旅行などに行く前に 電車の時刻や乗換えを調べます
以前は分厚い JR時刻表などで調べましたが 最近はネットが便利でよく利用します
「駅探」で調べてみました 金沢から輪島までを検索すると 飛行機使用となりました
金沢~小松空港~羽田空港第1ビル~羽田空港第2ビル~能登空港~輪島です
料金4万2070円 待ち時間を抜いても3時間かかります
一度東京まで行ってから輪島に行く こんなふうに利用する人がいるのでしょうか
このあいだも 近くまで行きましたが のと鉄道を利用しました かかる時間は同じでも 料金は3千円くらいです
調べるのは便利になりましたが 結果が正しいのかは自分の判断 過信は禁物です
働きながらも学ぶ 二宮金次郎像は薪を背負い本を読んでいます
模範となりように願って 小学校などには必ずありました
ところが 今はそうでもなくて 無い学校もあるようです
この姿を見たPTAが 虐待でも想像してしまうのでしょうか
それはともかく この像の薪はいろいろのものがあるようです
割ったマキのように大きなものを背負っているのもありますが
これは正しくないそうです 山に行ってそんなものは拾えません
像の制作段階での手抜きだそうです 小枝よりもマキのほうが簡単に作れるからです
また銅像やコンクリートの像などさまざまで 右足を前に出しているものや左足のもの 薪をおろして座っているものまであるそうです
形はさまざまでも 本を持つ手は左手か両手のものがほとんどです
ところが 右手で本を持つ像が掛川駅にあるとか聞きました まだ見たことはありませんがこれでは左ききになります
金次郎は後に尊徳となり 「経済のない道徳は寝言である 道徳のない経済は危険である」といったそうです
私のように経済力がないのに えらそうなことばかりいうのは寝言です また利益ばかり追求する某所の長は危険です
14日三春から日帰りできる距離だったが せっかくきたのだからと予定もないのに宿泊した
郡山駅前の安ホテルは値段相応の部屋と食事に満足もしないが不満もない
ビールも飲まずに食事を済ませた 満腹になってしまったが
焼き鳥屋でも行けば何か情報が入るかもしれないと思い一人で外に出た
黒服がうようよいる中をくぐり 目的の店までいったが 気が変わった
このホテルに似合うのはこれだと思い ローソンでドラフトワンと豆を買いホテルに戻った
情報が何もない 仕方がないから翌日は喜多方まで行き ラーメンでも食って帰ることにした
妻も私もそれほどラーメンが好きなわけではない インスタントが一番旨いと思っている
朝 駅に行くと電車は1時間後だった 暇つぶしに開成公園で満開の桜を見てから 喜多方に向かった
郡山から会津若松経由で1時間半 車窓から見る磐梯山の雄大な姿が左に見えたり右に行ったりした
喜多方の小さな町はラーメン屋がひしめいている 桜も満開だ
町中はマップを持った老若男女が右往左往している 行列の店もあったが
並ぶほど時間がない 並んでいない店「あべ食堂」に入った 席で待つと引っ切り無しに客が来た
テレビで三重の地震速報が流れた 今ごろは 三重にいるはずのIホリさんの奥さんにメールを入れた
返事がない 瓦礫にでも埋まっていなければいいがと思ったが すぐに忘れた
ラーメンはシンプルだった チャーシューは固かったが全部食べた 太麺は好みでないが全部食べた
スープは美味しかった 全部飲み干した 沈んだコショーが底に見えた ラーメンにも漬物が付く これも食べた
食べて店を出ると 店先に行列ができていた 何も知らずに入ったがこの店も人気店のようだ
一杯のラーメンを食べるだけに往復3時間の回り道だった 金はないが時間はある これが贅沢と言うもんだ
三春の滝桜を堪能して お昼ごはんを食べるのも忘れていた
写真を撮っているときは 夢中になり昼食を抜くことは良くあるが
妻がいるとそうもいかない 桜の咲く時期だけ臨時に作った売店で
厚揚げあぶらげ焼きとパックの焼きそばを店の奥で食べた 厚揚げ焼きは中にネギ味噌が入り絶品だった
おにぎりも注文すると それは隣の店で売っていてこの店ではなかった
あきらめてビールを飲んでいると 店のおばさんは親切に持参のおにぎりを 一つめぐんでくれた
何とやさしいことか 知らない町で親切にされると その町全員が善人に見える
町中を散策して 厚揚げ焼きを見つけた ほうろく焼きと言うらしい 桜色したソーメンも美味しそうだた
先ほど食べたばかりでさほど腹も減ってなかったが目が食べたがっている しかし一人で一人前は多い
店先で聞くと 二人で一人前注文でもいいというので 席に着いた
ここでも親切にソーメン汁は2人分用意してくれた 何と融通の聞く町だと感激した
ささいなことでも気配りが嬉しい 今度は福島県全員善人に見えてくるから不思議だ
山高の神代桜 根尾の薄墨桜 三春の滝桜を三大桜と言うらしい 今年それを全部見た
前日は叩き付けるような雨が降り 出かけるのは無理かと思った天気も 朝方に回復した
いまは18きっぷはない 新幹線を乗り継いだ 気持ちの切り替えが出来てないくらい早く着いた
梅 桃 桜 の三の春がいっぺんに来るという福島県三春町
郡山から磐越東線で三春駅に着く 駅には三分咲きと掲示してあった
そこからバスで20分ぐらいで滝桜に着いた
花を見ている間にも咲いていくような ぽかぽか陽気の良い天気だった
「人は誰でもココロに青空を 胸にいつでも 青い空 抱いてる」 谷本賢一郎さんの歌のように
澄み切った 青空がひろがった 帰りに見た駅の掲示は七分咲きに変わっていた