ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

映画 レボリューショナリー・ロード

2009-02-10 18:58:08 | 鑑賞

レボリューショナリー・ロードは主人公夫婦が住む郊外の住宅地
その二人の抱いた夢がかなうようなサクセスストーリーではない

その映画を面白くないと書いた 私が理解できないだけだと思うがとも書いた
そのときのブログ→ http://pub.ne.jp/yamamizu/?daily_id=20090206

 私のブログを見てメールをもらった その人は再度見たいという
やはり私に理解力が足りなかったかもしれない 
こういうメールを頂くと本当にうれしい ご本人の許可をもらって公開したくなった

夫は、社会に認められ、どんどん自分の道を見出していくのに、
果たせなかった夢を心の中にねじ込んで、
家事や育児に勤しまなければならない女性の焦燥感と
男と女の思いのすれ違いを描いた映画だったのではないでしょうか?
 
フランス行きは、彼女にとって人生をリセットするという意味があったように思います。
それが果たせなくなったとき、彼女の選択はあまりにむごい結果につながってしまいましたが・・・

何不自由ない暮らし(1950年代のアメリカの繁栄と小市民的幸福)の中で増幅する
”満たされない心”をリアルに切り取って見せたという意味ではおもしろい映画だと思いました


そう言えば一緒に見た妻は「そんなに悪い映画ではなかった」といっていたから
レオナルド・ディカプリオではなくケイト・ウィンスレットの立場で見ればよかったかなと思った
いつも尊敬しているSさん この人から言われるとなぜか素直に聞き入る私