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見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

鬼おどしとヤイカガシ

2014-02-04 20:27:41 | 民俗


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きのうが節分 毎年の豆まきも家ではやらなかった 昔の風習も無くなった
町の機関誌に載せるために 昔ながらの風習を守っている地区を訪ねた

節分の夕方に立てる鬼おどしと 軒下の壁にさす ヤイカガシ
イワシの頭を焼いて香の葉に包んである 匂いで鬼が来ないと言われている

鬼おどしはこんな高いところにビクをかけてあるのだから 
自分より大男がいるに違いないと 家に寄りつかないのだろう

鬼が来ないように願う民の知恵 こうすることで気持ちだけでも楽になる
病気も不幸も鬼 鬼は自分の気持ちで押さえることができるのかもしれない

理由は定かでないが昔から続く行事 なくなるのは寂しい気もする
来年は家でもわすれずにやろうかと言ったら 鬼が笑うだろうか