観音様の縁日は ほぼ毎月あるらしい その縁日はお茶湯日といってだんご組合が特別にお茶団子を販売する
普段販売する白い団子も販売しているが この限定を求めてこの日に来る人も多い
とはいっても参道を団子を持つて歩くよりも下の団子組合で買えば楽かと企んだがあいにく茶団子は販売しない
中腹の茶店で購入してそのまま帰ってもよいがそれではご利益が薄いかと そこに預けてご本尊のお参りに向かう
本堂横では茶湯の接待もある そこにヒノキの葉と茶の木のセットもお布施だけでいただける
このセットも観音様の縁日だけの特別なもの 持ち帰り仏壇でも神棚にも供えることができるという
そこで私は考えた茶の木を香花や榊代わりに使えば 荒れた茶園の活性化になるのではと・・
それはともかく茶店で購入した茶団子をよそに配るための小分けの袋をもらうのを忘れた
駐車場を出てから思いついたので 下の組合で袋だけ貰いに寄った 疑うことなく気持ちよくいただけた
法多山の団子は普段のだんごと この縁日のお茶団子それに桜の季節のさくら団子だけかと思っていたが
販売しない秘密の団子があることを知った 今度はこれを求めて見よう
ちなみに縁日に参拝すれば千日分のご利益があるという 特に来月7月10日の縁日は四万六千日の功徳日
功徳日は江戸時代庶民の間で流行した観音信仰の千日詣の風習を拡大して定められたとされる
浅草の観音様 京都の清水寺 奈良東大寺の二月堂 大阪天王寺など7月10日がにぎわった
法多山でも江戸時代に功徳日を定めたことが記録されている など 少し勉強したでもすぐ忘れる私