ。
この公園続きに「交野天神社」というのがあり、継体天皇即位の地として歴史に刻まれている。毎年、この由緒ある神社の春祭りで奉納太鼓を叩いていたのだが、コロナ禍となり3年続きで中止となっている。来年は開催されるのだろけうか。
この周辺は閑静な住宅街が広がり、とても住みよい地域で京都府との府境にもなっている。
ブラブラと市民の森へ。
夜ともなれば秋の虫たちが美声を競い合って鳴いているのだが、日中はまだまだ暑い。しばらく歩くと汗ばんでくる。
市民の森は池泉回遊式となっていて北側は花畑、南側は子供たちのための遊園地が配置されている。
西側は紫陽花、東側は木花が多く睡蓮や菖蒲が広がっている。
ヒャクニチソウや小花が日差しの中咲いているが、今日は睡蓮や白鷺を狙ってみた。
カワセミも居るのだが短気な性分というかセッカチなので、ジッと待ち構えるというのに耐えきれない。そんな性格は釣り人には「多いよ」と言われるのだが、釣りも耐えられない。かといって辛抱強く練った計画どおりに歩を進めるという自分なので、本当の性格って何だろう? と思うことがある。セッカチで辛坊強い、そして諦めないなど、訳が分からない?!。
そんなことを思い巡らせながら睡蓮をフォーカスしていると、池の中ほどに水質浄化のための排水パイプを取り付けてある浮島に白鷺が降りようとしていた。
狙いを定めて注視していると、いったん降り立ったが何かに驚いて飛び上がった。降りようとしていたところに亀が二匹ニョッコリ顔を出したのだ。それに驚いたのだろう。気を落ち着けて再び降り立ち、亀さんに挨拶、仁義でも切るのだろうか首を伸ばして様子を伺っていた。この数コマ、面白いのでシッターを切った。
1時間ほどの気晴らしだったが、何日分もの気晴らしをしたように爽快だった。