ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

古の時代に学ぶ山と水

2012-08-21 22:48:04 | セミナー


安田喜憲さんは環境考古学の研究者
花粉の化石から地球上の砂漠もかって森だったことを発見する

以前見えられた時に数年後にゲリラ豪雨が局地的に降るといわれた
安田さんが語られたような大雨が最近は降るようになったので驚きだ

日本人は7世紀まだ山に豊富に木があるころにも植林をしていた
山が人を作るということを 古代から気づいていた民族だった

人間は20キロヘルツしか聞こえないが
森林からは130キロヘルツの高周波が出ている

動植物に広く分布する生理活性アミン、インドールアミン(セロトニン)
それがなくなるとウツ症状になるといわれている

森があり 里があり海の魚が育つ 人はその魚を食べたんぱく質を補う
山への信仰は水への信仰でもある

それが外国の市場原理主義に依存するようになり壊されてきた
大陸では動物からたんぱく質を摂取するためにヤギを飼い羊を飼う

その動物が草木を食べて木が育たなくハゲ山になった
エーゲ海の青い海は 海藻などない死んだ海

日本の緑色の海は山の色 生きている海だ
話の中に以前アップした畠山さんも出てきたそれは→ 森は海の恋人

土地を外国人が自由に買うことができるのは日本だけ
国を守ろうということがグローバル化されていない証拠

安田さんは川勝平太知事とは旧知の間柄 知事に任命され
富士山世界文化遺産静岡県学術委員会委員でもある

富士山世界遺産の話もあったが とにかく熱演だった
きょうの様子は明日の朝刊に載る予定と静新の記者から聞いた