焼津から 笠をかぶっている 霞んだ富士山が見れた
富士山が笠をかぶると天気が崩れて風が吹くというがこれを見に来たわけではない
話題の店に来たついでにアクアスをまわったら海の向こうに見えた
話題の店は市役所のまん前にあった「大陸食堂少年アジア」夢のある名前だ
ビルの1階コンクリートの打ちっぱなしの店で2人の男女が働いていた
ヒートテックのシャツの上にオリジナルTシャツを着た店主は笑顔で迎えてくれた
ブログを見てきたことを告げるために「シャツは温かいか」と聞いた これで伝わった
「今日は暖かいので シャツのおかげかどうかがわからない」と正直な答えだった
持ち帰りの客も多いようだが イートインで店の奥の席に着いた
奥さんだろうか 感じのいい女性がプーアル茶を運んできた
日替わり定食の蒸し豚丼 それとナシゴレンを注文した
壁に人気メニューが掲示してあった 1位はシンガポール焼そばホッケンミー
お腹は満たされたが せっかく来たから それのミニも注文した
サラダは気配りかそれぞれ違うサラダにしてくれた 片方はアジアっぽく香辛料が強く辛かった
もう一方は日本人好みにしてあるのか いけた ナシゴレンもホッケンミーもおいしかった
蒸し豚は少し甘いタレがぴったり合って これも好みだった
アイスクリームにはシャーベット状のマンゴーと タピオカがついて見た目もきれいだった
たぶんそうだろうと思って店主に「アジアの旅をしたのか」尋ねた
的中した そのときの味と思いを自分の仕事にしたのだろう
不況の世の中で 自分の思いを実行できるのは幸せだし 成功の秘訣かもしれない
低姿勢で感じのいい夫婦(たぶん)が営む店 次回はチキンライスを食べてみたい