ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

金への切符

2012-07-26 17:28:07 | フォト日記

写真は静岡新聞より転載

村上幸史 吉田沙保里 橋本聖子が手に持つのは切符
オリンピックへの切符ではない 金メダルへの切符

大井川鉄道に五和(ごか)駅がある 五のわ 五輪 オリンピック
とこじつけて 金谷駅までの切符で金メダルと験担ぎだ

開会式前に行われた女子サッカーで早くも勝ち点を挙げた
他の選手もこれで気を良くして好成績が期待できる

この切符を100枚用意してオリンピックの選手に渡した
これで日本は100個の金メダルが取れることだろう

抜里の五輪さんはオリンピックとは関係ないいのかな


声明と長唄

2012-07-25 19:58:15 | 鑑賞


7/24 篝火コンサート声明と長唄の夕べ 
遊嫁さんの店 茶房遊の芝生広場であった

声明は犯行声明など主張を世間に発表する声明(せいめい)ではなく
(しょうみょう)と読み お寺の坊さんの唄声で梵唄(ぼんばい)とも言うらしい

教会のゴスペルかと思ったが それほど唄い叫ぶわけでもない
5人の僧侶の声明も私にはお経との違いがわからなかった

いつも葬儀や法事で後ろ姿の坊さんのお経を聞くが
ここでも正面は向かない 正面に鎮座するのは仏様だけなのだろう

事前に頂いた案内パンフは読めない字が多くてひらがなだけ読んだ
篝火と声明にはさすがにルビがふってあったので読めた

長唄三味線の杵屋佐吉も読めなかった有名な方らしいので
知らないことが恥じかと密かに辞書で調べた 臼杵の(きね)だった

歌舞伎鑑賞時には長唄が心地よくて睡魔に襲われることもあるが
その程度で 長唄三味線にはさほど関心がなかった しかし

野外で聞く和の音色は昼間の暑さを忘れ優雅で豊潤なひと時だった
入場の頃雨が降りそうになり心配した天気も回復して 

「鼠ぐるま」の軽快な音がした頃には雲間から5日目のお月さまがのぞいた
最後の曲「野路の月」を紹介するころには お月さんはまた隠れた

哀愁に満ちた 物悲しいような曲「野路の月」
3本目の缶ビールを開けようか迷ったが 結局開けた

曲が終わる前に空になった 時おり肌にあたるく風も心地よい 
「野路の月」を紹介する司会が「私の母木村梢が作詞した」といった

ということは娘さん それではお父さんは俳優の木村功
私は木村梢さんから頂いた書を持っていることを娘さんに伝えた

なんと娘さんは杵屋佐吉の奥さんだった
こんな些細なことでも知れば歌舞伎への興味も深まるのだ

音色に酔い 唄に酔い 缶ビールにも酔ったコンサートだった


柏餅

2012-07-24 18:12:08 | フォト日記


柏餅と言っても朴の木(ホウノキ)の葉で包んだもの
これが柏餅だと騙され続けてきた 家だけではなく地域全員

葉の香りが 子どものころは好きでなかったが 今は何ともない
その柏餅を 水車小屋でもらった

婆が作った きゅうりがいっぱい成りすぎて 処分に困った
近所でも作っているので もらってくれる家もない

それを水車小屋で もらってもらった そしたら
ちょうど作ったばかりだといって柏餅をくれたのだ

これをどこかにもって行きまたきゅうりに変わると困る
など考えることなく 喜んで食べた

先日は玉ねぎが かま揚げシラスと桜エビ などに変わった
もらうつもりはなかったのに これも家で食べた

水車小屋では客が持って来たものを 他の客にふるまう
そのためにいろいろ食べても支払い金額がない時もある

それに気を良くした客はまた何か持ってくる
それをふるまうのでまた別の客が気を良くして・・・とエンドレス


もろこしのから揚げ

2012-07-23 19:21:17 | フォト日記


7/22 前日と同じ 昼間はSLを撮るが気にいったものは撮れない
が夕方からは 居酒屋岡村のぼるで 前原賞の前祝い

この日は岡村社長直々のお出迎え 市長や吉本の芸人までかけつけ
私のために・・ではなくて 居酒屋をハシゴするイベントがあった

イベント参加者は各店で決められたものを食べ次の店に行く
ここでは写真の「もろこしのから揚げ」と飲み物が指定されていた

芸人はネットカメラで中継しながらの飲食 私もこえかけしたので
映っているかと後で確認したがわかるような感じではなかった

それよりも市長は酔っていたのか品格のなさをさらけ出していた
人間性があると思えば親しみも持てるが 中継では・・

普段寄る機会がない店を知るには良い企画だ
映画の予告編を見て本編を見るようなもの

岡村の翔太さんに「もろこしおいしいのでまた来たくなるよ」と伝え
この日もはしご酒はすることなく帰宅 「王女の男」に充分間に合った


愛京花

2012-07-22 14:08:56 | フォト日記


SLの撮影は待ち時間が長く一日何もすることができない
夕方から今月2度目の大衆演劇長谷川劇団をみた

地元の地名や店名を入れたアドリブが絶妙の武弥座長
写真はその奥さんで総座長の愛京花 「天城越え」を舞う

芝居「旅合羽」では鼻の頭を赤く塗り コミカルな役を演じた
それと同じ人とは思えない変わりようは役者魂が備わっている

この日も「大入り」で今月14回目というから人気の劇団だ
金谷の娯楽センターが廃業してからここ黒潮温泉に来る客も多い

その金谷の人は通ぶって ここで幅を利かせている
先日座ろうとしたら「人が来るから」といて2席確保したババアも金谷

この日他の席から座布団集めて 自分だけ3枚敷いて座った人もそう
数人の仲間がいるようだが すぐわかる 根性が顔に出ている

つり上がった目 鬼のような顔 優しさのかけらも感じられない
大衆演劇の役者は七変化しても 客の心までは変えれない

ちなみに職場で働くパートのばあさんも金谷の人
この人の座右の銘は「正直ものは馬鹿を見る」

そのてん 鉄道写真のカメラマンはマナーが良い
ビューポイントではお互いに譲り合って撮影する