←鬼おどし
↓ ヤイカガシ
きのうが節分 毎年の豆まきも家ではやらなかった 昔の風習も無くなった
町の機関誌に載せるために 昔ながらの風習を守っている地区を訪ねた
節分の夕方に立てる鬼おどしと 軒下の壁にさす ヤイカガシ
イワシの頭を焼いて香の葉に包んである 匂いで鬼が来ないと言われている
鬼おどしはこんな高いところにビクをかけてあるのだから
自分より大男がいるに違いないと 家に寄りつかないのだろう
鬼が来ないように願う民の知恵 こうすることで気持ちだけでも楽になる
病気も不幸も鬼 鬼は自分の気持ちで押さえることができるのかもしれない
理由は定かでないが昔から続く行事 なくなるのは寂しい気もする
来年は家でもわすれずにやろうかと言ったら 鬼が笑うだろうか